成田空港トカイナカ『夢の家日記』

成田空港から6キロ、多古町に1915坪の土地を手に入れた夫婦と犬一匹。夢の家、夢の暮らしの実現を目指す日々の日記

果てしない草とりの日々から得た教訓 『草と戦うべからず』

2010-10-07 | ガーデン
今、我が家の庭はバラとコスモスたちで賑わっている。

風に揺れるコスモスは、とってもきれい。
でも、こんなに美しい見かけによらず、引っこ抜いて捨てても花を咲かせるほど強健。




ワタシはこういう花が大好きだ。
今や、我が家の前庭は、ほとんど雑草を駆逐しつつある。

それは、コスモスと赤、白のクローバーたちのお陰。

ここに引っ越してきて、日々草刈りに明け暮れて、ワタシは学んだよ。

”草と戦うべからず。草をもって草を制すべし”


雑草を駆逐するには、まず第一に引っこ抜いた草を持ち出さない。その場に薄く広げておけば、なかなか草は生えてこないし、生えてきたとしても根が張れないので簡単に引き抜ける。

その上、引っこ抜いた草を自分で植えている大切な植物たちの株元に敷いておくと、株もとの乾燥が防げてよく育つ。

第二に、地面を覆う草花を植える。または、そういう雑草(カタバミやヘビイチゴなど)を残しておく。

こうしていくと、次第に雑草は生えなくなってくるし、土も肥えてくる。

さて、こちらは前庭に植えてあるお気に入りのアイスバーグ。




間近で見ると、こんなに深い色合いで、本当にきれい。




こちらは、クリーミーエデン。
おっと、つぼみを虫が食害した跡が・・・。まいった。




庭の斜面に植えたコレオプシスは、肥料もろくにやらないのにがんばって咲いてくれている。



コレオプシスは、春に挿し木をしたものもだいぶ育ってきた。
挿し木の成功率はとても高い。
なので、この秋にもたくさん挿し木をして増やし、斜面にもっとコレオプシスを植えたい。



さて、今日の成果だが・・・

ほぼゼロ
庭仕事らしきことはほとんどしなかった。

やることはいっぱいある。
ありすぎる。

でも、毎日一日の休みもなくやると疲れてしまうし、楽しくない。
仕事でもないのに、義務感でやるのって、つまんない。

という言い訳をたくさんして、今日はお休みすることにした。

午前中はさしたることもせずにボーッとして、午後からラマと一緒に軽トラで横芝に買い物へ

ここのスーパーは、魚がとても新鮮で安い。あれこれと買い込む。
そして、相棒のラマを散歩させて帰宅。

夜も10時過ぎには寝てしまい、本当にのほほんな一日であった

おっと、思い出した。今日はたった1つだけ成果があった。
それは、三尺バーベナについていた20匹くらいの毛虫をハシでつまんでビニール袋にとって退治したこと。

かわいそうなバーベナちゃんは、葉っぱも花もたくさん食われて丸坊主。
毛虫を全部取りきれたかどうかはわからないけど、具合が悪くなるので農薬は撒きたくない。明日また、毛虫がいるかどうか見てみようと思う。







庭も秋の装いへ

2010-10-05 | ガーデン
我が家の庭も、秋らしくなってきた。

黄花コスモスは真夏でも咲くけれど、普通のコスモスはある程度涼しくなってからでないと咲かないのだが、最近ようやく咲き始めた。



コスモスはとても強い植物だと言われているけれど、実は前の家ではさっぱりダメだった。毎年種を撒いて育てたけれど、必ず激しいウドンコ病になってしまった。

逆に、前の家ではこぼれ種で石の隙間からも芽を出し雑草並みにはびこっていたネメシアは、こちらではさっぱり育たない。

植物を植えるときは、その土地にあっていることが大事なんだろうと思う。

人間も同じかな?
自分にあった環境ではのびのびと本来の能力を発揮できても、環境が合わなければダメなのかも。そんなことをつい、考えてしまう。

前庭に植えたアイスバーグ4株は、夏にかなり切り戻したが、元気に咲き始めた。



下草にクローバーを生やしたのがよかったのだろうか?
他の場所に植えたバラは株元にはクローバーを生やしていないけど、こんなに見事には咲いていない。かなり病害虫にやられてもいる。

クローバーを観察してみると、イモムシが何匹かいた。
もしかすると、イモムシはクローバーを食べているからバラには来ないのかな?


具合が悪くなりながら農薬を撒いてカミキリムシ退治をした皇帝ダリアは、この通り。



草丈は3メートルほどになった。
開花期には4メートルにまでなるそう。

といっても、花が咲いていない状態の肯定ダリアは、ただの大型の雑草のようにしか見えないのだが・・・。

これが咲くと、まさに皇帝。
もうほとんどの花が咲き終わり、冬に向かおうとする中で皇帝ダリアだけが4メートルもの高さで紫色の花をたくさん咲かせる姿は、まさに皇帝そのもの。
本当に楽しみだ。

先週末に蒔いた大根も、発芽した。



合計14箇所に蒔いたのだが、そのうち一箇所は虫に食われて全滅。
あわててオルトランを蒔いたのだが、他はちゃんと育つのだろうか?

こちらは、勝手に生えてきたど根性大根。



土を耕し、肥料を入れ、農薬を振り掛けた大根より立派に育ち始めているとは、何とも皮肉な現実である。

今日は、この前買ってきたバラと友禅菊を植えた。
こんな感じ。



写真では、たいしてきれいには写っていないけど、実際もその通り。
なにせ、原野を切り開きながら植えているので、「うわー、きれい」ってなるには時間がかかりそう。

でも、間近でみると、きれい。
こちらはイングリッシュローズのヘリテージ。
おっと、画像を半回転するのを忘れた。失礼。



今日は他にも種蒔きやら冬支度やら色々とやりたかったのだが、ラマが行方不明になって2時間も探し回っていたのでできなかった。

普段は庭に放ったりしないのだが、今日はたまたま庭に放ったら、いなくなってしまった。蚊に刺されながら森の中まで必死に探し回り、ヘトヘトになったが見つからず、お隣さんの犬を借りて探そうと思ったけど不在。

諦めかけていたら、近所の男の人の後ろを付いて来る泥まみれのラマを発見!
なんとラマは田んぼを横切って、メスの小型犬に会いに行っていたのだった。

困ったヤツ。あまりに腹が立ってしかとしていたら、ラマがやけにしおらしい態度になったが、今日はとりあえず、怒っているところを見せ付けておこう


テッポウムシ被害で皇帝ダリアが瀕死

2010-10-02 | ガーデン
今日は、芝生貼りのための準備と、大根の種蒔きをした。

夫は芝生を貼る場所を耕運機で耕し、ワタシは大根の種を蒔く場所の土をふかふかに耕した。

大根は、土が固かったり大きな土の塊や石ころがあったりすると股根になってしまう。
だからワタシは丁寧に丁寧に耕していたのだが、それを見ていた夫は、「股根になったっていいじゃん? 別に売るわけじゃないんだから」だと。

大根の種蒔きと芝生貼りの準備を終えた後、庭の見回り。

ここで、皇帝ダリアが大変なことになっているのを発見!

なんと、テッポウムシが幹の中に侵入し、食い荒らしていた。
夫が針金で穿り返す。



こいつが、憎きテッポウムシ
カミキリムシの幼虫だ。
これはバラの大害虫でもある。ヤツラはバラの幹を食い荒らし、最悪の場合、何年も手塩にかけて育てたバラが枯れてしまうのだ。



皇帝ダリアも、テッポウムシのせいで何本か枝が枯れてしまっていたが、新しい芽や茎がたくさんでてきて成長しているので、ここでテッポウムシを退治すれば、なんとか助かりそう。

でも一体何匹いるのやら?
もやや、針金で穿り返すだけでは限界。
明日、テッポウムシ用の農薬を買いに行くことにして、とりあえずは株の周りにオルトランを撒いた。オルトランでも効くといいんだけど・・・。

でも、庭で起きていることは、悪いことばかりじゃない。

ちょっと時期はずれに種蒔きしたナスタチウムが、今ではこんなに大株に育った。



まあ、もう寒くなってきたから花は咲かないかもしれないけど、葉っぱはサラダに入れるとピリッと辛くておいしい。

こちらは、こぼれ種から生えてきてだいぶ成長した”ワイルド水菜”



株の周りを覆っているカタバミもキュートだワン

これって、ワタシの理想とする庭のカタチ。
こぼれ種から勝手に生えてくる草花たちが、ワイルドだけどきれいな風景を作り出す庭って、本当に最高。

それにしても、こぼれ種から生えてきた水菜は全部、すごーく固くて食べられない。
もしかすると、時期的に夏の暑い盛りのときの水菜は固いのかな?
それとも、どうにか工夫すれば柔らかい水菜が収穫できるのかな?

でもまあ、黄色い花が咲くから、それで満足なんだけど。



夕方は、切り芝を買いに、八日市場のカインズへ。
途中で、旭町のビッグハウスで食品の買い物をしたのだが、ワタシの本当のお目当ては花の苗。このスーパーの花の苗は、本当に安い。そしてたまに珍しい花の苗が入ってくる。

今日は久々に行ったのだが、なんとバラの開花株が1つ980円。2株買ったのだが、2つとも、とても有名なバラで、普通は開花していない状態で3000以上する。友禅菊も1株80円だった。

買うしかない! これから切り芝を200枚も買うというのに、買ってしまった。

なんとか切り芝と芝の目土を軽トラックの荷台に積み込み、帰ってきた。
さあ、明日は芝貼りだ。


お菊サマ、ごめんなさい

2010-10-01 | ガーデン
今日は、クリーピングタイムの株分けをした。

他にも株分けをしなければならないものがたくさんあるのだが、終わるのか不安。

ラマはウッドデッキのテ-ブルでくつろいでいる。
ここが彼の最近のお気に入り。
ここに乗っかって辺りを見回し、鳥を見つけては吠え、カエルが鳴けば吠え、とにかく吠えまくる。



まったく、ご主人様は庭で一生懸命に働いているというのに、ラマはいいご身分である。

今日はかぶの間引きもした。

かぶの種は筋蒔きにしたのだが、適当に蒔いてしまったので、すごく込み合っていて間引きが大変。これからは、種蒔きの方法も工夫して、なるべく間引きが楽になるようにしたいものだ。

ザルにいっぱい、かぶの間引き菜を収穫。



最近は野菜がとっても高いので、間引き菜も捨てずにサラダにして食べた。
玉ねぎといっしょにドレッシングで和えただけだったけど、おいしかった。

食用菊も、収穫。

これは今年の春、夫のお父さんが苗を持ってきて植えたもの。



ワタシは菊には興味が全くないし、洋風の庭にお仏壇にお供えするような菊を植えるのもどうかな・・・って思っていたから、ほとんどほったらかし。あまり愛情がわかなかった。

ところが、菊はけなげにも必死にこの酷暑を耐え抜き、小さな花をたくさん咲かせた。
それを見たとき、菊に本当に申し訳ないなー、と思ってしまった。これからは、もっと大事にしようと、はじめて思った。

菊を収穫し、ゆがいて食べてみたのだが、マズッ! まず過ぎる。
本当に食用菊なのだろうか?

・・・、たぶん、本当に食用菊なのだろう。食用菊だといって持ってきたのだから。

でも、ワタシが全然愛情をかけなかったから、マズくなってワタシに復讐したに違いない。そんなことを考えてしまった。

植物って、意識があるっていう話を、何かの本で読んだことがある。
この菊につい最近、「咲かないんだったら引っこ抜いちゃうからね」と言ったら、その翌日に花を咲かせたのには驚いた。

本当にごめんなさい。お菊サマ


種蒔き11日目の畑

2010-09-30 | ガーデン
今日も雨。
日照り続きだと思ったら、今度は雨ばかり

今日は朝から昼間でずっと掃除。
エアコンも風呂場も台所も、全部掃除した。

午後から、この家を建てたハウスメーカーの人が来るというので、少しは掃除しておこうと思ったつもりが、あれもこれもとなってしまった。


さて、畑のほうだが・・・

9月20日に種蒔きをした『ジェイミーの畑』の野菜たちが全て芽を出した!

一番に芽を出したのが白菜とカブ。これはもう蒔いて2、3日で芽が出てきた。

その後、雨が続いてヒヤヒヤしていたのだが、春菊が出てきて、最後ににんじん、ホウレンソウ、玉ねぎも出た。ニンニクは1つだけ芽を出している。

ジェイミー1→白菜
一度間引いた。



ジェイミー2→にんじん
雑草のよう。そこらに生えていたら雑草と思ってしまうに違いない・・・。



ジェイミー3→かぶ
かわゆいハート型。アブラナ科の野菜って、双葉がハート型なのかな?



ジェイミー4→ホウレンソウ
これも雑草と見分けがつかない。



ジェイミー6 春菊
大株になるわりに、小さな双葉。



ジェイミー7 玉ねぎとニンニク
下の写真は玉ねぎだけ。玉ねぎって、生え始めからピーンと生えてくるのね。


春の草花の種蒔き

2010-09-26 | ガーデン
今日は暑くも寒くもなくて、作業がしやすい。

種蒔きなくして春の花見なし
というわけで、今日は午後から種蒔きをした

今日は直播きしかできないものや、直播きでも丈夫に育つ花の種を蒔く。

このためにまず、私が草刈り機で草刈りをして夫がレーキで草をかき集め、その後耕運機で耕した。それからちょこっとだけバーク堆肥を混ぜ込み、種を蒔いた。

思うに、雑草のようにたくましく育つワイルドフラワーの場合、元肥はよほどの痩せ地でない限り、不要。背の高くなる花の場合、元肥を入れるとかえって背が高くなりすぎて倒れやすくなるんじゃないかな? 

そういうわけで元肥は入れずに種を撒いた。
こんな感じ。



かなりワイルドじゃの~
写真では、まだ草が残っている道の両脇に草がない部分があるが、ここに種を撒いた。

蒔いた種はというと・・・宿根アマ、アグロステンマ、寒咲花菜の三種類。
ブルーの小花が咲く宿根アマが道の両サイドに来て、その後ろに背丈が伸びる寒咲花菜とアグロステンマがくるようにした。

寒咲花菜はその名の通り、12月の寒い時期から3月くらいまで黄色い花を咲かせる。
食べられるのかな? 種袋には何にも書いていないけど・・・。

寒咲花菜が終わると5月からは白やピンクのかわい小花を咲かせるアグロステンマが咲き出す。この花、本当に最高。雑草並みに丈夫。蒔けば必ず出る。ただ1つ難点があるとすれば、背が高くなるから倒れやすいってこと。どうするかな・・・。それだけが問題。



アグロステンマが咲く頃、その手前に宿根アマが咲き出す予定。



これは毎年咲く宿根草。
毎年咲くって、最高。でも、宿根草だからと言って、毎年咲くとは限らない。夏越しで着ないものや冬越しできないものも多い。これは大丈夫かな? 大丈夫だといいな。

あ~、目を閉じると浮かんでくるな。
来年の春の、この小道の景色が。
楽しみだな

今は下の写真のような感じだけど、あと数ヶ月もすればステキな小道の完成!
同時に雑草も生えてくるだろうが、そのことはまあ、今は考えないようにしよう。



この小道の種蒔きを終えると、次はルピナスの種蒔き。そこまでが今日の作業。

耕運機で耕す夫。


白いガゼボにツルバラが這い、その左脇には風にそよぐルピナス。
いいんだワン

でも、ワタシが芝生の雑草とりをしている間に夫がルピナスの種蒔きをしたのだが、土を水平にならしたりせず、デコボコのままの地面に種を蒔いてしまった

文句を言ったが後のまつり。
何とかうまく育ってくれることを祈るしかない




庭仕事あれこれ

2010-09-25 | ガーデン
今日は夫と二人で庭仕事をした。

いつも一人で孤軍奮闘しているので、助かった。

まずはアーチにからみつき、それでも飽き足らずに地這い状態となっていたゴーヤを撤去。なんと伸びに伸びたツルの中からゴーヤを10本も収穫した! 最後のごほうびかな。うれしかった。これは干してお茶にしようっと。

ゴーヤを撤去した後は、バラを誘引。
かわいそうなことに、バラはゴーヤにからみつかれながらも必死に生きていた

写真の右が白モッコウバラ、左がキフツゲート。


白モッコウは元気だったが、キフツゲートは葉っぱがほとんどなくて元気がなさそう。来年、咲くだろうか? 本来は雑草のようにワイルドなバラだそうだが、ウチのはあまり元気がない。

ゴーヤを撤去した後は、皇帝ダリアの支柱立てをした。

花も咲いていないし横倒しになっているので大型の雑草のようにしか見えないが、これが皇帝ダリア。



ちゃんと育てれば4メートルにもなる。初秋のもう花が全部終わった時期に、紫色の凛とした花を咲かせる姿はまさに”皇帝”そのもの。

最初は2株あったのだが、1株はネキリムシなのか風で折れたのかはわからないが、ポキッと折れてしまった。すごく残念。

なので、残った1株は絶対に咲かせたい。太い篠を切ってきて、支柱を立てる。
皇帝ダリアは茎が太い割には根ががっしりと張らないようで、倒れやすい。でも、太い篠でちゃんと支柱を立てたのでもう安心。

その後は、草に埋もれている木や花たちを救出するべく、二人で草取りをした。

最近、我が家の庭にはびこり始めたこの雑草、いったい何という名前なんだろう?



本当にやっかいだ。地下の根っこで全部つながっている。下手に草刈なんかすると、根がたくさんばらけて、かえって増えてしまう。今までは鎌で取っていたけれど、余計に増えてしまった。なので、この雑草だけ残しておいて、今度除草剤で枯らすことにした。

こちらはマリーゴールド。
種から育てて、本当に小さな小さな芽がでてきて、その後もなかなか成長しなかったけど、こんなに大きく育った。今では立派な庭の主役。






雨の中、トレイに種蒔き

2010-09-24 | ガーデン
今日は朝からお隣のYさんと整形外科に行った。

もう、体中痛くてしかたない。
朝起きると体中がいたい。

まず、両手の指が曲がらない。バネ指というそうなのだが、鍬で草刈りをしすぎたせいかな。左腕はテニス肘というやつだし、右足の裏も痛い。

田舎暮らしって、広い庭を作ろうと思うなら、定年してからでは厳しいんじゃないかと思う。ワタシも決して若くはないが、今やっていることを60過ぎてできるかといったら、厳しい。まあ、元気な年寄りは増えてきているし、もっと庭造りのやり方を工夫したり人を雇ったりすれば、年をとってからでもできるんだろうが・・・。

昼前に戻ってきて、午後からは雨の中、ウッドデッキでトレイに種蒔き。

今日蒔いたのは、トレイに蒔いてからポットに植えなおさなくてはならない草花たち。
正直いって、この種蒔きのやり方が一番嫌い。面倒すぎる。

本当は全て直播きにしたいんだけど、まだ夏の花が咲いていて直播きができなかったり、種が小さすぎたり、育苗しなくてはうまく育たなかったりと、それぞれ理由があって、仕方ない。

今日蒔いたのは、次の9種。
ぜ~んぶ、国華園の通販で1袋50円で買ったもの。ちゃんと芽がでるんだろうか?

エキナセア 
キク科耐寒性多年草 草丈60~80cm 5~9月開花
お茶にすると健康効果があるっていう花。お茶にしなくてもかわゆいし、開花期間も5月~9月までと長いので、重宝しそう。



アキレアパール
キク科耐寒性多年草 草丈50~70cm 6~9月開花
かわゆい小花がたくさん咲くのって、大好き。白だから何にでもあわせられそう。



バーバスカム
ゴマノハグサ科多年草 草丈70cm 4~7月開花
ゴマノハグサ科の草花って、丈夫でかわゆいものばかり。バーバスカムは初めてだけど、種袋には”英国風ガーデンに”って書いてある。バラと合わせたらステキだろうな



ジギタリス
ゴマノハグサ科多年草 草丈100~150cm 5~7月開花
これはもう、バラの庭にははずせないでしょう。でも、宿根しないんだよね、日本では。今年も植えたけど、全部夏の暑さで枯れてしまった。



サポナリア ピンク
ナデシコ科一年草 草丈60cm 4~5月開花
カスミソウみたいでかわゆい。小さい小花がたくさん咲くし草丈もそれほど高くならないので、何にでもあわせられそう。



わすれな草 ブルー 
ムラサキ科1~2年草または多年草 草丈15~30cm 4~6月開花
ワスレナグサといえば、ターシャの庭だワン こぼれ種で増えるみたいだけど、ウチは雑草だらけだから雑草と一緒に草刈りしてしまうから、無理かな・・・。



巨大輪金魚草
ゴマノハグサ科一年草 草丈80cm 4~6月開花
金魚草って大好き! 前から何度も植えていたけど、前の家では”宿根”してたな。今の家の庭でも、リンゴの木の下に植えたのはいまだに元気。花も年中咲いている。



ペンステモン
ゴマノハグサ科多年草 草丈70cm 5~7月開花
種袋の写真では、なかなかワイルドそうに見えるんだけど、どうだろう?



除虫菊
キク科2年草 草丈60~80cm 5~7月開花
これで殺虫剤を作ろうと思ったのに、この品種は殺虫成分はほとんどないんだと。残念。でも花がかわゆいからいいかな。


実はまだ、これらの草花をどこに植えるのか、ハッキリとは決めていない。

いつもそうなんだけど、ワタシには庭の計画は向かないみたい。すごく時間をかけて計画しても、結局はなんとなくそのときの気分で決めてしまう。

今回もきっと、そうなることだろう。が、その前にちゃんと芽が出てくるかどうかが問題なのだが・・・。










ど根性コスモス

2010-09-23 | ガーデン
昨日は真夏、今日は晩秋。
まったく、このお天気、どうなっちゃってるんだろう?

朝から雨が降り続いているので、作業は中止。

買い物に行くことにする。

あちこちを一日中ぶらついてしまった。
99円の種まき用トレーを10個くらい欲しかったのだが、全て売り切れ。
仕方がないので100円ショップでトレイを買い、夫が底に何箇所か穴を開けることにした。

肌寒い雨が降る中、庭ですごいものを見つけてしまった。

ど根性コスモス!



この前の台風の後、コスモスを何株か引っこ抜いてそこいらに捨てておいたのだが、ど根性で生き延びていたのだった。

そして、つぼみまでついていた!



すごい! すごすぎます!!

一度は捨てたコスモスだったけど、こうなったら天寿を全うさせてあげたい。
がんばれ~!

本当にたくましい。
こういうたくましくて美しい植物たちで庭の雑草をやっつけたいな。

ウチの前庭は今年の春は草ボーボーだったけど、クローバーやコスモスの種を撒いて、今では雑草はかなり減ってきた。

ほれ、この通り。
ワイルドビューティーとでもよんどくれ



背の高いクローバーは、アカツメクサ。赤くてかわいい花が咲くし、お茶にもできるんですって。薬効があるらしい。

全景は、こんな感じ。




クローバーが生えている中に、バラを4株植えている。
アイスバーグとピンクアイスバーグを2株づつ。




いづれも8月の終わりにかなり強く剪定したけれど、ピンクアイスバーグは花が咲き始めた。



このバラ、誰もにお勧めしたい気分。
丈夫で次々に花が咲いて、なおかつ美しい。
特に秋なんて、本当に深い色合いで、いくら見ていても見飽きることがない。

丈夫で元気が一番。

”ワイルドビューティー”で”ノラスタイリッシュ”な庭にしたい、と意気込むワタシ。

早い話が、手入れがラクチンで美しく、ちょっとおしゃれでおいしい庭、というのがワタシの目指している庭。

いくら手入れがラクでも美しくなければ庭としての価値はないし、気取ってはいなくても、ちょっとおしゃれな方がいい。そして、食べられるものが収穫できれば最高!

それには、諦めも肝心かな、って最近思う。

この前草刈りをしていたら、3株植えていたシャクヤクが消えてしまっていた。
シャクヤクが植えてあるからと思って、草刈り機を使わずにわざわざ手で草を刈っていたのに、いつの間にか消えてなくなってしまっていた。

シャクナゲも、エクスバリーアザレアも、シラカバも、キングサリも瀕死の状態。

どれも大好きな花だから悲しかったけど、気持ちを切り替えようって思った。
この土地で育つ花を植えようって。

ど根性コスモスのように、抜き取って捨てておいても花を咲かせるような、たくましくて美しい花を植えたいな。











モモイロタンポポの種まき

2010-09-21 | ガーデン
暑さがぶり返してきた

でも、今種を撒かないと春に1つも花が咲かないことになるので、朝から種まきをした。

種まきって、結構大変。
本当は全て直播きにしたいのだが、そうするとまず、撒く場所の草刈りからはじめなくてはならないし、仮に草刈りをした後に撒いたとしても、雑草のほうが先に芽が出てくるから、雑草取りが面倒。

・・・、どうしたものかと思う。
いつもこうして悶々としながら、最後はテキトーに種まきをしてしまう。
だから、酷暑の8月に撒いたパンジーは、ほとんど発芽しなかった。

今度は直播き以外にダメなものを除いては、ポットとトレイに撒こうと思う。

で、今日はどうしたかというと、直播きしかできないモモイロタンポポの種を撒くことにした。



実は、タンポポはウチの庭にかなりはびこっていて、春にはスコップを手に引っこ抜いて回っていたのだが、なぜかモモイロとなるとかわゆい、ほしい、って思ってしまった、不思議。

撒いた場所は、道路際。
下の写真でいうと、白いフェンスの外。



なんでこんな場所に? っていうと、背の高い雑草がはびこって困っているから。
雑草を撲滅するには、雑草のように強い草を植えねば・・・。
しかも、背丈があまり高いと通行人(そうめったにはいないのだが)に迷惑なので、背が低いモモイロタンポポにした。

汗だくで草刈をしたあと、種まきする場所だけをスコップで少し掘り返し、バーク堆肥をひと握りほど投入。そこに種を3粒くらいづつ撒いていったのだが、このやり方が正しいかどうかは不明。強そうだから、たぶん大丈夫だろう。

うん、きっと大丈夫なんだワン。




久々に暑かったせいか、午後は疲れ果ててしまった。

最近、疲れている。
秋バテってやつかな?
そのわりには、食欲が減らないのはなんでだろう??









水道工事

2010-09-18 | ガーデン
今日は朝から水道工事。
庭の2箇所に水道(正確には井戸だが)の蛇口を作ることにした。

なにせ庭が広いので、スプリンクラーを移動しながら水やりするにしても、かなり時間がかかる。長いホースを持ってあちこち移動するのもしんどい。

そういうわけで、新たに蛇口を追加することにした。

朝8時半に、いつも頼んでいる水道屋さんがやってきて、工事開始。
小さなユンボで水道管を通す穴を掘っていく。



その間、ワタシは水道管の通り道に植えてしまっていた苗を掘りあげて、あちこちテキトーな場所に移動していく。たくさんあるのでしんどい。汗だくになって作業する。

その間夫はというと・・・
工事をジッと見つめる。


いつもそうだ。工事しているところを見ながらあれこれと聞き出し、自分でできそうだと思ったら次は自分でやってみる。

今日は水道屋さんに、ユンボをレンタルする場合の値段を聞いていた。
一日7~8千円で借りられると聞き、夫はやる気マンマンになっていた。


ラマはというと・・・
「ボクの出番はナシか? 穴掘りならボクに任せてほしいんだワン」




機械だから、あっという間に穴が掘れて行く。









水道の蛇口もついた。



2時間ほどで、あっという間に終了。

結局、出番がなかったラマ。
ご不満そうな様子・・・。



ちなみに、多古町で田舎暮らしをしたい人がいるかもしれないので、そういう人のために水道工事の値段を書いておくかな。

ワタシが頼んだ業者の場合、1メートル1200円で、水道の蛇口が6000円だった。


工事のあと、デジカメを持って庭をプラプラしていると、すごくきれな黒アゲハがやってきた。ワタシの下手な写真ではこの美しさが表現できないのが残念。



でも、こっちはどう?
われながら、なかなかよく撮れていると思うのだが。



確かフェリシアっていう名前のバラだったっけな?
バラの名前、最近あまり覚えられない。年かな。


今日は水道工事だけで疲れてしまった。
別に自分が作業したわけではないが。

午後はDIYの材料を買いにジョイフル本田に行き、あとはダラダラと過ごしてしまった。

明日はがんばるゾ 







1に草刈り、2に草刈り・・・

2010-09-17 | ガーデン
昨日一日何もしなかったせいか、今日は朝から元気復活 

この前撒いたかぶも、少しだけど芽が出たゾ。
でも、トイレットペーパーの芯の中に撒いたはずが、外から芽が出てる・・・。




家事をざっと済ませたあとは、天気も良いので、庭仕事に励む。

今日の庭仕事はというと・・・

草刈り

1に草刈り、2に草刈り、3、4も草刈り、5に草刈り でござんすよ


草を刈らなければ、種撒きもできなければ、苗を植えることもできない。
草を刈らなければ、せっかく植えた草花たちがみんな雑草に負けてしまう。

というわけで、日々草刈りに励まなくてはならないのです。

今日はどこの草を刈ったかというと・・・
ウチの外側の農道。



自分の庭でさえ草ボーーボーだっていうのに農道の草刈りなんて、と思うのだが、草がウチの庭に侵入してくるから仕方ない。

草刈り機の混合ガソリンが切れてしまったので、手でとる。
午前中いっぱいかかって終了。

腰が痛い。背筋の運動でもしないとそのうち腰が曲がってしまいそう 


午後は買い物に行った後、夕方からブルーキャットミントの株分け。



相変わらず写真の撮り方が下手でわかりづらいのだが、さわやかなブルーの小花をたくさんつける。しかも驚くほど丈夫で、あの酷暑の中で挿し木をしたというのにほぼ100%成功した。

ただ1つだけイヤなのは、臭いがあまりよろしくないってこと。好みはあるのかもしれないが、ワタシは嫌いだ。

でも、見た目はよいし、何と言っても丈夫なので雑草に打ち勝つために増やすことにした。

黙々と作業していると、お隣のYさんが愛犬さぶを連れて出てきた。
おっと、反対の方向に行ってしまった。

待ってくれ~ぃ
ラマを連れてダッシュする

相変わらずおりこうさんなさぶ。
ちゃんとカメラ目線なんだワン。
でも暗くて赤目ぎみなんだワン。




かーちゃん、おなかすいたワン。
何かちょーだい、ワンワン。






超簡単に、宿根バーベナを増やす方法みーつけた!

2010-09-16 | ガーデン
長いことかかって干物干し用のネットで干したハーブたちを、びんに詰めた。
左から、ローズマリー、ゴーヤ、タイム、しょうが。



ドライハーブ作りって、結構面倒で手間のかかる仕事だ。
夜露に濡れないように、毎晩家の中に取り込み、朝になると外に干す。その繰り返し。

干物干しネットの網から、乾燥したハーブの細かい葉っぱが家のあちこちに落ちる。

・・・、どうしたものかなあ
もっといい方法はないかなあ

電子レンジでやる方法もあるみたいだけど、いちいち面倒だし・・・。

今度試してみたい方法は、よく晴れた日に、トタン屋根の上に置く方法か、車の中に置く方法。いずれも一日でカラカラになるらしい。



さて、今日の庭仕事はというと・・・
宿根バーベナを、剪定して移植しました。

今年の春、一株60円で10株くらい買って植えておいた宿根バーベナ。
こんなにワイルドに広がりまくっていた。



こーゆーの、大好きよん

移植しようとしてスコップで掘り返してみると・・・

 地面に匍匐している部分から根が出ているではありませんか。



ホホッ。
なんてお得なんでござんしょう

宿根バーベナを増やす方法は、挿し芽しかないと思っていたけど、こんな方法もあったのね

宿根バーベナは、挿し芽の成功率も高いけど、やっぱり挿し芽って面倒だモンね。
勝手に根が出てきてくれるんなら、それに越したことはないんだワン。

他にも根っこが出てるのはないかな?って思い、庭中を見回ってみると、
あった!!

アメリカンブルーとオレガノ。

アメリカンブルーって、普通はハンギングバスケットや鉢植えにして、下に垂らすんだろうけど、ワタシは雑草防止のためになんと平らな地面に”地植え”にした。



そうしたら、地面についた部分から根が出ていた。
こういうのって、大好きだワン。

でも今日は、バーベナの移植だけで終わってしまった。
来年の初夏には、通路沿いにたくさんのバーベナが咲くといいな

アメリカンブルーも、霜が下りるまでに発根した部分から小さな苗をたくさん作って冬越しさせたいな。

こうやって
匍匐する背丈の低い草花で地面を覆って雑草に打ち勝つ!

っていう作戦なんだけど、どうだろう? かなり不安
雑草のほうがたくましいからね。

やっぱり、雑草に対抗するには、雑草のカタバミかな?
雑草とは思えないほどかわゆいもん。黄色い花がキュートだワン

下の写真は、カタバミと水菜。
水菜は、わざとトウ立ちさせて種をつけて枯れるまで放置し、こぼれ種で生えてきたもの。



硬くて食べられないだろうけど、黄色くてかわゆい花がいっぱい咲く。
背丈も高いから、一株でも存在感抜群だワン。今から楽しみ。


ボクは、食べられた方がいいんだワン 
でも、野菜は嫌いだワン。お肉がいいんだワン 







ガーデナーの秋は忙しい

2010-09-14 | ガーデン
ガーデナーの秋は忙しい

種まき、株分け、挿し木、といった作業を一気にこなさなくてはならない。

まあ、夏は夏で草とりと水遣りに追われていたし、秋が特別忙しいというわけではないのだが。

というわけで、今日は春に種まきをして"密集”してしまっているタイムをあちこちに移植することにした。

今はこんな状態。ほとんどほったらかし状態。かわいそう・・・。
切り戻しもしなかったから、中が蒸れて一部枯れこんでいる。



それを1つ1つスコップで堀りあげて、庭のバランスを見ながら適当な場所に移植していった。プロのガーデナーならば最初から庭をデザインして、その通りに植物を植えていくのだろうが、私はテキトー。

テキトーな場所に植えてみて、それでしっくりくればそのままにしておくし、しっくりこなければ別の場所に移植する。

こんな風だから、何度も移植して、ついにはお亡くなりになってしまった植物たちもいる。例えばアルメリア。あんなに丈夫で何度もの株分けや移植に耐えてきたのだが、ワタシがあまりにも移植・株分けを繰り返したせいで、最後は枯れてしまった・・・。本当にかわいそうなことをしてしまった・・・。

さて、タイムの移植だが、移植先としてテキトーな場所を見つけたら、穴を掘る。
そして植える。それだけ。肥料も堆肥もなにもナシ。かなり無謀か?

でも、ワタシには秘策があるんだわ。
それは・・・
タイムを移植し終わったら、花咲かじーさんのように消石灰を振り掛けるのだ

これって、現代農業という雑誌に載っていた”石灰ふりふり防除”という方法なんだけど、かなり効く。

全ての野菜や植物によいというわけではないが、タイムやオリーブ、ラベンダーなど、アルカリ性を好む植物や、トマトときゅうりには効いた。キュウリは病気にならない。

肥料はそのうち、様子を見てやろうかと思う。肥料をやらなくてもたいていは育つからね。

半日かけて終了。
下の写真ではわかりづらいが、かなりいい具合にタイムを散らした。



こちらの写真は、ガゼボに向かって採ってみた。

一番手前のはマートル。またの名を祝いの木というそうで、めでたいし美しいので植えてみた。

去年の晩秋に植えたんだけど、寒いのはちょっと苦手なようで、去年の冬はほとんど葉を落としてしまい、枯れるかと思った。でも、こんなに元気に育ってきた。




えー感じじゃのー
ホホッ、ハーブ園って感じ。

午後はだるくなってしまったが、元気を振り絞って買い物に行く。
そして、元気を振り絞って夕飯を作る。

夕飯作りは時間との戦い。
夫が帰ってくるのが早いか、はたまたワタシが夕飯を作り終えるのが早いか。

今日はサンマを焼き、他にこんなものを作った。簡単料理だ。

これはなすと伏見甘長の揚げびたし。
具材を揚げて、めんつゆを水で薄めてしょうが汁を加えてものに浸すだけ。
美味。



これは空心菜としいたけ、ひき肉を炒めたもの。
焼肉のタレとナンプラーで味付けしただけ。簡単。



庭仕事をしていると、それだけで忙しい。
だから簡単料理で乗り切るしかない。




スボラ種まき

2010-09-13 | ガーデン
今日は朝からよく働いた。
ゴーヤとしょうがを干し、またバジルペーストも作った。

午後からは、種まきもしてしまった。

種まきなくして収穫なしだからね。
草とりはとりあえずおいといて、秋野菜の種を撒くことにする。

今日撒いたのは、この3種類。

たまねぎ


春菊


かぶ


普通の畑なら、耕して畝たてなんぞをするんだろうけど、ワタシはどうも、畑~って感じが苦手。

同じ種類の野菜が整然と並んでいる、っていうのがどうも、んー・・・って感じ。

畑だってガーデンの一部にしたい。
畑とガーデンがしっくりなじむようにしたい。

食べられるものを収穫できればそれでいい、っていう人がほとんどなんだろうけど、ワタシはちょっと変わっているのかもしれないが、食べられれば最高だけど、食べられなくてもOK。美しければそれでいい、って思う。

だって、美しければ、口では食べられなくても目からは食べられるんだから。
目にごちそうをあげるって、大事だと思うんだけどな。

そういうわけで、試験的にこういう畑を作ってみた(夫が)



これを、夫とワタシは”ジェイミーの畑”と呼んでいる。

前にケーブルテレビで”ジェイミーの家で”という番組があって、この番組ではジェイミーという名の料理研究家が自分の畑で取れた野菜を調理する。

その畑のまあ、なんとおしゃれなこと

えんどう豆だって、ちゃんとアーチに仕立ててあって、畑とはまるで思えない。

夫とワタシは東京でこの番組を見ながら、引っ越したら絶対にジェイミーの畑を作ろう!って意気込んだものだった。
で、ついに試作品が完成。こういう感じでいくつか作っていこうと思っている。

さて、この畑に今日は種を撒いたわけだが、私なりに工夫してみた。
それがこれ。



畑の中の丸いモノは、トイレットペーパーの芯。
これを3つに切って畑に埋め込んでいき、その中に種まき用土を入れてから種を撒いた。

なんでそんなことをしたかというと・・・

1.芽が出てきたとき、雑草と見分けがつきやすいようにするため
トイレットペーパーの芯の中にしか種が撒いてないとなれば、雑草の種と容易に見分けられる。

2.ポットで育苗してから定植する手間を省くため
今回撒いたかぶ、春菊、玉ねぎはいずれも直播きでOKなようだけど、野菜によってはポットやトレーに撒いて育苗してから定植、というものがある。

これって、超面倒。
トレイだと乾きやすいから水やりにも気を使うし。でも、この方法だとトイレットペーパーの芯で囲ってあるだけで基本的には直播きと同じだから、水やりもそんなに気を使わないですみそう。

それに、ポットから畑へと”定植”しないで済むし、トイレットペーパーの芯なんてタダだしね。


でも、果たして結果はどうかな?
うまくいくんだろうか? こういうズボラな方法ではダメだったかな?