成田空港トカイナカ『夢の家日記』

成田空港から6キロ、多古町に1915坪の土地を手に入れた夫婦と犬一匹。夢の家、夢の暮らしの実現を目指す日々の日記

杉林の地主に木を切らせてもらえるよう交渉する

2009-05-31 | 家を建てる
2009.5.31

今日は朝8時半に家を出発。千葉の松ヶ丘にあるハウスメーカーに向かう。いよいよ家を土地のどのあたりに建てるかを決め、地盤調査を始める。その後は地鎮祭、そして着工。

ただ、田舎の広い土地特有の悩みも出てきた。そのひとつが隣の杉林。南から西を背の高い杉がたくさん植林されているため、夏はまあ良いとして、冬の午後は日当たりが極端に悪くなってしまう。

この問題を解決すべく、今日は午後から不動産屋とともに、隣の杉林の地主さんの家を訪ねる。木を何本か切らせてもらうためだ。不動産屋が”東京の菓子折り”を持ってこいと言うので、金曜日にわざわざ三越まで買いに行った菓子折りを持参した。

がしかし、せっかく三越で買ったにもかかわらず、三越の包み紙で包んでくれなかった。包み紙も手提げ袋も菓子メーカーのものだ。これではいったいなんのために三越まで行ったのかわからない。どんなお菓子で味がどうかなど、この際どうでもよい(とまでは言わないが)。重要なのは、三越の包み紙で包装してあることだったのに・・・。

お菓子のことを悔やみながら、不動産屋とともに杉林の地主の家を訪ねる。
家族全員、家にいた。とても気さくでよい人たちだ。
こちらで費用を負担するから木を何本か切らせてほしいとお願いすると、「いいですよ」と快諾してくれた。これで、日当たりの問題はクリアー。

その後、ようやく私たちのものとなったいとしの土地に戻ってくる。この前は気づかなかったが、敷地内には桑の木が3、4本あり、実がたわわに実っていた。これを犬のウンチ袋(といっても未使用のもの)にたくさん収穫して帰ってきた。

朝から頭が痛くてしんどい一日だったが、収穫の多い日だった。


苦節7ケ月、ようやく土地取得へ

2009-05-28 | 家を建てる
2009.5.28


多古町の土地。平坦地880坪と奥に続く杉林を合わせて1915坪

多古町(成田の隣の町)の土地を見に行ったのは、去年の秋だった。それから冬が来て、年が明け、春が来て、そろそろ梅雨がきそうだ。 めくるめく季節は流れ・・・。 その間、何行の銀行に融資をお願いしに行ったことだろう。その度に確定申告だ、住民票だ、印鑑証明だと、何種類もの資料をそろえ、米つきばったのように頭を下げて回った。でもこのご時勢。しかも田舎の土地。なかなか融資してくれる銀行はなかった。

それがついに今日、決済できることになった。京葉銀行を通じて住宅金融公庫のフラット35を借りられることになり、夫は雨の中、朝6時半に家を出て京葉銀行の松ヶ丘支店に向かった。

夢って叶うものなんだなぁ。本当に、心の底から純粋に”こうしたい”って願ったことって、きっと叶うんだな。しみじみ、そう思う。 私は本来が欲深い人間だが、欲を出して願ったことって、ただのひとつも叶ったことがない。でも、純粋に願うことって、きっと神様が聞いてくれるんだろうな。 だって、今回この土地を手に入れることが出来たのは、本当に奇跡だから。 最初は不動産屋を通じて京葉銀行に聞いて断られた、その後自分で千葉銀行、横浜銀行に行き、やっぱり断られた。それであきらめればよかったのだろうが、今度はみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行に行った。みずほはたくさんの資料を提出した挙句に断られ、りそなは現在の自宅の売却損までは融資できないと言われ、三菱東京UFJは家が売れたら貸してくれると言った。でも、家は一向に売れず、ゴールデンウィーク明けには期限切れになった。 その後、ハウスメーカーの営業マンに勧められて中央三井信託銀行に融資を申し込んだが、散々資料を提出した挙句、「宅地じゃない(山林)だから」という理由で断られた。 本当に、もうだめかと思ったが、またハウスメーカーの営業マンがフラット35なら大丈夫だからというので、京葉銀行に申し込んでくれた。そしてついに今日、土地の決済が出来ることになったのだった。

まあ、銀行というところは晴れの日にかさを差し出すようなところだというが、何とか土地が取得できてめでたい限りだ。 昨日は私のウン十ウン回目の誕生日だが、本当にすばらしい誕生日プレゼントとなった。 ああ、めでたい。