東京公演は終わりましたが、書き残しておきます。
その3の続きです。ねたバレありです。
下に送ります〓〓〓〓
センセイはとにかく古いものを捨てられないタチらしい。生徒から30年前にもらったポットもある。
ツキコさんが次に見つけたのはテスター。
乾電池の残量を測る機械みたいだけど、わたしもよくわからなかった
「なんじゃそりゃあ」というツキコさん。
センセイはタンスの中からお菓子の缶に入った乾電池の袋を出してくる。
それにはひとつひとつ「カミソリ」とか「かけ時計」とか書いてある。「懐中電灯」のところでは「それは伊勢湾台風の時のです」と少々誇らしげ
「カセットテープレコーダー」のは「単2が8本も要って…」「全部とっておくのは大変だから目をつむって1本選びました」
この辺でツキコさんが「カ○オ計算機」と言うのだけど、これが日によってなかったような(そんな気がするだけかな)
で、その1本をテスターで調べてみると針が動く。感激するツキコさん。「モーターを動かすだけの電気はないが、まだ生きてる」というセンセイ。
今までがんばってくれたのに、そのまま捨てるのは忍びない…と。
優しいね
「タンスの中で細々と生きてる」と言うときのセンセイは自分のことを思うのか、ちょっと寂しげ…。
なぜかここでよく笑う人がいたけど…わたしは笑えなかった
乾電池を片づけて、また飲み出す2人。いきなりセンセイは「やなぎもる~…」(以下忘れました)と詩吟(?)をうなり始める。
ツキコさん「お経ですか~」
センセイによると“いらこせいはく”らしい。
何も知らないツキコさんにセンセイは「ツキコさん、あなたって人は…」と呆れ顔
(すみません。わたしも知りません)
そこへ息子のノブヨシ(田中隆三さん)登場
ツキコさんがいたのでびっくり
ツキコさんが帰って行く。
息子はたびたび来ているのかと思ったら、久しぶりに来たらしい。
この息子がセンセイとは似ても似つかず軽いの~
さっきまでツキコさんが飲んでいた湯のみでそのままお酒を飲む。センセイは許せないらしく「湯飲みを換えなさい」と言うが、息子は平気
離婚の報告に来たらしい。原因は不倫
センセイ「またか~」と言うが、10年前の不倫を根に持って、彼氏を作りアキオ(ノブヨシの息子)の大学受験をきっかけに出て行ったらしい。センセイ「自業自得だ」ノブヨシ「親子そろって働き盛りに女房に逃げられるなんて~、遺伝だね」
センセイは「もう帰れ」と言うが、「たまには親子水入らずでのみましょうよ」と柿の種をボリボリ…。センセイのうんざりした顔がたまりません
そんなセンセイにはまったく気づかずに「柿の種しかないんですか~、なんかあるでしょうよ、漬け物くらい」と言いながら息子は奥へ。
ここでセンセイが1本の乾電池をしみじみ眺め歌う。
箪笥の中の乾電池
“ひそやかに…”というフレーズで始まるちょっと暗い歌。
センセイは古くて役に立たなくなった乾電池に自分を見ているらしい。
このときに、メガネの奥に見えるセンセイの目が優しいのです
場面はがらりと変わり、キノコ狩りのシーン。
またツキコさんの語りで始まる。
前作久世さん版では、ここで山に登る設定があり、センセイが客席に下りてきて通路を歩いた
途中で通路にしゃがみ込むのだけど、通路側の席だとジュリーがすぐ横に座ることになる
かなりの至近距離
わたしは前作ではすぐ後ろにセンセイがいて、振り向くに振り向けずかなり困ったのが1回、逆にすぐ前にセンセイがいてちょっと手を伸ばすとすぐにジュリーの髪に触れてしまう…みたいなのが1回ありました
今回は残念ながら客席には下りてきません
ツキコさんがひとり残っていると、上からセンセイとサトルさんとトオルさんが下りてきます。
トオルさんの袋にはキノコがいっぱい、「参ったか~」とツキコさんに。サトルさんの袋からはでっかいキノコが。センセイは大事そうに持ってるものをツキコさんに。「なんじゃこりゃあ虫からキノコが生えてる」冬虫夏草らしいですがツキコさんが知らないのでまたセンセイは呆れ顔
(すみません。またわたしも知りません)
ちょっと途中ですが送ります。
その3の続きです。ねたバレありです。
下に送ります〓〓〓〓
センセイはとにかく古いものを捨てられないタチらしい。生徒から30年前にもらったポットもある。
ツキコさんが次に見つけたのはテスター。
乾電池の残量を測る機械みたいだけど、わたしもよくわからなかった
「なんじゃそりゃあ」というツキコさん。
センセイはタンスの中からお菓子の缶に入った乾電池の袋を出してくる。
それにはひとつひとつ「カミソリ」とか「かけ時計」とか書いてある。「懐中電灯」のところでは「それは伊勢湾台風の時のです」と少々誇らしげ
「カセットテープレコーダー」のは「単2が8本も要って…」「全部とっておくのは大変だから目をつむって1本選びました」
この辺でツキコさんが「カ○オ計算機」と言うのだけど、これが日によってなかったような(そんな気がするだけかな)
で、その1本をテスターで調べてみると針が動く。感激するツキコさん。「モーターを動かすだけの電気はないが、まだ生きてる」というセンセイ。
今までがんばってくれたのに、そのまま捨てるのは忍びない…と。
優しいね
「タンスの中で細々と生きてる」と言うときのセンセイは自分のことを思うのか、ちょっと寂しげ…。
なぜかここでよく笑う人がいたけど…わたしは笑えなかった
乾電池を片づけて、また飲み出す2人。いきなりセンセイは「やなぎもる~…」(以下忘れました)と詩吟(?)をうなり始める。
ツキコさん「お経ですか~」
センセイによると“いらこせいはく”らしい。
何も知らないツキコさんにセンセイは「ツキコさん、あなたって人は…」と呆れ顔
(すみません。わたしも知りません)
そこへ息子のノブヨシ(田中隆三さん)登場
ツキコさんがいたのでびっくり
ツキコさんが帰って行く。
息子はたびたび来ているのかと思ったら、久しぶりに来たらしい。
この息子がセンセイとは似ても似つかず軽いの~
さっきまでツキコさんが飲んでいた湯のみでそのままお酒を飲む。センセイは許せないらしく「湯飲みを換えなさい」と言うが、息子は平気
離婚の報告に来たらしい。原因は不倫
センセイ「またか~」と言うが、10年前の不倫を根に持って、彼氏を作りアキオ(ノブヨシの息子)の大学受験をきっかけに出て行ったらしい。センセイ「自業自得だ」ノブヨシ「親子そろって働き盛りに女房に逃げられるなんて~、遺伝だね」
センセイは「もう帰れ」と言うが、「たまには親子水入らずでのみましょうよ」と柿の種をボリボリ…。センセイのうんざりした顔がたまりません
そんなセンセイにはまったく気づかずに「柿の種しかないんですか~、なんかあるでしょうよ、漬け物くらい」と言いながら息子は奥へ。
ここでセンセイが1本の乾電池をしみじみ眺め歌う。
箪笥の中の乾電池
“ひそやかに…”というフレーズで始まるちょっと暗い歌。
センセイは古くて役に立たなくなった乾電池に自分を見ているらしい。
このときに、メガネの奥に見えるセンセイの目が優しいのです
場面はがらりと変わり、キノコ狩りのシーン。
またツキコさんの語りで始まる。
前作久世さん版では、ここで山に登る設定があり、センセイが客席に下りてきて通路を歩いた
途中で通路にしゃがみ込むのだけど、通路側の席だとジュリーがすぐ横に座ることになる
かなりの至近距離
わたしは前作ではすぐ後ろにセンセイがいて、振り向くに振り向けずかなり困ったのが1回、逆にすぐ前にセンセイがいてちょっと手を伸ばすとすぐにジュリーの髪に触れてしまう…みたいなのが1回ありました
今回は残念ながら客席には下りてきません
ツキコさんがひとり残っていると、上からセンセイとサトルさんとトオルさんが下りてきます。
トオルさんの袋にはキノコがいっぱい、「参ったか~」とツキコさんに。サトルさんの袋からはでっかいキノコが。センセイは大事そうに持ってるものをツキコさんに。「なんじゃこりゃあ虫からキノコが生えてる」冬虫夏草らしいですがツキコさんが知らないのでまたセンセイは呆れ顔
(すみません。またわたしも知りません)
ちょっと途中ですが送ります。
私は、乾電池のシーンで切なくなって「乾電池の歌」で涙が出そうになりました。あと“カ○オ計算機”は、少なくとも28日は言ってなかったと思います、たぶん。
あの歌はほんとに切ないです。あれをとっておくセンセイの心情を思うとつらいです。