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山村有佳里のミュージック+プラス

毎月第一火曜14時&23時FM79.7にて「山村有佳里のミュージック+プラス」放送中♩

Lew Tabackin Trio

2023-09-14 19:57:18 | 演奏会訪問


Lew Tabackin trio @ 旧大津公会堂bochibochi

Lewの関西来日が丁度色々落ちついたタイミングで大津に来たので、レッスン後行ってきました。
LewのSaxもFlも格好良くて、
開演前にLewのフルートも吹かせてもらいました。(74年製のオールドヘインズだった。14k)


話してると共通の知り合いのヨーロッパのフルート奏者も沢山いるし、ちゃんとエクササイズしてるんだな、と。(会場フルート奏者率高め)
オリジナルのフルート曲もタケミツやドビュッシー、プーランクを彷彿させて。(と思ったら本人やはりタケミツ好きだそう)

Lewのはからいでafter partyも参加させていただいて、bsの金森さん、dsの高橋さん、そしてオーナー森さんと楽しくお話しさせていただき、美味しいお食事とワインも。一音も出してない私がすみません…


そうそう、CDのデザインやエンジニア繋がりでいつも会えそうで会えない、苗字も名前も一字違いのsax奏者、西村有香里さんにもお会い出来て嬉しい日でした🤭

#lewtabackin #lewtabackintrio #jazz #flute #sax #旧大津公会堂 #bochibochi #フルート奏者 #音楽好きな人と繋がりた

ハンブルグ響/マルティン ガルシアガルシア

2023-07-17 22:12:10 | 演奏会訪問

6年ぶりのハンブルグ交響楽団を
聴かせていただきました。
指揮はカンブルラン、ソリストはマルティン・ガルシアガルシア。

ショパンコンクール第3位、私的1位の!
ガルシアガルシア素敵でした。
聴けた人はラッキーでしたね。

一つとして固い音がなくて音楽がロマンティックで。
ハンブルグ響も色々な音色が聴く事ができて、6年ぶりに堪能致しました。

自然なフルート、オーボエと弦楽器の掛け合い、小慣れた金管、ホルンの安定感、そして!コントラバス!かっこ良かった〜。濃い音で良く鳴っててお洒落な音色だったなあ。

アンコールまで次々違う音色で聴かせてくれて、ひと公演で何粒も美味しいコンサートでした。

アンコールのリストもショパンもドヴォルザーク もキラキラ、ロマンティックで夏のエステ荘を思い出し、チェコの舞曲に浸りました。
ベートーヴェンもショパンもリストもドヴォルザーク も、ドイツ、ポーランド、ハンガリー
(イタリア)、チェコのそれぞれのロマン派がちゃんと表現されていて、流石の北ドイツの安定感でした。

ロゼッタ

2023-03-28 18:55:43 | 演奏会訪問


3月25日(土)ロームシアター京都ノースホールで
現代音楽アンサンブル ロゼッタの演奏を聴かせて頂けました。

第4回目の開催となった、今回の公募テーマは「Dividable/分割可能」な作品。国際公募で寄せられた作品とリーダーの新作、そしてオランダの作曲家アンドリセンで締めるプログラム。

スウェーデンの作曲家Tomas Fribergさんは日本滞在中との事で会場にいらっしゃり、ご挨拶させていただきました。楽曲はスウェーデンらしい懐かしいピアノのコード進行にちょっとジャジーなギターにクラリネットのメロディー。

個人的には、
スペイン留学中のアメリカ人作曲家5000 miles apart / Gavin Sol Goodrich (アメリカ)
for clarinet, guitar and pianoが讃美歌的な旋律は亡くなったお母さんに対するものでは、という解説を最初に聞きつつも、良い意味でとらわれず演奏が始まり聴き入っていたら、
言葉で伝えようとしてもどうしても伝わらない、でも大切な人、という事を思い出されてきたとき、
ああ、亡くなったお母さんというのはそれこそ伝えたいけどもう伝えられない人、という対象なのだなと上堂尚子さんのクラリネットを聴いてるうちに辿りつき、讃美歌的だったかどうかはともかく、作曲家のイマジネーションの中に誘い込まれた時間でした。

終曲、アンドリセンはベネルクス時代に演奏も聴く方も懐かしい作曲家。で、やっぱり完成されているなあと。我らが尚Qちゃん大活躍でした。
(クラ落ちれない曲…)

ノースホールの雰囲気はベルギー、オランダのコンテンポラリーの演奏会の雰囲気に似ていて、
ロゼッタのピアノ、フレット楽器、シングルリードの親和性が心地よいアンサンブルでした。


乙訓ゼリーとは…

2023-02-14 18:20:59 | 演奏会訪問


指導校レッスンでした。
昨日アンサンブルコンテストの関西大会を終えて
すっきりした表情の生徒たち。
出場した2人は充実感たっぷりの様子で、サポートに入った生徒も、すごく迫力があった!と感銘を受けた様子で、すごく成長していて、良い影響を与え合っているようで、みんな成長しているなあ、と。
自分たちで違和感があるところもちゃんと言えた様で、結果も大事だけど、
過程でちゃんと主張をするという事を覚えたりすることも大事。
だって自分たちが演奏するアンサンブルだものね。えらい!
個人レッスンに来ている生徒も、みんなで吹いている中でもわかるくらいの
表情のついた音色で吹いていて、ひとつひとつを乗りこえて、見違えるように。

そして定期的に話題になる「乙訓ゼリー」で
大盛り上がりで、巡回にいらした副顧問の先生も巻き込んで大爆笑でした。
ちなみに最近の給食は美味しいらしいです。
地方食ウィークとかあるんですって。

次の定期演奏会に向けての練習でした。
みんな良い音色、良い姿勢になってきていて素晴らしい。ガッツのある新入生求む、です🤗


馬場靖子おりんと朗読する時間vol.2@La neige

2022-11-23 22:50:51 | 演奏会訪問

馬場靖子おりんと朗読する時間vol.2@La neige

馬場靖子さんの朗読と二方屋さんのおりんを聴きに伏見まで。
"蜘蛛の糸"は自我との葛藤
"雪女"は女性の情念
にどきどき、ざわざわ。
朗読家の馬場靖子さんの声色の変化や間の成せる技です。
朗読に入られる前の「間」などは楽器を演奏する人には参考になると思います。
私も生徒さん達に演奏に入る前に、いきなり吹き出さないで、あたまの中で数えてから入った方が良いですよ、
とよく言います。

おりんの音も心地よく、きちんと作られたおりんの音って、やはり違う、と二方屋さん、馬場さん、会場オーナーさんと納得。
おりんの製作工程まで観せていただいて、興味
深々。

そして会場一階にあるアート作品がかなりツボで
帰ります、と言ってから長居してしまいました。
やはり、美(アート)は正義だわ。
会場のLa Neigeも響きが良く素敵な所でした。