勝って反省

今日の流経大戦、２９－５と勝利したが、反省点の多い試合だった。
立ち上がりにキックオフボールのキャッチミス、そしてＰＫ、相手ラインアウトからの攻撃を防げずあっさりトライを許した。
早稲田戦の後半立ち上がりの再現のようなシーン。

しかし最初の１０分の攻防を見て慶応の優位は明らかだった。流経大は体格は大きいが、スピードがない。攻撃は外人２選手のパワープレイだけ。
特にＮＯ８の選手は１年生ながら凄いパワーだ。しかし走り出す前に止めれば怖くはない。抜け出してもフォローできる選手がいない。
バックスもスピードが無くオープンにまわっても慶応のタックルにゲインできない。最初の失点はともかく。その後は得点を許さなかった。後半は流経大にはチャンスらしいチャンスはなかった。

それでも慶応の得点が２９点に終わったのはレフリーとの折り合いが悪かった。
アウェーで判定が流経大よりだったこともあるが、攻撃時の反則、ミスが多すぎ。
せっかくチャンスをもらいながらミスで得点できない場面が多々あった。

今日の試合は前半で勝利を決めて、後半は若手を投入して欲しかったが、前半の１９－５からなかなか得点できずに終わったことが悔やまれる。
伊藤君、濱本君が怪我でそれぞれ１年生の明本君、仲宗根君に代わったのは残念。
怪我人が多いのは毎年のことだが、それでも今年はレギュラーの怪我人は少なかったのだが？

今日も出来は今シーズン最低だと思う。選手の疲れもピークだと思うし、勝って当然の相手。気持ちの持ち方が難しかったのではないだろうか？

流経大は帝京大に１９－３１と健闘している。去年入替戦に出たチームとは思えない。
今日は早稲田と帝京の試合があった。結果は３３－７で早稲田の勝利。
この結果からすると今年も今のところ早慶２強の様相と言っても良いだろう。
まあ未知数の関東学院がいるが。

来週は法政戦。Ａチーム最後の一戦。最後の力を振り絞って法政を打ち破って欲しい。
今日はフォワードは良かった。川村君、柳沢君のステップ切れきれ。バックスの選手は来週の法政戦奮起して欲しい。法政はバックスのチーム。フォワードで圧倒し、バックスの攻撃を封じ、トライの山を築いて欲しい。

流通経済大学戦

今日は流経大フェスタ
立ち上がり早々、キックオフのキャッチミス。ＰＫから自陣ゴール前ラインアウトを押し込まれ、先制トライを奪われる０－５。
慶応もすぐに反撃。相手ゴール前でスクラムを得るが押し返えされる。しかし徐々に慶応ペースに。
１５分しつこい攻撃をみせ小澤君がトライ７－５と逆転。
慶応の入りでミスを犯し緩い立ち上がりになってしまった。攻撃の時の流通経済大学は強い。二人の外人は大きくて強い。慶応も必死にタックル。前進を許さない。
慶応は少ないチャンスをものにする。相手ノッコンからスクラム。濱本の突進から花崎がトライ１２－５。さらに相手ミスからこぼれ球を拾い慶応トライ。１９－５と突き放す。つぎは小川君が快走するが、惜しくもノッコン。結局このままハーフタイム。
実力差はかなりあるが、思ったほど点差が開かなかった。流通経済大はミスが多く怖さはない。
後半開始早々伊藤君が怪我。明本君登場。慶応は攻撃するがノットリリースが多い。後半１５分流経ゴール前でスクラム。しかしフィニッシュできない。保坂君が突進、高橋君が抜け出すが惜しくもノッコン。しかし川村君が見事なステップで前進。最後は藤代君が飛び込みトライ２４－５となる。
ようやく流経がアタック。外人が強い。しかし慶応のタックルは健在。濱本が怪我で仲宗根と交代。３０分増田のトライで２９－５。その後若手を全員投入。結局このままノーサイド。今一つ消化不足だがまあ勝利良かった。