成田空港トカイナカ『夢の家日記』

成田空港から6キロ、多古町に1915坪の土地を手に入れた夫婦と犬一匹。夢の家、夢の暮らしの実現を目指す日々の日記

マレーシア旅行記 2031.11.23 8日目

2013-11-23 | 旅行
今日で、マレーシア旅行も終わりだ。
今夜遅く、夜10時50分の便で、成田に向けて出発する予定だ。

久々に来た、念願の海外旅行。

でも、いつも旅行の最後に思うのは、「日本はなんていい国なんだろう」ってこと。
外に出てみるからこそわかる、日本の良さだ。

日本のどこがそんなにいいって、並べ立てたらきりがない。

まず、食事が口に合うこと。
日本の食事は最高のものを常に追求していると思う。
フルーツ1つとったって、日本は糖度を追求しているからなんでも甘くておいしいけど、南国のフルーツはたいていそんなに甘くない。スイカだってメロンだって、日本の方が断然おいしい。

そればかりではない。様々な点で”かゆいところに手が届く”配慮がちりばめられている。
トイレにしても、海外では振り向いてようやく手が届くか届かないところにトイレットペーパーホルダーが
あったりする。シャワーも位置が固定されているから自分がシャワーを当てたい場所にピンポイントで当てるのは大変だ。

こうやって外から日本を見てみると、日本の経済はまだまだ復活できるチャンスはあると、私には思える。
これだけの配慮ができれば、それをサービスに生かせると思うから。

おっと、今日もまた話がそれてしまったっけ。

この旅行中、体調がすぐれなかったけど、今日もまた頭痛がしてしんどい。
しかも、私が予約ミスをしてしまい、朝食なしのプランにしてしまったので、朝は自分でどうにかしければならなのだが、そんな体力もないので、夫に買い出しに行ってもらった。

がしかし、ろくなものが売っていなかった。
まずそうな食パンと、何が入っているのかわからないカチカチの菓子パン。
結局、この菓子パンは後で食べたら餃子の具のようなものを甘くした、世にも奇妙な味だったので捨てた。

仕方ないので、着替えて外へと繰り出す。
夜はあんなに賑わっていたマラッカの町も、「兵どもが夢のあと」といった感じか



チャイナタウンも、ごらんのとおり。




そこそこ人が入っているカフェがあったので、そこで朝食をとった。
写真のメニューんは目玉焼きが載っていたのに、出てきたのはゆで卵。
しかもほぼ生だった。はやく日本に帰りたいな。そんで、おいしいものが食べたい。
本気でそう思っちゃったよ。

マレーシアの食事はおいしいって聞いて、期待してきただけにがっかり。
タイやベトナムの方がおいしいです。
しかも、マレーシアには和食の店がほとんどないのも残念でした

ホテルに戻り、薬を飲んで少し寝る。
チェックアウトは正午だというので、とても助かった。
ギリギリまで、ベッドでウダウダしたり、ベランダに出て本を読んだりして過ごす。

そして正午ギリギリにチェックアウト。
バイバイ。このホテルはベランダにお花もあって、ヨーロッパの家並みのようでしたわ。



5時にここを出発するまでの間、ホテルで荷物を預かってもらうことにした。
身軽になって、いざ出発。

まずは両替。
今日は昨日とは別のところに行ってみたが、やはり町の中心からは外れた場所だ。

マラッカの観光の中心からは外れた場所には、ショッピングモールが出来ていて、さらにもう一つ、新たにショッピングモールを建設中でした。




ショピングモールは見飽きたので、お金を下ろしてすぐにおさらば。

トライショーに乗ってみることにする。
これは、自転車の後ろに座席をつけた乗り物。



ちなみに、地球の歩き方は情報が古く、ここに載っている価格で交渉しても相手にされない。こんなに安い価格で交渉するのはトライショーの運転手さんにも大変失礼だろうと思う。トライショーは一か所にみんなたむろしていて、回るコースも決まっているし、価格もぼられたりはしないので、言われた価格で妥当ならそれで乗った方がお互いに気持ちよく乗れると思う。

だいたい、ぐるりと観光名所を回ってもらって50分くらいかあるのだが、40リンギット(日本円で1500円くらいかな)だった。

トライショーはみんな、コテコテにデコレーションしてある。
私たちが乗ったのはキティーちゃんだったけど、運転手さんはキティーちゃんは嫌いなんだとか。

それと、トライショーには大音量のスピーカーがついていて、みんな好きな音楽をガンガンかけている。オジさんたちは演歌を、若者たちはポップスといった感じで、好きな音楽で楽しく仕事しているというわけだ。

えーと、ここはどこだったっけな?たぶんイスラムの寺。
トライショーの観光コースは決まっているから、そこで降りて観光して、運転手さんが写真を撮ってくれることになっている。



でも、観光地はどうでもよかったな。トライショーに乗りたかっただけだから。
イスラムの寺以外にも、独立記念館とか、いろいろ見たけど、”見ました”というだけのことだったな


お昼もとっくに過ぎ、ちょっとはおなかも減ったので、昼食にする。
最後くらいはゆっくり優雅に食事したかったので、泊まっていたホテルのレストランへ。

ニョニャ料理のセットを頼んでみた。
こんなに豪勢!



料理の前で微笑む夫。



ただ、味の方はまあ、私の料理の方がうまいかな
もはや、マレーシアの料理にはあまり期待していなかったから、何とも思わなかったけど。

ゆっくりとくつろげたのはよかったな。

まだ時間が2時間ほどあったので、夫が会社に持っていくお土産を買うことにした。
写真を撮り忘れてしまったが、オランダ広場から橋を渡ってすぐの場所にあるお土産屋がおすすめだ。横の鶏飯屋とともに、人でごった返しているので、すぐにわかる。

この店は、ほぼ全ての食品に試食を出しているので味を確かめて買うことができるし、何といてっても安い。200~300円程度出せば、ちゃんとした土産が買える。先に土産を買ってしまったことを激しく後悔したことは言うまでもない

その後、昨日行ったマッサージ屋へゴー。
んー、混んでる。

30分も待ち、バックマッサージ(背中全体)を頼んだ。
女性だったけど、ものすごく力が強い。

でも、ものすごく効いた

なんというのか、息が楽にできるようになったというか、たくさん空気を吸い込めるようになったというか・・・。不調がぶっとび、快適になった。

タクシーでバス乗り場に行き、バスで空港へと向かう。
ちなみに、バスでマラッカに来たら、その日のうちに帰りのバスも買っておくべし。
バス乗り場は町からは遠いから。

ただし、チケットを売っているお姉さんの言うことは信用できない。
というのも、空港までは3時間かかると言われたのだが、実際は2時間もかからなかった。

それと、乗り場も何番線から乗るのかは、最後までしつこくいろんな人に確認しなくてはならない。結構適当なことを教えられるし、チケットに書いてあることはしばしば変更になるから。

バスに乗ったら、最初に到着する場所が空港だ。
ただバスが到着する場所は、どう見てもここが空港?という場所なので、間違えないように。
必ず、運転手に空港なのかどうか確認し、すぐに降りないといけない。
そうでないと、何もアナウンスなどしてくれないし、客を下ろしたらまたすぐに出発してしまうから、降り遅れてしまいかねない。

無事、空港に到着したところで、3000円分ほど余ったリンギットを使い果たすべく行動開始。

ただ、驚くことになんでも高すぎる! ただのチョコレートを練りこんだだけの菓子パンが300円もしてるよ! しかも普通に小さな菓子パンよ。成田空港だって、こんなに高くはありませんわ

JALのチェックインカウンターに行くと、私たちが手続しているにもかかわらず、日本人のオバさんが横から「エックスキューズミー」と、カタカナ読みで割り込んできて、そのあと言った言葉が「マ・ド・ギ・ワ」 それ、日本語なんですけどね

「だって、トイレに行きたくなったら困るでしょ」
オバさんは一生懸命、マレーシア人のスタッフに日本語で説明している・・・。
仕方なく、このマレーシア人スッフは日本人スタッフを呼び、彼女が対応。

ちょっと、私たちのチェックインはどうなるんじゃい?
どこに行っても、オバさんは大したもんだよ。
最初だけ英語でしゃべれば、後は日本語で大丈夫だと思っているところが信じられませんわ。

結局、満席なので希望にそれるかどうかはわからないと言われ、仕方なく引き下がるオバさんだったのでした。

旅の最後に吉本よりもおもしろい漫才?を見せてもらい、マレーシアを後にした。
バイバイ、マレーシア。ありがとね。いろいろあったけど、思い出深い旅でしたよ。






マレーシア旅行記 2013.11.22 7日目

2013-11-22 | 旅行
昨日まで、画像が一度にアプロードできなかったけど、今日はできました。
システムの障害だったのかな?

さて、今日はマレーシア旅行の7日目。
結構疲れてきてしまいました。
もう日本に帰りたいな、って半分思ってます。

やっぱり年には勝てないのかな。
10年位前ならば、毎日クタクタになるまで観光して、そのあと屋台や露店に行くのが楽しくて仕方なかったけど、今は違うな。

「ノーモア・露店」 だよ オバさんは

横道にそれたので、今朝の話から順番に。

朝10時のバスに乗るべく、9時前にはホテルを出発。



ありがとね、アングンブティックホテル。
安宿に毛が生えたようなホテルだったけど、文句はないよ。
だって、清潔だし料理はおいしいし、親切だし。
ただ、やっぱりこの年になるとホテル代をケチるよりは、高級ホテルでのんびりっていう方がいいかな。

年齢によって、旅のスタイルは変わっていくものだよね。
昔はバックパッカーみたいな旅が楽しかったけど、今は高級ホテルで優雅に過ごす方がいいな。そして、あんまりあちこち歩き回りたくはない。

というわけで、今回の旅は、いわゆる観光地にはあまり行かなかった。
ストロベリーファームだのバタフライファームだの紅茶園、寺・・・いろいろ名所はあったけど、別に行ったところで「行きました」っていうだけの話だからね。

昔、ベトナムを旅したとき、現地ツアーで一緒になったオーストラリア人の夫婦が「たびに来たら、風を感じるのよ」と言って、ただあちこちを散策していたのを思い出す。
私たちはまだ若かったから、その間いろんな名所旧跡をうろついていたけど。

でも今は、あの時のオーストラリア人夫婦の言っていたことがよくわかる年になった。
結局、旅の思い出としていつまでも残るのは、”風”だから。
その時の風のやわらかさ、匂い、その土地ならではの息吹きのようなもの・・・
そういったものしか、結局は残らない。

おっと、話を元に戻そうかな。
私たちはホテルを出て、TBS行きのバス乗り場まで、荷物をガラゴロさせながら20分もかけて歩いた。

そんで、私がトイレに行きたくなってしまい、そのせいでバスは行ってしまった。

あらら、どうしましょ


結局、次のバスを待っていたのでは間に合わないので、タクシーと交渉する。
25リンギットで行ってくれるということなので、タクシーでTBSへ。

これならば、ホテルの前からタクシーに乗ってしまえばよかった。
ケチは損だね
でも、根がケチだから仕方ないわ。

昨日も書いたけど、TBSバスステーションは、空港みたい




電光掲示板でバスの発車時刻を知らせてくれるんですわ



キャメロン高原からKLに向かうバスは冷凍庫のように寒かったので、私は防寒着をたくさんリュックに詰め込んで万全の体制を整えていたのだが、このバスは寒くなかった。

2時間弱で、マラッカに到着。


売店や、食堂が立ち並ぶ。


その中の一軒で、昼食をとったのだが、たいしておいしくなかったな。
でも、日本語勉強中のお兄ちゃんが、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「どういたしまして」など、知っている日本語をまるでオウムのように話している。

んー、これだな。私に足りないのは。
外国語を学ぶには、恥を捨てねば。

お兄ちゃんは、オランダ広場に行くには17番のバスに乗ればいいと教えてくれた。
これは助かったな。

バイバイ、お兄ちゃん。
「お気をつけて!」
おっと、こんな日本語も知ってたんかい、エラいぞ!

さて、今日のホテルはカサデルリオマラッカ。
5つ星ホテルなんだけど、地球の歩き方には載ってなかった。
最近、使えないよ。情報が古すぎるもん。物価なんかも歩き方の1.5倍にはなってるな。

ホテルに着くと、ウェルカムシャーベット。やたら甘ったるいけど、トロピカルな雰囲気には合ってるかな。




ホテルは、マラッカ川沿いに建つ。



ホテルの全体の造りはこんな感じ。
下に見えるのはプールではなく、ただ水をためているだけのもの。
プールにしてくれればいいのにな。



部屋はというと、まあ広い。せっかくだから、部屋でパチリ。



部屋の外のバルコニーも広々してて、シャングリラほどじゃないけど、くつろげるかな。
ただ難点は、向かいの廊下からの目線が若干気になること。

あと、このホテル、部屋は広いけど、造りが変わってる。
ベッドの奥の部屋窓の向こうはなんとバスタブだよ。そんで、その隣には何の仕切りもないトイレ。んー、これはイヤだな。



でも、広いしゴージャスだから許そう


まずはホテル屋上のプールへ。
私たち以外、誰もいない。

ここからは、マラッカ川を見下ろせる。




小一時間くらいプールでリラックスした後、町へと繰り出す。
といっても、マラッカの町の中心はほんのわずか。
そのわずかな場所に、車だろうが人だろうが露連だろうが、すべてがキチキチにあふれかえり、ごった返している。

もう、いるだけでストレスだよ
でも、白人の3人組のおねえちゃんたちは、ここで買ったと思われるサマードレスを着て、エンジョイしている様子。かなりの肉付きだが、まったく気にしていないみたい。

ボンレスハムのような二の腕を、「どうだ!」とばかりに露出し、ブラまではみ出してますわ。でも、そんなことは全然気にも留めず、さっそうと歩いている。

「ワタシ、人生楽しんでるの! それがなにか??」といった感じで、さっそうと歩く姿はもはや尊敬に値するよ。カッコいいね!

そうそう、この町では、不思議なことに町のはずれにしか両替所がない。
だから15分くらい歩いて両替に行った。

で、その途中で食べたのがこれ。



これ、本当に不思議なスイーツでした。
だって、トウモロコシまで入っているんだから。
最初は不思議感しかないなんだけど、だんだん慣れてくるとおいしく感じるのがまた不思議。

マラッカ川沿いにある大きな屋台でものすごい繁盛してるんだけど、もう二度と行かないな。
だって、川の水でテキトーに皿を洗ってるのを見てしまったから


夕方からは、楽しみにしていたマラッカ川のクリージング。



でも、これはやめとけばよかった。
なぜならば、臭い! 川の水が臭すぎるのよ

そればかりではない。船の中はとっても狭く、マナーの悪い子供連れの親は、靴を履いたままの子供の足がこっちに向かって何度ぶつかってきても平気な顔して注意もしないんだから。もちろん、誤りもしない。

それとね、ついでだから書いてしまうと、船に乗るだけなのに、最初に記念撮影をするの。たぶんこれを後で売りつけるんだろうけど。だから断ったら、「ユーハブノーチョイス」だと。これにはあったま来たよ、ホントに

クリージングの後は、週末に開かれるという露店へ。

売っているものはなかなか個性的でよかったんだけど、すごい人ごみで見る気がしない。
だって、前にも後にも進みようがないほどの混雑なんだから。

そうそうに切り上げ、足つぼに行く。
もう、マレーシアに来てから何度行っただろう。

マラッカは、マッサージ屋が少なくておどろいた。
ペナンもKLも、ひしめきあって客引きにやっきだったのに、ここでは客の方が待たされる始末。

でも、腕は最高でしたよ

その後は、客が結構入っている店で食事。
何食べたっけな。もう飽きたんだよね、正直。
だって、同じようなものばっかりだから。

ホテルに戻り、散策。
ライトアップされたホテルはとっても素敵だワン。



バーでは歌手の歌声が聞こえてくる。
しばらくすると、ダンシングクイーンがかかり、お客さんも立って、みんなで踊りはじめた。
楽しそうだな。こっちに行けばよかった。せっかくワンピースも着てるのにな






おやすみ。また明日。





マレーシア旅行記 2013.11.21 6日目

2013-11-21 | 旅行
画像、まとめてアップロードできなくなってしまいました。
なんでだろう?
シフトもコントロールキーも使えないし、個別にアップロードしようとしても、画像サイズが大きすぎるとかいうエラーが出てできないし・・・。
急にこんなことってあり?

結局、フリーソフトでリサイズしてから個別にアップロード。
げんなりですわん
私だけなのかな? それとも、ウンドウズ8.1のせい?

まあ、本題からそれてしまったので、今日はマレーシア旅行6日目の日記を書くとしましょう。

今朝は目覚まし時計よりも先に、”小皇帝”が廊下で「マ~マ~!!!!! マーマー!!!!」と叫ぶ大声で目覚める
勘弁してよね、本当に、今日は絶対に親の顔を見てやるんだから

朝食の場所は最上階。
安宿の割に、とっても素敵な場所です。



クアラルンプールの朝は、とっても気持ちがいい。
大都会だけれど、カラッとしていて涼しい。
日本の、ジトッとした夏とは全く違う。

で・・・
いましたよ、小皇帝とその両親が
一番いい席に陣取り、親はスマホに見入っていて、小皇帝は足をブラブラさせて食事を待っている。会話ってないのかしら? 親の顔はというと・・・、いたって普通でしたわ。

ここの朝食は、何種類かのメニューから選べる。
私はアメリカンブレクファースト、私はアングンブレクファーストというメニューを選びました。

で、最初に持ってきたのが飲み物の紅茶とジュース、そしてフルーツ。
これにはビックリ。
だって、フルーツって一番最後じゃないの?

でも、来たからには食べねば、虫に食べられてしまいますからね。
ハエはいなかったけど、ちっちゃな虫がほんの少しだけどいましたわ。

ちなみに、南国のフルーツは、たいていまずい。
露店で買ったものは結構おいしいんだけど、ホテルで出てくるようなバナナとかメロンとかスイカなんかは、全然甘くないのです。

日本は糖度何パーセントとか言って売っているけど、こっちは甘かろうが甘くなかろうが、気にしていない様子なのです

でも、ナシゴレンは本当においしかった。
お米はパラパラだし、味付けも最高!




夫も大満足でした。



おなかもいっぱいになったところで、今日も観光へと出発!
KLタワーを目指します。

”そびえたっている”ので、そこを目指してひたすら歩く。



でも、入り口がわかりずらくて、結局人に聞きながらヘトヘトになるまで歩き続け、
ようやくたどり着いたと思ったら、ダラダラとした坂道。
そして坂道を登りきると、トドメがの急な階段が

中年には辛すぎますわ

途中で中国人のオジさんがおしっこしちゃってるし、勘弁してよって感じ
もうちょっとだけ歩けばトイレがあるっていうのに。

タワーの中は、何階まで登るかによって、お値段が違います。
私たちはてっぺんまでは登らなかったけど、それでも十分、KLの町を堪能することができた。



ちなみに、この中の土産物屋さんなんだけど、なかなかセンスのいいものが売っています。
しかも、適正価格。
まあ、もっと安いところはあるけれど、ここはさほど高くはありません。
ただ、この後マラッカに行くのなら買わないほうがいいかな。
マラッカは、KLよりもさらに物価が安かったから。

さて、KLタワーにも登ったことだし、次はセントラルマーケットへ行ってみることにしました。お土産、買わなきゃいけない(義務!)んでね。

でもその前に、気になった店があったので、そこに引き返して腹ごしらえすることにする。
その店が、これ。



とってもローカルな感じの店で、実際、外国人観光客は一人もいませんでした。
昼前からこんなに混んでいるというのは期待できるんじゃないかと思って入ったのですが、注文の仕方がわからなくて、苦労してしまいました

この、牛肉のめんを頼んだんだけど、最初はライスヌードルではなく、ラーメンのような黄色い麺が出てきてしまい、身振り手振りで替えてもらいました。




おいしかったわん。
ごちそうさま




さて、ここがセントラルマーケットの入り口。
中ではいろんなお土産が売っています。
ここが一番よかったかな。



チャイナタウンは同じものでも価格がバラバラだから、交渉も面倒だし相場がわからないと買いにくい。でもここは、同じモノがまったくかけ離れた値段で売っていることもないので、買いやすいです。しかも、かわいいお土産がたくさん

ここで大量にチョコレートを買い込み、その他もろもろのお土産をgetして、翌日のバスのチケットを買うべく、長距離バスターミナルへと向かう。このバスターミナル、なんていう名前だったっけな? ブキットビンタンの駅の近くなんだけど。

で、結論から言うと、このバスターミナルではマラッカ行のチケットは買えなかった、ということ。

KLのバスターミナルはいくつかあって、行き先によって乗り場も売り場も違う。
結局、マラッカ行のチケットはここからバスで20分も行った場所にある、TBSという場所で買うことが判明。

ガーン

どうしましょう。
はやくしないと、午後の4時半には、ホタル観賞ツアーのお迎えが来てしまう。

たくさんのお土産を抱えながら、バスへと乗り込む。
んー、全然出発しない。

結局30分後に出発。
そして到着したTBSバスステーションはというと、まるで空港のように立派でした!
こんな感じで、チケットを買います。



でも、Eチケット用の入り口もあったくらいだから、来なくても買えるんじゃないかな?
時間がもったいなかった。

帰りはタクシー(クーポン制なので安心です!)に乗り、ホテル近くで降ろしてもらった。

4時半お迎えの、ホタル観賞ツアー間に合いました!

おっと、このツアー、日本で申し込んでは絶対にダメ!
高すぎます!
HISやウエンディーツアーで申し込むと、だいたい、1万2、3千円すると思うんだけど現地ではその半額くらいで済みます。コンビニでも売っているくらいだから、容易に申し込めます。

その際、知らなければならない単語はただ一つ「ファイヤーフライ(ホタル)」だけ。
これだえ知っていれば、鬼に金棒

それにしても、この旅行中は、体調が悪いです。
またしても頭痛。

ツアーは私たち二人だけだったのですが、まあ、ガイドのお兄ちゃんのサービス精神旺盛なこと。しゃべるわ、しゃべるわ。
しかも巻き舌で早口で、何言ってんだかさっぱりわからん。

頑張って聞き取ろうとすると、頭が余計に痛くなってしまうので、寝たふりを決め込む。
夫が頑張って相手しました。

途中、フレンドリーなサルがいる、という場所に立ち寄る。
まあ、私はどっちでもよかったんだけど・・・
ここでサルたちのエサを一袋買う(というか、仕方ないから買った)。

フレンドリーなのか、凶暴なのか・・・
ものは言いようだが・・・
サルたちはエサをめがけて突進してくる。
頭の上だろうがどこだろうが、飛び乗ってきて、結構怖い。



エサもなくなり、サルたちも満足し、ようやく”戦い”は終わった・・・



そしてようやく、ホタル観賞スポットへ。



この川のマングローブへと繰り出して観賞するのだが、その前に川っぺりのレストランで食事。

このカニはまあおいしかった。



他もおいしかったけど、もう飽きた。
だって、どこに行っても揚げ魚にチャーハン、とろみがかった野菜炒めばっかりなんだもん!
どれも油っぽくて、正直ウンザリ。

店内はこんな感じ。
外国人観光客ばかり。
まあ、ツアーでしか行かれない場所だから、そうなってしまうのだろう。





日もすっかり沈み、ライフジャケットを着て船に乗り込みレッツゴー



本当に美しかったのだが、残念ながら写真には撮れませんでした。

ツアーも終わり、またしてもガイドさんが車の中でしゃべりまくり、帰路へ。
郊外にも高層マンションがいっぱい建っているけど安いとか、軍人だった頃ソマリアとかに行ったとか、イスラム教の裁判所だとちょっとした盗みを働いただけで懲役10年とか、言ってたっけ。あんまり聞いてなかったけど。

ツアーの最後に、評価表を書いた。
んー、こうやって評価されるから、一生懸命しゃべっていたのね。
有難迷惑だったけど、仕方ない。生活かかってんだもんね。最高の評価にしておいたよ。

ありがと、お兄ちゃん。




部屋に戻り、寝ようと思ったけど、マンゴスチンを階に繰り出す。
昨日も買ったけど、ウマウマだったから。

マンゴスチンは、東南アジアに旅行に来た時にだけ食べられるごちそう。驚くほど安い。
ホテルののビュッフェではなかなか出てこないから、こうして露店で買うことになる。

マンゴスチンを食べて、おなかも満足したところで、長い一日は終わった。
お疲れ~! また明日。







2013.11.20 マレーシア旅行 5日目

2013-11-20 | 旅行
なんか今日になって急に、画像がアップロードできなくなってしまった。
何度もエラーが出てしまい、ようやくいくつか画像をップロードできた。
なんでかな? 昨日までちゃんとできたのに

さて、今日はマレーシア旅行5日目の日記。

キャメロンハイランドリゾートの食事は全てオイリーなものばかりなのだが、朝食もそうだった。しかも、高い料金を取っているというのに、ビュッフェじゃなかった。

パンだけはおいしかったが、他は最悪。
特に、1品だけマレーシア料理(といっても焼きそばだが)があったので頼んでみたら、
油ギトギトで味気はさっぱりなく、単に辛いだけだった。

朝食後、少し時間があったので、ホテルから歩いて行ける”町”に行ってみることにする。
タナ・ラタとは反対方向にひたすら歩いていくと、その”町”はある。

こんな感じの一本道をひたすら歩くだけ。



途中には、サイババの看板。



約15分か20分ほど歩くと、その町は現れる。
ケンタッキーもあって、朝からかなり賑わっている。





んー、昨日、タクシーの運転手さんが、「ここがキャメロンハイランドで一番大きな町だよ」と言っていたのだが、確かにタナ・ラタよりも大きな町だ。
なのになぜ、地球の歩き方にはタナ・ラタしか載っていないのかな?

私は市場でパンを買った。バスの中で食べようかな。



ちなみにこの町の中にはたくさんホテルがある。
高級ホテルではないけれど、キャメロンハイランドリゾートよりいいんじゃないかな?
予約しなくても取れそうな感じ。

ホテルに戻り、チェックアウトしてタクシーでタナ・ラタへ。
ここから、KL行きのバスに乗る。



このバス、ファーストクラス並にゆったりした座席だ。
と喜んでいたのもつかの間。
まるで冷凍庫の中のように寒い!!
あっちからもこっちからも、ガンガン冷房の寒風が吹きつけてくる。
私はユニクロの防寒着を着て震えていたのだったが、次第にトイレに行きたくなってしまった。

夫が運転手さんに言ってくれたのだが、なかなかトイレに入れるような場所はなく、結局ビュンビュン飛ばしてもらって、目的地のトイレに行ってもらった。

その間の長かったこと! 死ぬかと思ったよ。

外に出ると、気温は30度くらいか。
どうしてこんなに車内を寒くしているのか、私にはさっぱり理解できない。
本当に、冷蔵庫を通り越して冷凍庫だ。

ただ、席によっては寒風が吹きつけない場所もあるので、トイレ休憩後はそっちの席に移った。

ところで、このバス、11時に出発して3時にKLに着く予定なのだが、ランチ休憩というものがない。しかもバスには大きな文字で、「食事禁止!」と掲げられている。

くねくね道が続くため、吐く人がいるからかな?

でも、くねくね道が終わった頃、何やら食べている人もいたので、私たちも朝買ったパンとチョコレートを食べて飢えをしのいだ。

そしてようやく、バスはKLに到着。
クアラルンプールは大都会! 高層ビルだらけだ。



到着したはいいが、ここからが問題。
今日泊まるホテルは、アングンブティックホテルというところなのだが、あまり有名じゃない安宿なので、地図を見ても場所がいまひとつわからなかった。

で、タクシーで行ったのだが、ぼられた!
後から歩いてみたら5分かそこいらで歩ける場所だったのに、25リンギット(この料金なら20分くらい乗っていられる)だった。

まあ、わからなかったのだから仕方ないが、いい気持ちはしない。
商売は正直、誠実が基本だろうと思うのだが。
まあ、最近は日本でも偽装が流行っているくらいだから、よそ様の国のことは言えないが。

今日泊まるホテルがここ、アングンブティックホテル。
今まで高級ホテルばかり泊まったが、今日から2泊は安宿に毛が生えたようなホテル。
なぜかった? 帳尻合わせよ。庶民なんだから、高いホテルばかりには泊まれませんわ。



ただ、このホテルの立地はなかなかです!
夜の屋台も近いし、観光地のほとんどが歩いて行ける好立地!
しかも、狭いけど不潔じゃないし、スタッフは親切でフレンドリー。
決して悪くないです。
ホテルのエレベータは壊れていて、部屋の冷蔵庫も壊れていたけど、あまり腹も立ちませんでしたわ。なんてったって安いから。

部屋はこんな感じ。


もう部屋にベッドがあって、それで終わりって感じなくらい狭い。
ただこれは、私が1人部屋を間違って予約してしまい、そこに無理やり後から二人で泊まれるようにしてもらったせいもあるのかもしれないかな。

一休みして、チャイナタウンに行ってみる。



かなりのにぎわい。いろんなものが売っているけど、同じものでも店によって値段が違うので要注意。ここで一番安かったのは、ラストプライス、値引き交渉なし、と大きく書いてTシャツを売っていた店。1枚6リンギットでした。

途中で雨が降ってきてしまったので、近くのデパートのような場所に行ったが、地元の人相手のデパートなのか、とても安い。ただ、ほしいものはなかったな。

帰ってきて日も暮れたころ、今度はアロー通りの屋台へと繰り出す。
なかなかおいしかった。
しかも、野菜もたっぷり食べられて満足でした。
というのも、タイやベトナムと違い、マレーシアの料理って野菜が少ない。
意識してとるようにしないと、なかなかとれないのです。




これは揚げた魚。他でも何度か食べたが、ここのが一番おいしかった。




これは海の幸がたっぷり入ったおかゆ。とてもおいしかったです。



おなかもいっぱいになったので、ホテルに戻って眠る
ところが、しばらくして階段を駆け上りながら大きな声でわめく中国人の子供の声で目が覚めてしまった。

いつまで騒いでいるつもりなのか、廊下で大声を出して騒いでいる。
まったく、どういうしつけをしているのか、親の顔が見たいよ(翌朝、バッチリ見ました)

夫は、”小皇帝”だから仕方ないと言う。
中国では一人っ子政策が続いた結果、とってもわがままな子供が増えてしまい、そういう子たちを”小皇帝”と呼ぶのだそうな。

うるさくて眠れなかったけど、小一時間ほど我慢していたらようやく収まった。

おやすみ、小皇帝。
もううるさくしないでね

マレーシア旅行記 2013.11.19 4日目

2013-11-19 | 旅行
ついに今日で、シャングリラ3連泊が終わってしまう
朝食は、昨日アラカルトで失敗したので、ビュッフェへ。
おいしかったが、あまり食欲がない。

どうも、行きの飛行機でワインを飲んで気持ち悪くなってからずっと、体調がすぐれない。
まあ、毎日歩き回っているせいもあるのかも・・・

朝食後は、次の目的地、キャメロンハイランドに向けて出発

昨日頼んでおいたタクシーがやってきた。
助手席には小さな男の子が乗っている。

「この子はうちの子なんだ。
今日は学校が休みで母親が出かけているから面倒を見る人がいない。
だから連れてきた」とのこと。

男の子はとても人懐こくて、私たちに手を振ってくれている。
ははっ、楽しい旅になりそうだな

ところで、ペナン島はたくさんの高層リゾートマンションが建っているのだが、価格はワンフロアーで1億円くらいするらしい。海のすぐそばに建っているのだが、津波はこないのかな?

途中で2回ほど、トイレ休憩。ガソリンスタンドにはコンビニも併設されている。



タクシーの運転手さんの話によると、マレーシアでは小学生のころから英語と中国語を学ばせるそうだ。だからか、マレーシアではだれでもみんな、英語を話す。
運転手さん自慢の息子さんは、島の英語スピーチ大会で1番だったとのこと。
でも、教育にはお金がかかるんだと。それは、どの国も同じかな。

ただ、話を聞きながら、思ったな。
このままでは、日本は負けるって。
このままいくと、日本は中国ばかりかマレーシアやインドネシア、インドなど、他の新興国にも追い抜かれてしまうだろう。

いったいなぜ、私も含めてだが、日本人はあんなに英語を勉強しながら話すことができないのか?
もっと抜本的な教育改革が必要なんじゃないかな?
私が思うに、子供なんて知識をいくらだってスポンジのように吸収していく。
だから、どんどんスパルタ教育していったほうがいい!
子供のころからゆとりなんて、全然必要ないよ。

ただその時、もっと効果的な教育プログラムを考えるべきだと思う。
きちんと英語がしゃべれるようになり、自分の意見をしっかり言うことができ、様々な文化の違う人々の考え方を尊重すること。こうしたバランス感覚を備えた土台の上に、それぞれの能力に応じた専門教育をスパルタでやっていけばいいと思うのだが・・・。

おっと、これは旅日記だったっけ。
ヒートアップしてしまったな。
年を取ると次第に、自分にも愛国心というものがあったんだと気づかされる。
だって、この国に老後を託すしかないんだから、自然とそうなるものだよね。

くねくねと曲がりくねったイロハ坂のような道を通り抜け、ようやく2時にホテルに到着。
最後に4人で記念撮影をした。楽しいひと時をありがとうね



今日泊まるのは、キャメロンハイランドリゾート。ここらへんでは一番良いホテルだ。




室内は、こんな感じ。



せっかくだから、脚立を使って夫婦でパチリ。




ここはかなり標高が高いせいか、とても寒い。
いちごと紅茶の栽培が盛んで、いたるところにいちごのビニールハウスがあったっけ。

ホテルのレストランで遅めの昼食をとる。
しかし、このホテル、油っこい洋食メニューしかない。まいったよ。
しかも、ローテーブルなので、食べずらいことこの上なし。

フィッシュアンドチップスとチキンを頼んだのだが、どれにも山盛りのポテトフライがのっていて、オバさんはげんなりでしたよ



その後、タクシーを呼んでもらい、タナ・ラタという町の中心へ。
すぐそばなのだが、10リンギット。そう決まっているようだ。

それにしても、ペナンと比べると、本当にド田舎。
町の中心がこれ?って感じ。
でも、私はこの程度の開発レベルの方が好き。



ここで、明日のクアラルンプールまでのバスチケットを買う。
一人30リンギット(1000円程度)だったっけ。忘れてしまったな。

その後、土産物屋などを一通りうろついて、呼び込みをやっていたマッサージ屋へ。
えなりかずきに似たお兄ちゃんは、とても愛想がいい。
でも、ここのマッサージ屋はイマイチだったな。
力が弱すぎて、もんでいるのだか撫でているのだかわからないほど。

その後はおなかがすいていなかったのだが、ホテルで夕食を食べるのは絶対嫌だったので、
仕方なくカレー屋に入る。

このカレー屋は、地球の歩き方に載っていておいしいとのことだったが、そうでもなかった。
日本で食べるインドカレーの店のほうがよっぽどおいしい。



ちなみにこのホテル(キャメロンハイランドリゾート)だが、私は決してお勧めしない。
というのは、すべてが値段に見合っていないと思うからだ。

ペナン島のシャングリラは、高いけれど価格に見合った素晴らしいサービスと施設、広大で手入れの行き届いた庭があり、大満足だった。

でも、ここは違う。
夕飯は、二人で3万3千円だと。
こんなバカ高い夕飯を、どうして食べなければならないのか?
しかも、翌日の朝食もまた、油っこいメニューばかりで、しかもこれだけの値段をとっておきながら、ビュッフェじゃなかった!

風呂はというと、ウナギの寝床のように長いシャワールームがあるだけで、バスタブはない。
ベランダに出ると、隣のベランダが丸見え。最悪だった。

あと、文句ばかりになってしまうのだが、キャメロンハイランド自体、行く必要はないと思う。

私がなぜ行ったかというと、日本人会もあるほど、日本人がたくさん移住しているとのことで、さぞかし住みやすい場所なのだろうと思ったからだ。

でも、私は日本人には一人も会わなかったし、まあ、会ったにせよ何にせよ、たいしたことのない町だし、寒い。

というわけで、今日はこの辺で、お休みなさい



2013.11.18 マレーシア旅行記 3日目

2013-11-18 | 日記
もうマレーシアに来て3日が経ってしまった。
朝起きると、まずは大きなベランダに出て、鳥の声と波の音を聞く。
最高だ!

シャングリラの朝食は、ビュッフェかアラカルトか選ぶことができる。
昨日、ビュッフェに行ったので、今日はアラカルトの方のレストランへ行ってみることにした。

背中が大きくあいたドレスを着た、アジアの女性が姿勢を正してナイフとフォークを上品に使い、食事しているのが見える。

んー、こういうところに来たら、あんな風に食事しないといけないのかしらん?
背中には贅肉ひとつなく、鍛え上げています、といった感じ。
私もそうありたい、と常に思ってエクササイズもやってはいるのだが、一向に痩せないじのは年のせい??・・・

夫はせっかくだからとシェフスペシャルを、私は現地のものをと思い、マレースペシャルを頼む。

出てきたのは、夫のは普通のハムを炒めただけのものに飴色の玉ねぎがどっさり、私のは味の抜けたカレーだった。なんじゃこりゃ  
ビュッフェに行けばよかったと、ひたすら後悔。

気を取り直し、せっかく高級ホテルに泊まったのだから、とプールに行ってみる。
ここのプールは2か所あり、1か所はとても大きいのだが子供が多くて結構うるさい。
もう一か所は、奥まった場所にあり、少し小さめだが大人ばかりでのんびりとくつろげる。
私たちはもちろん、小さな方のプールへ行った。

こーんな素敵なプールでのんびり
これぞ、人生の楽園





夫は超ご機嫌!



私は優雅に読書。
読んでいるのは、稲森和夫さんの「燃える闘魂」ときたもんだ
頭上には、こんな珍客も。とってもかわいい歌をピーチゥパーチク歌ってくれています。



プールを出て、庭を散策しながら部屋に戻る途中で見つけた花。
この花、マレーシアのいろんな場所で咲いていました。



昼前に、ホテルの前のバスに乗り、ガーニーに向かう。
ちなみに、ここからガーニーに行くときは、要注意。
帰りのバスはガーニーのど真ん中のショッピングモール(プラザガーニー)の真ん前で止まるのだが、行きのバスはずっと手前でしか止まらない。なぜかというと、一方通行だから。

だからもし、バス(01番のバス)でガーニーに行きたいのなら運転手にガーニーで降ろしてほしいと言っておくこと。そして降りたら、東芝の看板の前あたりで降ろされるのだが、バスは右に曲がる。でも、決してバスについていかず、まっすぐ歩いていけばすぐにショッピングモールに辿り着く。これ、覚えておくととっても便利。

私たちはそんなことは知らないので、バスにくっついて行ってしまい、道に迷った末、疲れ果ててシロタクに乗ってしまった。危険だとは思ったのだが、もう歩きたくなかった。

そうしたらとんでもない場所で降ろされた上、ほんの数メートル走って1人10リンギット(330円)を請求された。最初は15リンギット(もちろん2人で)と言っていたのに、降りる段になってそういうことを言い出したのだった。まあ、ほんのちょっとしか走っていないのだから、15リンギットでも高いよ!適正価格は5リンギットといったところか。

夫は10リンギットだけしか払わなかった。そうしたら何やら背中越しに罵倒された上、クラクションをブーブーと鳴らされて、とてもイヤな気分になってしまった

でも、とにかく今いる場所を確認して、どうしたらいいのか考えなくてはならない。
ガードマンに聞くと、歩いて行けるとのことで、丁寧に道を教えてくれた。
その道をひたすら歩いていき、またわからなくなったので、家から出てきたお兄ちゃんを捉まえて、道を尋ねる。

するとまあ、このお兄ちゃん、とっても親切。
ちょうどそっちに行くところだからということで、一緒に連れて行ってくれた。

夫はずっとこのお兄ちゃんと話しながら歩いていたのだが、後で何について話していたのかと聞いたら、マレーシアの経済についてだと。あの英語力でどうやって話したのか? 夫の度胸には驚いた。

ちなみに、ペナン島はショッピングモールや巨大高層マンションがボンボン建っていて、高度成長といった感じ。でもこのお兄ちゃんは、そんなに景気が良いとは思っていなかったよう。
日本と同じで、景気が良くても庶民にまでその恩恵はないのかしらん?

昼食はようやくたどり着いたプラザガーニーで。入ったのは後で気づいたのだがタイ料理屋。
こんな感じのメニュー。




で、食べたのがこれ。
まあ、たいしておししくはなかったかな。自画自賛だが、私が作るタイ料理の方がうまい。
それに、お米はジャスミンライスを使ってほしかった。



ショッピングモールの1階では、「日本へ行こう!」なるイベントがやっていて、大盛況。




会場の入り口には鳥居まであった。



売っていたのは日本のお菓子。
ちなみに、スーパーでも日本のお菓子のコーナーがあったっけ。
やはり、日本のお菓子はマレーシアの人にとってもおいしいのかな?

このショッピングモール(プラザガーニーとかいう名前)の隣には、新しくできたショッピングモールもあるのだが、いずれもすごく高い! 日本のデパートとかわりません。
ただ違うのは、日本のデパートの方がセンスがよい(日本人だからそう思うのかもしれないが)ということ。

結局、お土産用に地下のスーパーでチョコレート(500円くらい)を2個買った。

ホテルに戻ると、翌日キャメロンハイランドに行くためのタクシーを見つけに行った。
最初は、バスを乗り継いでいこうかと思ったりもしたのだが、バス3、4本とフェリーまで乗り継いで行くのはさすがにしんどいし、ホテルの人からも道がうねくねしているから気持ち悪くなると言われて断念。

タクシーはホテルの前でたむろしているが、そこではなく、出て右にずっと歩いていくと左側にガソリンスタンドがある。そのちょっと先にちゃんとしたタクシー乗り場があるので、そこに行ってみた。気のよさそうなおじさんと交渉して、結局450リンギット(15000円くらいかな)で行ってもらえることになる。

50リンギットの保証金を払い、名刺をもらってホテルに戻る。それをホテルのお兄ちゃんに見せたら、すごくいい人だよと教えてくれて、さらに安心した。

今日もまた、ロビーでタダ茶を飲み、くつろぐ。優雅な午後のひと時。

このホテルのどの場所から眺める庭も、本当に美しい。



お茶の後は、またしてもマッサージへ。
今日は50リンギット(1800円くらいかな)で60分のボディーマッサージをする。
その後、ドクターフィッシュなるものに挑戦した。これは、小魚が入った水槽に足をつけると、その魚たちが足の角質を食べてくれる、というもの。

ホテルに戻ってからタブレットで検索してみたら、イギリスではこれによる感染症が問題となっているとのことで、青ざめたのだが、後の祭り。考えても仕方ないので、運を天に任せて今日を楽しむことにする。

マッサージ屋から出てくると、日も暮れかけていた。
南国の夕暮れ時っていいわ~



そして今日も、昨日と同じ屋台へ。
んー、今日はテンション低かったな。
おいしそうだと思って頼んだ手羽先は、ただ甘いだけ。
塩だけ振って焼けばおいしいのに! と思う。












マレーシア旅行記 2013.11.17 2日目

2013-11-17 | 旅行
今日は2日目。

朝、ベランダに出ると、さわやかな海風と美しい鳥の鳴き声、
そして大きな木の葉がそよそよと風に吹かれる音。
そのすべての音が混ざり合って、南国の優雅なリゾート気分を盛り上げてくれる。

んー、やっぱり高級ホテルにしてよかった

でも、ひとつだけ問題が・・・。
敷地があまりに広すぎて、朝食のレストランに行くのさえ迷ってしまう。

ようやくたどり着いてみると、すごい豪勢なビュッフェ!
プールサイドを囲う美しい南国のトロピカルなお庭を眺めながら、食事ができる。
食事はマレー料理からパン、おかゆ、お寿司まで、なんでもあった。

昔なら、あれもこれも食べただろうが、私ももう立派なオバさん。
そんなには食べられない。

結局、下の料理を食べました。
すごーく、おいしかった!





食後は広大な庭を散策。




私はどうもカンナとかトロピカル系の球根が嫌いで、庭には一切植えていないが、ここではとっても美しく咲いている。



やはり、南国の花は南国だからこそ似合うんじゃないかな。
だとしたら、ウチの庭にはやっぱりフキとかニラの花、それと百日草、コスモスあたりが似合うのかも・・・。
頑張ってバラを栽培するより、田舎でちゃんと育つ植物で十分に美しい庭ができるんじゃないかな、と思う今日この頃・・・。

食事の後は、地球の歩き方に載っていた「ジョージタウン」とかいう町に行くべく、ホテルの前のバス停へ。

何番のバス(番号によって行き先が違う)に乗ればいいのかわからなかったので、先に並んでいた中国人カップルに聞いてみる。
女の子はとても活発で、なんでも知ってるわ、っていう感じ。
スマホを駆使して、いろいろと教えてくれたのだったが・・・・

結局、全然手前の場所で降りてしまい、またバスに乗りなおした。
そんで結局、私たちがバスの乗客に聞いて、彼女たちに降りる場所を教える始末。
あの自信たっぷりは、いったいどこから来るんじゃ??
でも、最後ににっこり笑ってバイバイと手を振る姿は憎めない。



ちなみに、地球の歩き方にはジョージタウンという町が載っているのだが、これは飽くまで町の名前であり、バスではコムタという場所で降りなければならない。
そのこと、ちゃんと書いておいてほしかったが・・・。



バスを降りると、一緒に乗っていた(でろう)日本人の男性が親切にも話しかけてきてくれた。
もう1年くらい住んでいるから、何かわからないことがあったらお役に立てるかもしれないとのこと。結局、町の中心のショッピングモールまで連れて行ってもらった。
なんて親切なんでしょう! 感謝。

で、そのあとはたらたらと歩き回ってみたのだったが、結局ウロウロして終わってしまった。
ここは屋台が出るらしいのだが、昼間は閑散としている・・・。



ショッピングモールの中の店で昼食。
期待していたが、ただの即席めんだった。
ベトナムやタイなど、ほかの他の東南アジアでは米粉の麺が黙っていても出てくるが、ここはそうではない。即席めんが結構多いことを、後で知った。



その後、足ツボマッサージをしたのだが、ペナン島には足つぼやマッサージの店がとても多い(KLはもっと多く、もっと安い)。だいたい30分で1000円弱程度、といったところか。

足の疲れもとれたところで、またバスでホテルに戻る。

ロビーでお茶してくつろぐ夫。
ホテル代は高かったが、お茶も夕方のお酒もタダ(全ての部屋がというわけではない)。みんな夕方はタダ酒を飲むべく集まっていたが、私たちは行かなかった。お茶だけで十分。



小休止後、また外へ。
シャングリラを背にして右に歩いていくと、繁華街が広がっている。
こういうことも、地球の歩き方にはまったく載っていない。ジョージタウンばかりで、ここ(パドゥフェリンギ)は簡単な地図しか載っていない。
だから何もないところなのだと思っていたが、そんなことは全然ない。

海へと続く小道の両脇では、水着やサマードレスの類も、たくさん売っていた。



道端には6時くらいから露店がたくさん立ち並ぶ(平日は少ない)が、ガラクタしか売っていない。
しかもバカ高いので、買ってはいけない。Tシャツが1000円くらいはする。
しかも、日本では500円で買えそうなシロモノだ。
もし買うのなら、クアラルンプールの方が物価は安い。ペナンは外国人観光客が多いせいか、とにかく何でもバカ高い!


さて、夜は屋台へ。
大きな屋台が2つ並んでいるが、そのうち1つが混んでいるのでそちらに入る。
その入り口の看板がこれ。



席はこんな感じ。
このチープないすが、東南アジアの雰囲気を醸していて大好き!



周りにずらっと屋台が並んでいるので、まずは席について飲み物だけ頼んだら、あとは好きな店で好きなものを頼む、というシステム。料理が来たら、その場でお金を払う。

こんな感じの料理を食べた。





ちなみに、焼き鳥のようなものや手羽先などは、おいしそうでも食べてはいけない。
ただひたすら甘くて、日本人の口には合わない(と思う)。

さて、おなかもいっぱいになったところで、今日はホテルに戻り、ゴージャスな風呂に入って眠りましょう。



マレーシア旅行記 2013.11.16 1日目

2013-11-16 | 旅行
今日から待ちに待った、マレーシア旅行。
こっちに引っ越してきてから庭造りに追われる日々。
成田空港は目と鼻の先にもかかわらず、頭の上をビューンと飛んでいく飛行機を恨めしく眺めるだけの4年間だったっけ。

でも、今日はようやく念願かなって、いざマレーシアへ!

10時半の飛行機に乗るべく、タクシーで成田空港へ出発。
空港で犬をペットホテルのスタッフに預けて、レッツゴー

久々に乗る飛行機。
もちろんエコノミーなので、結構しんどい。
退屈なので、りんごを無農薬で育てたおじさんの映画を見る。
このおじさん、木村さんというのだが、前に本で読み、内容は知っている。
でも映画もなかなか良かった。

夕方5時、ようやくクアラルンプールに到着。
ここからさらに、夜7時10分発の飛行機を乗り継ぎペナンへ。

飛行機の中でほんの一杯赤ワインを飲んだせいか、頭痛がする。
気圧のせいで、飛行機の中ではお酒は控えたほうが良かったのだが、一ねむりしようと思って飲んだのがまずかった。

ようやくペナンに着いたのは夜8時。



そこからタクシーに乗らず、なんとバスでホテルへと向かう。
ちなみに、マレーシアではタクシーはものすごく高い!
バスだと100円で行けるところが、タクシーだと1000円くらいはする。
そう、10倍はするのだ!!

ちょうど出発する直前のバスに乗ることができた。
とここまではよかったのだが、すごい渋滞。
結局ホテルまで1時間半もかかってしまった!

ホテルはシヤングリラ・ラササヤン・リゾート&スパという、ペナンでは一番高いホテル。
そこにバスで乗り付けてしまった

雨がしとしとと降る中を、荷物をガラゴロと転がしながらホテルの入り口まで歩く。
ようやく辿り着いた時、ホテルの人から、「本当にバスで来たの?」と言われてしまった。
まあ、そういう人もいますと、フォローはしてくれたが・・・。

ホテルの中はというと、なんとも広々してして贅の限りを尽くしたといった感じ。






わかりづらいのだが、ここはベランダ。
この広いベランダに、大きな大きなバスタブがある。
そんで、風呂に入るときは、自動でシャッターを下ろし、ベランダ全体を外から見えないようにして、優雅にくつろぐことができる!



こんな贅沢な風呂なのだが、私は頭は痛いしムカムカするしで、すぐに眠ってしまった。

お休みなさい。
明日、元気で旅行ができますように