成田空港トカイナカ『夢の家日記』

成田空港から6キロ、多古町に1915坪の土地を手に入れた夫婦と犬一匹。夢の家、夢の暮らしの実現を目指す日々の日記

祝 田舎暮らし1周年!

2010-10-08 | 田舎暮らし
今日は、ストチュウ300倍液に展着剤(ダイン)と液肥を混ぜて撒いた。
特に、カブにはコナジラミがいたり、たぶんカビ病かなんかにかかっているものもあったので、丁寧に撒いた。これで収まらなければ農薬を撒くしかない。

その後、斜面の草取りをした。涼しくなったとはいえ、かなり汗をかきながらの作業。


さて、今日は、ここに引っ越してきてちょうど1年
原野を開拓し、体中痛くなりながら庭造りを始めてちょうど1年がたった。

最初はこんな状態。草と篠竹だらけだった。



去年の6月には、"原野”の中で地鎮祭も行った。



さて、1年後はどうなったかというと・・・

●東方向から眺めた全景
牧場のようなフェンスは去年の冬から年明けにかけて夫と二人で作ったが、まだ途中。




もう少し間近から眺めると・・・




さらに近づいてみると・・・
バラ(アイスバーグ)とコスモスが咲く




さらに近づいてみると・・・
コスモスでいっぱい





●門の外から家と前庭を写す
門柱の白いタイルは、去年の年末に夫が寒さに震えながら貼った努力の賜物。



近づいてみると・・・



さらに近づいてみると・・・




駐車場から玄関を眺める



この写真ではわかりずらいが、家の周りはまさ王という土で固め、ピンコロ石で囲った。その際、玄関の両脇だけ広いスペースを作り、そこにベンチを置いた。






●前庭を様々な角度から眺める

駐車場から家に向かう小道をピンコロ石で作った。



家から門の方向を眺める

手前はニュードーンという強健な四季咲きバラ。処分品を500円で買ったのだが、旺盛に成長している。来年の春には玄関前にニュードーンが咲き乱れる予定。




●裏庭

引っ越してきて数ヵ月後に、ジョイフル本田にお願いしてガゼボを建てた。
手前のイケスのようなものは、実は畑。私たちはこの畑を”ジェイミーの畑”と呼んでいる(ケーブルテレビの番組でジェイミーという料理研究家の畑がこんな感じだったので)



こちらがガゼボに近づいて撮った写真
つるバラを2種類植えているのだが、あまり手入れしていなくてかわいそう。
ツルが伸びてきたらガゼボに誘引する予定なのだが・・・。



ガゼボの左手前には、春にはシャクナゲ、バーベナ、マーガレットが咲いていたのだが、その後黄花コスモスの種を撒いたら駆逐されそうになったので、切り戻したり間引いたりした。但しシャクナゲにとっては日陰が出来たのがよかったよう。



砂利の小道は初夏の頃、ジョイフル本田で軽トラックいっぱいに砂利を買い、防草シートを敷いた上から砂利を敷いた。



ガゼボの右奥には芝生を敷いた。
まだ途中だがもう少し敷いて、周りにバラや花を植える予定。



●裏庭から家を写す
ウッドデッキと屋根は夫の手作り。私も手伝ったがとても大変な作業だった。
もっとおしゃれな感じにしたいのだが、洗濯物やら干物星やらで生活感が漂う



家の右手前の小屋は、引っ越してきてひと月ほど後にジョイフル本田にお願いして建てたもの。小さくて、あまり役に立たないが雨よけにはなる。



●家の西側の谷になっている部分

アーチが谷への入り口。
アーチの両脇には白モッコウバラとキフツゲートが植えてあるのだが、夏の間はゴーヤが旺盛に育ち、バラを駆逐しそうだった。



反対側から見たところ。
種から育てたマリーゴールドが満開。


バラもたくさん花が咲いている。
谷の斜面には、マルバストラムという匍匐性の植物を植えた。7月にはとてもきれいなムクゲに似た花がたくさん咲くのだが、イネ科の雑草が生い茂り、ちょっと元気がない。




果てしない草とりの日々から得た教訓 『草と戦うべからず』

2010-10-07 | ガーデン
今、我が家の庭はバラとコスモスたちで賑わっている。

風に揺れるコスモスは、とってもきれい。
でも、こんなに美しい見かけによらず、引っこ抜いて捨てても花を咲かせるほど強健。




ワタシはこういう花が大好きだ。
今や、我が家の前庭は、ほとんど雑草を駆逐しつつある。

それは、コスモスと赤、白のクローバーたちのお陰。

ここに引っ越してきて、日々草刈りに明け暮れて、ワタシは学んだよ。

”草と戦うべからず。草をもって草を制すべし”


雑草を駆逐するには、まず第一に引っこ抜いた草を持ち出さない。その場に薄く広げておけば、なかなか草は生えてこないし、生えてきたとしても根が張れないので簡単に引き抜ける。

その上、引っこ抜いた草を自分で植えている大切な植物たちの株元に敷いておくと、株もとの乾燥が防げてよく育つ。

第二に、地面を覆う草花を植える。または、そういう雑草(カタバミやヘビイチゴなど)を残しておく。

こうしていくと、次第に雑草は生えなくなってくるし、土も肥えてくる。

さて、こちらは前庭に植えてあるお気に入りのアイスバーグ。




間近で見ると、こんなに深い色合いで、本当にきれい。




こちらは、クリーミーエデン。
おっと、つぼみを虫が食害した跡が・・・。まいった。




庭の斜面に植えたコレオプシスは、肥料もろくにやらないのにがんばって咲いてくれている。



コレオプシスは、春に挿し木をしたものもだいぶ育ってきた。
挿し木の成功率はとても高い。
なので、この秋にもたくさん挿し木をして増やし、斜面にもっとコレオプシスを植えたい。



さて、今日の成果だが・・・

ほぼゼロ
庭仕事らしきことはほとんどしなかった。

やることはいっぱいある。
ありすぎる。

でも、毎日一日の休みもなくやると疲れてしまうし、楽しくない。
仕事でもないのに、義務感でやるのって、つまんない。

という言い訳をたくさんして、今日はお休みすることにした。

午前中はさしたることもせずにボーッとして、午後からラマと一緒に軽トラで横芝に買い物へ

ここのスーパーは、魚がとても新鮮で安い。あれこれと買い込む。
そして、相棒のラマを散歩させて帰宅。

夜も10時過ぎには寝てしまい、本当にのほほんな一日であった

おっと、思い出した。今日はたった1つだけ成果があった。
それは、三尺バーベナについていた20匹くらいの毛虫をハシでつまんでビニール袋にとって退治したこと。

かわいそうなバーベナちゃんは、葉っぱも花もたくさん食われて丸坊主。
毛虫を全部取りきれたかどうかはわからないけど、具合が悪くなるので農薬は撒きたくない。明日また、毛虫がいるかどうか見てみようと思う。







我が家の庭のど根性たち

2010-10-06 | 田舎暮らし
昨日ど根性大根を発見してから、他にもいくつか”ど根性たち”を発見!

これは、こぼれ種で生えてきた花菱草。
淡いオレンジ色のかわゆいポピーです。春に咲くかな? 咲いてね



これは、タイ料理好きにのワタシには欠かせないパクチー。
花を咲かせて枯れるまで放置していたら、生えてきた。



東京に住んでいたときも、パクチーを手に入れるためには何軒ものスーパーを駆けずり回って探さなくちゃならなかったけど、こちらではどこにも売っていない。
だからこのパクチー様は本当に貴重。

これは、いつも必ず夏になると枯れてしまうロベリアなのだが、この一株だけ生き残った!



思うに、ここだけは手が回らなくて夏の間草刈りができなかった。それでたぶん、草が日よけと水分補給になって、生き残ったのだろう。

これは、ど根性とは言えないかな?
ご乱心、狂い咲きのクルクマ。本当は8月に咲くべきところを、今頃咲いた。



さて、今日は何をしたかというと・・・
午前中は買い物と病院と家事で終わってしまった。

午後はポリポットに種蒔きをした。ピンクのチドリソウ、ガイラルティア、タチアオイなど、種代が高かったものを特別にポリポットに蒔いた。

種袋にはほんの少ししか種が入っていないから、慎重に丁寧に蒔いたんだけど、ちゃんと芽が出るかな?

でも、国華園で買った一袋50円の種もちゃんと芽が出たしなぁ。大丈夫なはず。

この前トレイに蒔いた種のうち、除虫菊とサポナリアは本葉が出てきたので、ポットに移し換えたのだが、これがもう、果てしない。

やはり、トレイに蒔いてポットに移して育苗してから定植、という方法はワタシには向かなさそう。もっと簡単な方法を考えなくてはと思う。

夕方は、バラを中心に、激しく虫に食われている植物たちの株元にオルトランを撒いて回った。

バラは、たぶんヨトウムシの仕業だろうが、ほとんど葉っぱがなくなるほど激しく食われているものが3株ほどあった。ビックリグミの木は2本植えてあるが、そのうち1本は葉っぱがほとんどない。虫にはほとほと困り果てる。

リンゴの木にも撒こうかと思ったけど、カマキリががんばってくれていたのでやめた。
カマキリ君に、虫取りを頼もう。

ジャックカルティエというバラは、葉っぱが茂っていてつぼみもたくさん付いていて元気そのものだったのでよく見てみると、大きな蜘蛛ががんばってくれていた。
これも、農薬を撒かずに蜘蛛にがんばってもらうことにした。

今日は”ニンニクトウガラシ木酢”というものも、作ってみた。



これは殺虫効果はあるのかどうか知らないが、虫の忌避効果はあるらしい。
でも、作るのが大変。ゴムの手袋をして作業したが、トウガラシの匂いで咽てしまい、くしゃみが止まらなかった。

さて今日は、この前東京駅で久々に会った友人から教わったゴーヤのかき揚げを作ってみた。これ、本当に絶品!



ゴーヤとコーンとウインナーの組み合わせが最高。
本当においしかった。

ボクのは?
 ボクもウインナー大好きなんだワン




庭も秋の装いへ

2010-10-05 | ガーデン
我が家の庭も、秋らしくなってきた。

黄花コスモスは真夏でも咲くけれど、普通のコスモスはある程度涼しくなってからでないと咲かないのだが、最近ようやく咲き始めた。



コスモスはとても強い植物だと言われているけれど、実は前の家ではさっぱりダメだった。毎年種を撒いて育てたけれど、必ず激しいウドンコ病になってしまった。

逆に、前の家ではこぼれ種で石の隙間からも芽を出し雑草並みにはびこっていたネメシアは、こちらではさっぱり育たない。

植物を植えるときは、その土地にあっていることが大事なんだろうと思う。

人間も同じかな?
自分にあった環境ではのびのびと本来の能力を発揮できても、環境が合わなければダメなのかも。そんなことをつい、考えてしまう。

前庭に植えたアイスバーグ4株は、夏にかなり切り戻したが、元気に咲き始めた。



下草にクローバーを生やしたのがよかったのだろうか?
他の場所に植えたバラは株元にはクローバーを生やしていないけど、こんなに見事には咲いていない。かなり病害虫にやられてもいる。

クローバーを観察してみると、イモムシが何匹かいた。
もしかすると、イモムシはクローバーを食べているからバラには来ないのかな?


具合が悪くなりながら農薬を撒いてカミキリムシ退治をした皇帝ダリアは、この通り。



草丈は3メートルほどになった。
開花期には4メートルにまでなるそう。

といっても、花が咲いていない状態の肯定ダリアは、ただの大型の雑草のようにしか見えないのだが・・・。

これが咲くと、まさに皇帝。
もうほとんどの花が咲き終わり、冬に向かおうとする中で皇帝ダリアだけが4メートルもの高さで紫色の花をたくさん咲かせる姿は、まさに皇帝そのもの。
本当に楽しみだ。

先週末に蒔いた大根も、発芽した。



合計14箇所に蒔いたのだが、そのうち一箇所は虫に食われて全滅。
あわててオルトランを蒔いたのだが、他はちゃんと育つのだろうか?

こちらは、勝手に生えてきたど根性大根。



土を耕し、肥料を入れ、農薬を振り掛けた大根より立派に育ち始めているとは、何とも皮肉な現実である。

今日は、この前買ってきたバラと友禅菊を植えた。
こんな感じ。



写真では、たいしてきれいには写っていないけど、実際もその通り。
なにせ、原野を切り開きながら植えているので、「うわー、きれい」ってなるには時間がかかりそう。

でも、間近でみると、きれい。
こちらはイングリッシュローズのヘリテージ。
おっと、画像を半回転するのを忘れた。失礼。



今日は他にも種蒔きやら冬支度やら色々とやりたかったのだが、ラマが行方不明になって2時間も探し回っていたのでできなかった。

普段は庭に放ったりしないのだが、今日はたまたま庭に放ったら、いなくなってしまった。蚊に刺されながら森の中まで必死に探し回り、ヘトヘトになったが見つからず、お隣さんの犬を借りて探そうと思ったけど不在。

諦めかけていたら、近所の男の人の後ろを付いて来る泥まみれのラマを発見!
なんとラマは田んぼを横切って、メスの小型犬に会いに行っていたのだった。

困ったヤツ。あまりに腹が立ってしかとしていたら、ラマがやけにしおらしい態度になったが、今日はとりあえず、怒っているところを見せ付けておこう


農薬について考える

2010-10-04 | 田舎暮らし
雨の日は、家の中に花でも飾ると気分が晴れるかも。

庭に咲いているゴールドバーニー(だったっけな?)という黄色いバラを玄関の鏡の前に飾ってみた。





午前中は、美容院に行った。

どうも引っ越してきてから、”雨=庭仕事ができない=出かける”という習慣ができてしまった。

髪の毛がボサボサでもう限界だったので、縮毛矯正パーマをかけた。
半日潰れてしまった。

帰ってきてから、テッポウムシにやられてしまった皇帝ダリアに農薬をかけたら気分が悪くなってしまった。

テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)は、幹の中に侵入して食い荒らすので、農薬は長い注射針のようなもので幹の中に直接注入する。それならば、マスクもいらないかなと思い、手袋だけして撒いたのだが、これがまずかった。

最近よく思うのだが、ガーデニングって、本当に罪深い趣味なんじゃないかな?

虫だって、生きるためには食べなくてはならない。
だから食べているだけなのに、食事中に何の前触れもなく毒ガスを撒かれて殺されてしまう。

そして、農薬を撒くワタシも気分が悪くなる。

本来なら天敵が虫を食べて生態系が守られるべきところを、農薬で殺してしまっては、虫はただの犬死にじゃないか? その虫を食べようとしていた天敵もエサがなくなって飢え死にしてしまうんじゃないかしら?

といったことを考えてしまうのだが、それでもやっぱり農薬を撒いてしまう。
手で虫を取るというのには限界があるから。
まあ、手で取るにせよ、殺生には変わりないんだけど。

どうにか農薬を撒かないで済む方法はないのだろうか?

無農薬でりんごを作っている木村秋則さんという方の「奇跡のリンゴ」という本を読んだけど、ワタシには無理だと思った。

彼は森のような環境を作ってりいんごを育てている。
森には激しく害虫に食い荒らされる植物も、病気になる植物もない。
落ち葉が落ちて微生物が分解し、土は耕さなくてもフカフカだ。
これにヒントを得て、無農薬でのりんご作りに成功したそうだ。

でも、ワタシにはとても無理だと思った。
こうした環境を作り上げるまでの数年間は、庭は害虫だらけ、木は激しく虫に食われるのを我慢し続けなくてはならないからだ。

そこで、完全な無農薬ではないけど、減農薬ができるという本を買ってみた。
野菜作りビックリ教室、とかいったタイトルだったっけな?

この本によると、『ストチュウ』なるものを5日おきに散布すれば、白菜も最初に1、2回程度農薬をかけるだけで、あとは無農薬でできるとのこと。

ストチュウは、酢、焼酎、モクサク液を1:1:1の割合で混ぜたもの。
これを1000倍に薄めて撒くのだそうだ。

明日は晴れるそうなので、撒いてみようと思う。

おっと、今日は1ついいことがあった。

冬野菜を植えるために引っこ抜いておいた空芯菜が生き返っていた!
このまま育てて食べよっと。野菜がとっても高いから助かる。



それにしても、根っこを引き抜かれてもたくましく生き返る植物もあれば、農薬を撒かないと育たない植物もある・・・。んー・・・。








来るべき食糧難に備える?

2010-10-03 | 田舎暮らし
今日は午後から雨が降るという予報だったので、朝から芝生貼りをした。

今回は、前回300枚の芝生を敷いたところに200枚追加。
細かい雑草を取り除き、芝の目土で目地埋めしながらの作業なので、結構時間がかかる。

と思いきや、必死にがんばっているワタシの横で、夫はスイスイと、すごいスピードで芝生を張っていく。見ていると、ほとんど雑草は取り除かず、ただ切り芝をホイホイと土の上に乗せていくだけ。まあ、いつものことなので、諦めるしかない・・・。

ラマはというと、ウッドデッキのテーブルの上に置いた工具入れの中でお昼寝 

極楽なんだワン



おやっ? まぶしいゾ。勝手に写真とらないで欲しいんだワン
ボク、眠いんだから起こさないでよ。


雨が降って来る前にと思って一生懸命に芝生を張ったが、結局今日は一日、雨は降らなかった。

我が家のウッドデッキには、雨乞いをする珍客が・・・。



この子のためにも、雨よ降ってくれ~ぃ


夕方は、またしても八日市場のカインズホームへ

それにしても、野菜の高いのにはビックリ
ネギなんか、1本75円もする。白菜は1/4本で170円、にんじんは1本55円。
まいった。

この時期に我が家で採れる唯一の野菜、伏見唐辛子は、今や貴重品。
おっと、ニラもそこいらに生えていたっけ。

来年は、この時期に収穫できる野菜を作らねば。
それと、野菜が高い時期にも困らないように、干し野菜作りに精を出さなくては。

そもそも、夫がここに引っ越してきた最大の理由(というのは大げさだが)は、来るべき食糧難に備えるため、である。

夫は、今後絶対に食糧難の時代が来ると、いつも言っている。

そうなった時、東京のような地価が高い畑で作った野菜も、田舎の地価が安い畑で作った野菜も、野菜は野菜。価値は同じなのだから、田舎に広大な土地を手に入れて野菜や果物を育て、食糧難に備えるべき、というのが夫の持論だ。

まあ、食糧難は来るかどうかわからないが、こんな異常気象が続けば、野菜の価格が高騰することは、しょっちゅうあるんじゃないだろうか?

そういう時、家で簡単な野菜を育てておけば、かなり助かる。
異常気象のとき、プロの農家でも作れないから野菜の値段があがるのに、素人が家庭菜園で野菜を作れるんだろうか? と思ったりもしたが、ゴーヤ、伏見唐辛子など、簡単な野菜なら作れた。この春には、どこからか飛んできた大根の種が発芽し、ほったらかしで20本近く収穫できた。

ワタシは野菜作りよりはむしろバラや花を育てる方に興味があるけれど、ここまで野菜が高くなると、考え方が変わってきた。

これからは、野菜作りにも精を出したいと思う。




テッポウムシ被害で皇帝ダリアが瀕死

2010-10-02 | ガーデン
今日は、芝生貼りのための準備と、大根の種蒔きをした。

夫は芝生を貼る場所を耕運機で耕し、ワタシは大根の種を蒔く場所の土をふかふかに耕した。

大根は、土が固かったり大きな土の塊や石ころがあったりすると股根になってしまう。
だからワタシは丁寧に丁寧に耕していたのだが、それを見ていた夫は、「股根になったっていいじゃん? 別に売るわけじゃないんだから」だと。

大根の種蒔きと芝生貼りの準備を終えた後、庭の見回り。

ここで、皇帝ダリアが大変なことになっているのを発見!

なんと、テッポウムシが幹の中に侵入し、食い荒らしていた。
夫が針金で穿り返す。



こいつが、憎きテッポウムシ
カミキリムシの幼虫だ。
これはバラの大害虫でもある。ヤツラはバラの幹を食い荒らし、最悪の場合、何年も手塩にかけて育てたバラが枯れてしまうのだ。



皇帝ダリアも、テッポウムシのせいで何本か枝が枯れてしまっていたが、新しい芽や茎がたくさんでてきて成長しているので、ここでテッポウムシを退治すれば、なんとか助かりそう。

でも一体何匹いるのやら?
もやや、針金で穿り返すだけでは限界。
明日、テッポウムシ用の農薬を買いに行くことにして、とりあえずは株の周りにオルトランを撒いた。オルトランでも効くといいんだけど・・・。

でも、庭で起きていることは、悪いことばかりじゃない。

ちょっと時期はずれに種蒔きしたナスタチウムが、今ではこんなに大株に育った。



まあ、もう寒くなってきたから花は咲かないかもしれないけど、葉っぱはサラダに入れるとピリッと辛くておいしい。

こちらは、こぼれ種から生えてきてだいぶ成長した”ワイルド水菜”



株の周りを覆っているカタバミもキュートだワン

これって、ワタシの理想とする庭のカタチ。
こぼれ種から勝手に生えてくる草花たちが、ワイルドだけどきれいな風景を作り出す庭って、本当に最高。

それにしても、こぼれ種から生えてきた水菜は全部、すごーく固くて食べられない。
もしかすると、時期的に夏の暑い盛りのときの水菜は固いのかな?
それとも、どうにか工夫すれば柔らかい水菜が収穫できるのかな?

でもまあ、黄色い花が咲くから、それで満足なんだけど。



夕方は、切り芝を買いに、八日市場のカインズへ。
途中で、旭町のビッグハウスで食品の買い物をしたのだが、ワタシの本当のお目当ては花の苗。このスーパーの花の苗は、本当に安い。そしてたまに珍しい花の苗が入ってくる。

今日は久々に行ったのだが、なんとバラの開花株が1つ980円。2株買ったのだが、2つとも、とても有名なバラで、普通は開花していない状態で3000以上する。友禅菊も1株80円だった。

買うしかない! これから切り芝を200枚も買うというのに、買ってしまった。

なんとか切り芝と芝の目土を軽トラックの荷台に積み込み、帰ってきた。
さあ、明日は芝貼りだ。


お菊サマ、ごめんなさい

2010-10-01 | ガーデン
今日は、クリーピングタイムの株分けをした。

他にも株分けをしなければならないものがたくさんあるのだが、終わるのか不安。

ラマはウッドデッキのテ-ブルでくつろいでいる。
ここが彼の最近のお気に入り。
ここに乗っかって辺りを見回し、鳥を見つけては吠え、カエルが鳴けば吠え、とにかく吠えまくる。



まったく、ご主人様は庭で一生懸命に働いているというのに、ラマはいいご身分である。

今日はかぶの間引きもした。

かぶの種は筋蒔きにしたのだが、適当に蒔いてしまったので、すごく込み合っていて間引きが大変。これからは、種蒔きの方法も工夫して、なるべく間引きが楽になるようにしたいものだ。

ザルにいっぱい、かぶの間引き菜を収穫。



最近は野菜がとっても高いので、間引き菜も捨てずにサラダにして食べた。
玉ねぎといっしょにドレッシングで和えただけだったけど、おいしかった。

食用菊も、収穫。

これは今年の春、夫のお父さんが苗を持ってきて植えたもの。



ワタシは菊には興味が全くないし、洋風の庭にお仏壇にお供えするような菊を植えるのもどうかな・・・って思っていたから、ほとんどほったらかし。あまり愛情がわかなかった。

ところが、菊はけなげにも必死にこの酷暑を耐え抜き、小さな花をたくさん咲かせた。
それを見たとき、菊に本当に申し訳ないなー、と思ってしまった。これからは、もっと大事にしようと、はじめて思った。

菊を収穫し、ゆがいて食べてみたのだが、マズッ! まず過ぎる。
本当に食用菊なのだろうか?

・・・、たぶん、本当に食用菊なのだろう。食用菊だといって持ってきたのだから。

でも、ワタシが全然愛情をかけなかったから、マズくなってワタシに復讐したに違いない。そんなことを考えてしまった。

植物って、意識があるっていう話を、何かの本で読んだことがある。
この菊につい最近、「咲かないんだったら引っこ抜いちゃうからね」と言ったら、その翌日に花を咲かせたのには驚いた。

本当にごめんなさい。お菊サマ