リタイアした「から」、あれがやりたい。これもやりたい。

人生のセカンドステージに、もう一度夢を描き直す。
「夢翔庵」の気ままなひとり言です。

ヘルニアに罹る

2020年07月03日 | ひとり言
この歳になると誰でもどこかしら具合の悪いところがあって当たり前、と観念しなければいけません。無病息災ならぬ一病息災ということばを当然のことのように受け止めてカラダを騙しだまし生きながらえていく、ということでしょうか。
とはいえ、慢性疾患と違いいきなりの痛みにはオロオロするばかりでとても落ち着いていられるものではありませんね。

昨年の夏に下腹に違和感と鈍痛を覚え、定期的に胃と大腸の内視鏡をやってもらっている総合病院の消化器内科の先生に聞くと「なんでもないでしょう」と、気のせいであるかのような診断。すぐあと、近所のかかりつけ医で別の健診の結果を聞くついでに話してみると少し触って「鼠径ヘルニア、いわゆる脱腸じゃない?」と思ってもいないご託宣。早めに手術した方がいいとのおすすめ。

ヘルニアで調べると最初の大病院の消化器のすぐ隣りに「ヘルニアセンター」というのがあることがわかり、複雑な気持ちで連絡すると予約がいっぱいで手術ができるのは半年以上先になるとのこと。最初の先生がもう少し広い知識を持って隣りの科に回していてくれれば・・と少し恨みがましく思いました。結局別の病院で夏の終わりに入院・手術をしたのですが、手術台の幅の狭さやLEDの小さめの照明、バックグラウンドに流す音楽ジャンルを聞いてくれたことなど、面白い体験もしました。

だけど、「脱腸」という響き、なんか恥ずかしく感じるのは自分だけでしょうか?