
週末。生徒たちの出演コンサートでした。
コンクール本選前の肝試しの子と、初めてピアノの伴奏と合わせる子&大人と。
みんな本番当日が一番良く演奏していて、
終わった後の笑顔が晴れやかで私も嬉しい。
課題がないわけではもちろんないけれど、
この日までに出来ることをとても一生懸命に演奏していて、立派でした。何せ今回は小6.中1.そして大人の愛好家だったので、怖いけどやってみる!やって良かった!を目の前で体現していて。
とりわけ今回は子供だったので初めから一緒に音楽を作っていただいた伴奏大山 由紀子子先生ありがとうございました😊


このコンサートは京都音楽院の定期コンサートで、
私はこちらの特別研究科の講師と、
マスタープライベートレッスンという、
コンクールや受験、留学を目指す人のためのコースで指導しています。その関係もあって個人レッスンの生徒も出演させていただけるので定期的に勉強させてもらう場としてありがたく使わせて頂いています。
3月は音楽院修了式で、音楽院の生徒は継続しなければ基本的にここで終了です。
こちらには音楽療法科もあって、専攻楽器はそれぞれですが、お琴を演奏した生徒が終演後私を探して
レッスン室にわざわざ挨拶しに来てくれました。
「演奏をする時のトークが1番苦手で、いつもすごく緊張してました。過去三回の定期コンサートで、
いつも後ろの席からすごい笑顔で頷いて聴いてくださっているのがフルートの山村先生と知って、ずっと励みにしていました。ありがとうございました」って。
舞台に立ったら自分の生徒でも助けられないし、
トークってプロでも緊張するし、同じく会場に
熱心に聴いてくださっている様子や笑顔で応えて下さっているお客様がいて下さると勇気になるものね。
彼女にとってのそれが私で自分の存在が支えになっていたのだったら良かったです。
そして違う楽器の私にまで御礼を言いに来てくれてありがとう。
未来はこれから。頑張って。

大人の生徒さんは2月の能登半島地震復興チャリティーコンサートで出演者全員のアンコールで"いのちの歌"でのフルートを聴いて、「先生、私あれが演奏したいです」、でもまだ1人で吹くのは不安というので、今回は私とのデュオにピアノ伴奏付きで。
大人になっても憧れを少しずつ叶えていけるって良いですよね。(ちなみにそれまで私、いのちの歌知りませんでした…)

そして今日は東日本大震災が起こった日ですね。
被害に遭われた方々への想いと、
これ以上何も起こりませんようにと祈る日です。
