裕嗣君のブログ

ラグビー応援そして闘病生活
愛ネコ、ハッピー命

全慶明戦

2008年06月21日 | ラグビー
あいにく試合の始まる頃から雨が降り出し、今日は実況はなし。なぜならば三ツ沢にはほとんど屋根がない。折角2000円払って中央席に座ったが、さすがに携帯は使えない。
試合はといえば、雨のせいかキックの多いちょっと批評のしにくい試合。
慶応の現役メンバーは11名だが、ほとんどBチームのメンバー。対する明治も宇佐美はいるがベストメンバーとは言いがたい。宇佐美と山本英児君の戦いが試合の見所。
お互いにノッコンの繰り返しで点が取れるような場面にならない。
特に慶応はラインアウトを制しながら攻撃でノッコンを繰り返しリズムがつかめない。一方の明治も時折カウンターで慶応陣深く攻め込むが、攻撃が単調でトライを奪えない。
結局は相手のノッコン待ちのようなキック合戦に終始し前半は両チーム無得点。
後半1列に川村君が入ってスクラムが安定した慶応が優勢に試合を進めるが、すべるボールに手のつかない慶応がノッコンを繰り返し、なかなか得点できない。ようやく25分山本英児君の突進でチャンスを掴み、ライン参加した小林君がうまく抜け出し、ラストパスを1年生小川君に。ようやく慶応が先制点を奪う。森脇君のゴールも決まり7-0とリード。
しかし最後の10分、明治の猛反撃にあう。山梨の早稲田戦のように慶応がゴールを背負い耐えるが、ラスト1分というところでゴール前スクラムから宇佐美にトライを奪われ、難しいゴールキックも決められて同点。
最後のワンプレイで慶応が明治ゴール前まで攻め込んだところでノーサイド。
またしても明治戦は引き分け。
今日のベストプレイは英児君の強烈なタックル。
慶応は随所で低くしつこいタックルを明治に見舞ったが、時折するっと明治のバックスに抜けられることがあった。
あとは森脇君のキックが伸びず陣地の挽回がなかなかできなかったこと。
ただ心配したスクラムとラインアウトは良かった。後半は明治を押し込む場面もあった。惜しむらくは最後のワンプレイでスクラムを割られたこと。

雨のなかあまり見所もなく90分が経過。終わってみれば7-7とロースコアの引き分け。
よく言えばディフェンスの目立った試合でした。