まんまこと

図書館で時代物シリーズ。
次は畠中恵の「まんまことシリーズ」を読みました。



まんまこと、こいしり、こいわすれ、ときぐすり
まったなし、ひとめぼれ、かわたれどきの７冊です。

このシリーズで「町名主」の存在を知りました。
いや、名前は聞いたことあったけど
今まで読んできた時代物にはあまり登場しなかったんです。
池波正太郎の鬼平犯科帳、剣客商売、仕掛人藤枝梅安は
火付盗賊とか殺人とかの凶悪犯を扱うし
風野真知雄の耳袋秘帖も奉行所で殺人事件とか扱います。
可能性としては宮部みゆきの霊験お初ちゃんシリーズや
三島屋おちかちゃんシリーズ、ぼんくらシリーズなんだけど
もめ事を収めるのは長屋に一番近い存在の差配さんだったり
もしくは町の岡っ引きだったりで町名主は登場しないんですよね。

町名主のお仕事についてはこちらに分かりやすく書いてあります。
長屋の中で収まらないもめ事を最初に持ち込むお役所みたいな感じ。
夫婦喧嘩の仲裁なんかまでしなきゃならないんですが
いや、これがなかなか面白いお話でございましたっ。

テレビドラマにもなっているんですね。



どこまで描かれてるんだろう。
あ、最初の３冊までのようです。ふむふむ。

んで７冊まで読んだのですが、もしかして完結してないかも？
もうちょっと続きが読みたい気分です。
次が出てくれると嬉しいな♪