2009年6月14日
今日は朝の9時から地鎮祭だった。
地鎮祭には事前に施主が準備する品々がある。
神社から送られてきたファックスにはいろんなものが載っていて、もちろん日本語で書いてあるからわかるはずなのだが、これがよくわかんない。
たとえば用意する品の中に”竹4本”とというのがあったのだが、私はてっきり、竹はホームセンターで買ってくるものだとばかり思っていた。
ところが実際は、竹はちゃんと葉がついているものでなくてはならないとのこと。
そのためには、前日の遅い時間か、もしくは当日の朝、竹林から竹を切ってこなくてはならないのだそうだ。そうでないと、葉がみんな落ちてしまうのだとか。
そんなことを言われても、竹林をもっているわけでもないし・・・
神社に相談すると、普通はハウスメーカーが用意してくれるのだという。
がしかし、ハウスメーカーが勧めてきた地鎮祭を断ってしまったので、頼みにくい。
ちなみに、話が横道にそれるが、地鎮祭は絶対、家を建てる地元の由緒正しき神社にお願いするに限る。とても親切丁寧だし、良心的な値段だ。最近はいわゆる『地鎮祭屋』なるものがあって、そういう神社は地鎮祭だけをやっていて全国どこにでも出張してくれる。ところが値段は高いし、なによりもこういうところにたのむと、”神様が来ない”そうなのだ。それじゃあ、意味がない。
私は、佐倉の摩賀多神社にお願いして、玉串料は3万円だった。友人知人にも聞いてみたが、どこでもだいたい3万円程度だそうである。一方、ハウスメーカーが紹介した神社は、全て込みで6万5千円。本来施主が準備するお供えの品々も、全てよういしてくれるそうなのだが、それにしても高すぎる。その上、かなり遠方から出張してくるとのこと。
話を戻すと、竹は結局、土地を仲介してくれた不動産屋に頼んだ。
普段は百姓(と自分で言っている)をしていて、不動産屋を兼業している。
名前は”スズキヒロシ”で、会社名は”スズヒロ”。一応社長だが、社員はいない。
スズヒロに竹を持ってきて欲しいと頼むと、「いいよ」と即答。
「え?? もしかして竹林でも持ってるんですか?」とたずねると、
「いいや。持ってねぇよ。そこらで切ってくるんだ」とのこと。
そこら????
スズヒロいわく、東京ではありえない話だが、田舎では当たり前なんだそうだ。
「所有権? なに?」
「まあ、そんなものもあるかもしんねえけど、竹を切ってほめられた話ではなかろうが、しかられるようなことでもあるめえ」
とまあ、これがいなかの常識なのだとか。
私たちが購入した土地には、伐根のあとかとおもうほどの大きなあなぼこがいたるところにあるが、これは売主が山芋をほったあとだそうだ。
売主がまだ自分の土地だった場所を掘ったのだから、これは私たちが文句を言えた道理はない。
がしかし、スズヒロ曰く、「まだ家が建つまでは誰でも勝手に山芋をほっていくだろうなぁ」とのこと。それも、田舎では”当たり前”なのだとか。
本当なのだろうか? 千葉の田舎だけの話なんじゃないの?と思わなくもないが、
山芋を勝手に掘っても構わないが、せめてあの大きな穴は埋めておいてほしいものだ。
また話がそれてしまったが、スズヒロは地鎮祭が始まる時間になっても、まだこない。夫が電話すると「ああ、竹切ってたら、遅くなっちゃった。あと20分くらいでつくかな」との返事。
多忙なハウスメーカーの営業マンは、ムッとしている。
結局、20分遅れで地鎮祭を開始。
曇っていて寒かったが、雨は降らなかったので、よかった。
今日は朝の9時から地鎮祭だった。
地鎮祭には事前に施主が準備する品々がある。
神社から送られてきたファックスにはいろんなものが載っていて、もちろん日本語で書いてあるからわかるはずなのだが、これがよくわかんない。
たとえば用意する品の中に”竹4本”とというのがあったのだが、私はてっきり、竹はホームセンターで買ってくるものだとばかり思っていた。
ところが実際は、竹はちゃんと葉がついているものでなくてはならないとのこと。
そのためには、前日の遅い時間か、もしくは当日の朝、竹林から竹を切ってこなくてはならないのだそうだ。そうでないと、葉がみんな落ちてしまうのだとか。
そんなことを言われても、竹林をもっているわけでもないし・・・
神社に相談すると、普通はハウスメーカーが用意してくれるのだという。
がしかし、ハウスメーカーが勧めてきた地鎮祭を断ってしまったので、頼みにくい。
ちなみに、話が横道にそれるが、地鎮祭は絶対、家を建てる地元の由緒正しき神社にお願いするに限る。とても親切丁寧だし、良心的な値段だ。最近はいわゆる『地鎮祭屋』なるものがあって、そういう神社は地鎮祭だけをやっていて全国どこにでも出張してくれる。ところが値段は高いし、なによりもこういうところにたのむと、”神様が来ない”そうなのだ。それじゃあ、意味がない。
私は、佐倉の摩賀多神社にお願いして、玉串料は3万円だった。友人知人にも聞いてみたが、どこでもだいたい3万円程度だそうである。一方、ハウスメーカーが紹介した神社は、全て込みで6万5千円。本来施主が準備するお供えの品々も、全てよういしてくれるそうなのだが、それにしても高すぎる。その上、かなり遠方から出張してくるとのこと。
話を戻すと、竹は結局、土地を仲介してくれた不動産屋に頼んだ。
普段は百姓(と自分で言っている)をしていて、不動産屋を兼業している。
名前は”スズキヒロシ”で、会社名は”スズヒロ”。一応社長だが、社員はいない。
スズヒロに竹を持ってきて欲しいと頼むと、「いいよ」と即答。
「え?? もしかして竹林でも持ってるんですか?」とたずねると、
「いいや。持ってねぇよ。そこらで切ってくるんだ」とのこと。
そこら????
スズヒロいわく、東京ではありえない話だが、田舎では当たり前なんだそうだ。
「所有権? なに?」
「まあ、そんなものもあるかもしんねえけど、竹を切ってほめられた話ではなかろうが、しかられるようなことでもあるめえ」
とまあ、これがいなかの常識なのだとか。
私たちが購入した土地には、伐根のあとかとおもうほどの大きなあなぼこがいたるところにあるが、これは売主が山芋をほったあとだそうだ。
売主がまだ自分の土地だった場所を掘ったのだから、これは私たちが文句を言えた道理はない。
がしかし、スズヒロ曰く、「まだ家が建つまでは誰でも勝手に山芋をほっていくだろうなぁ」とのこと。それも、田舎では”当たり前”なのだとか。
本当なのだろうか? 千葉の田舎だけの話なんじゃないの?と思わなくもないが、
山芋を勝手に掘っても構わないが、せめてあの大きな穴は埋めておいてほしいものだ。
また話がそれてしまったが、スズヒロは地鎮祭が始まる時間になっても、まだこない。夫が電話すると「ああ、竹切ってたら、遅くなっちゃった。あと20分くらいでつくかな」との返事。
多忙なハウスメーカーの営業マンは、ムッとしている。
結局、20分遅れで地鎮祭を開始。
曇っていて寒かったが、雨は降らなかったので、よかった。