いまいち怪しい空模様のした、いよいよ初日。日程も変わり、お客さまどうなのかなぁと心配してたけど、まずまずの入りだったと思う。
2階はちよっと空いていたかもしれないけど。
きのうは、左側のお席。最初に、加瀬さんが、ジュリーWithザ・ワイルドワンズのときに、ソロで歌った曲が流れ、ちよっと懐かしくあの頃のこと思い出した。今となってはあのとき、加瀬さんとやれてよかったよね。
ジュリー登場。体型は、最後に見た「お嬢さん~」のときとそんなに変わっていない感じだったけど、髭がすごい。真っ白でもこもこしてて、ほんとにケンタッキーって感じ。
衣装はオレンジっぽい赤のジャケットに、ブルーのシャツ。なかなかすてき。
いきなり、危険なふたりから。加瀬さん追悼というのは噂で聞いてたけど、まさにその通り。それにしても、相変わらず横歩きもあり、ジュリー元気。
冒頭のご挨拶。「みなさまにご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありません。こうするのがよかったのかどうか、わからないけど、自分なりにベストな方法だったと思う」みたいなことを。
「日程が変わったことで、こんなに長く歌わなくて。思いがけずの夏休みになった」
「スケジュールが変わって、来れなくなってしまった人は残念だけど、今ここで言ってても聞こえないので、念だけ送っときます」
Graceのことについてのくだりでは、Graceはずっと下向いてて、たぶん泣きそうだったのではないかな。
それから、許されない愛などのバラードに。この辺りの曲も加瀬さんだったとはわたし、知らなかった。
ほんとにいろんなタイプの曲を作る人だったのね。
そして、新曲4曲。
ウインクでさよならのときには、I love you~I need you~と歌いながら、左右にかけより、ひざまづいてて、それがけっこうしんどそうで、ちよっと笑えました。
久しぶりに、わたしが好きなバイバイジェラシーもありました。
着替えてきたあとは、またまたシックな濃いグレーのスーツで中がパープル。
いきなり、「みなさんもお疲れでしょ、さっきわたしなんかそこに若い女の子がいたから、よりかかっちゃいましたよ。うそですよ~。若い女の子だと思ったらスタンドでした~。I understand.」
なんて言って。
「蒸し暑くて蒸し暑くて、外に出たら眼鏡がくもり、車から降りたらまた眼鏡がくもり~」
このあと意味不明なこと言ってたけど、忘れました。
加瀬さんのことについては「阿久悠さんが亡くなったとき、口を滑らせて、こんどは加瀬さんかも、と言ってたら、ほぼそんな順で。加瀬さんはまだ死にたくなかったと思うんですけど、しかたないですね」と。
「こうして加瀬さんの曲ばかりやってみると、わたしが光輝いていたころのばかりで」
そして、おまけの3曲に。
加瀬さんが亡くなったの、なんだかまだ信じられない感じもするけど、きっとジュリーのこと、天国で見守ってくれていることでしょうね。