ゆうゆうワイドにトッポ出演 ３

★廃墟の鳩は、あまりにメルヘンチックな曲ばかりなんでね、メッセージ性のあるアルバムを作りたかったんです。それで、村井邦彦さんと、山上路夫さんと、すぎやまこういち先生とかにお願いして、これは広島に原爆が落ちたあとの広島のことを、山上先生が詞にしてくれて作った曲です。
その頃もフォークの人たちはいたし、でも、メッセージ的なものはあまり歌ってなかった。この年になると、メルヘンチックなものもいいなぁと思うんですけどね、そのときはね、いやぁ少女趣味だな、嫌だな、気持ち悪いって。

廃墟の鳩

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ちょっとびっくりして、「ありがとうございます」とトッポ。

★おおさわゆーりのゆうゆうワイド～、おはようございます、加橋かつみです。
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コマーシャルの合間にいきなり入りました。

★先にタイガース抜けちゃって、そのあと、とりあえずパリに行って、２年くらいいて、レコーディングしてアルバムを作ってました。

★大沢さん「他の人はまだやってたの？」
トッポ「そうじゃないですか？」
大沢さん「こう見ると仲悪かったみたいだけど、そうじゃないんでしょ？現役のころ」
トッポ「不良なんかする時間ないですもん」
西村さん「時間に追っかけられて？」
大沢さん「けんかなんかする暇ない？」
トッポ「そんなん、そんな時間ないですよ」
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なんかうまーくごまかしたような感じのトッポ。喧嘩したか？と聞きたかったと思うんだけど、それを不良なんか～と切り返した感じ

★大沢さん「機械のごとく、あっち行ってこっち行って、あれ歌って～という感じですかね。でも、４年ちょっとで全部が解散になっちゃって、あのころ、ファンの人たちは寂しかったでしょうね。
加橋さん抜けちゃってバラバラになって、そういうのあると思うね」
西村さん「加橋さん抜けたあと、岸部一徳さんの弟さんが入って、新生タイガースになったけど、やっぱりちょっと違うな、ってところあるな、と思うファンもいたかと」
トッポ「そうですね」
西村さん「やっぱり加橋さんの高音ってのは、重要なポジション占めてましたもんね、タイガースのなかで」
トッポ「タイガースってのは、ちょっと不思議なグループでね、他のグループとはちょっと違う部分がありましてね。非常にひとりひとりまるっきり違う個性の人間が集まって。普通はあり得ないような。あれだけみんな性格も個性もちがう人間がね」
西村さん「性格もそんな違ったんですか？」
トッポ「ぜんぜんちがうんですよ、みんな。仲良しになると、普通はわりと似た者同士みたいな、そういう感じになるんですけど、不思議なんですけど、まるっきりちがいますね」
西村さん「それでいて喧嘩もしないわけですね？」
トッポ「それは……もう、そんな時間もないし」
大沢さん「音楽的なぶつかりもないんですか？」
トッポ「それはいろいろあったかもしれませんけどね」
大沢さん「忘れちゃったの？」
トッポ「もうそれどころじゃない。寝てないから、それどころじゃない、っていうか。けんかなんかするより寝てる方がいいや、っていう」
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またまたちょっとはぐらかしてる？

このあと、再結成タイガースの話題もあります。
またのちほど書いていきますが、だんだん無口にトッポがなってくよーな……