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松静自然 -太極拳導引が教えてくれるもの-

松静自然とは落ち着いた精神情緒とリラックスした身体の状態をいい、太極拳導引の基本要求でもあります。これがまた奥深く…

練習メモ 主従03

2012-06-20 | 行雲流水-日日是太極拳導引-
水曜専科では個人練習に入る前に
陳式、楊式、孫式の各伝統套路から
毎回一つを選んで復習してます。

導引的練習であれば
ゆっくりとしたリズムで
少なくとも30分間は動き続けることが
ひとつの目安になります。
じんわりと動き続ける持続性がポイント。
伝統套路を個人練習で行うのであれば
4、50分くらいで動く感じです。
教室では練習時間に限りがあるので
速めになります。




今月の課題である主従。
主が主であるためにも
従が十分にいきていないと。
主も従も、ともに単独では存在しえない。
だからゆっくり動きながら
それぞれの働きぶりを観察する。
ひとつの動作を構成する
各パーツの動きにも主従の関係があり、
その関係性のなかで
つねに入れ替わり循環しているのがわかる。
その循環をうながしているのが
意識の流れなのだろうな。


閃通臂で左肩から先への意識が
動きのある部分で途切れることが発覚。
指摘されるまで気づけていなかったことに
改めてビックリ。
この箇所になると他の動きと連動しておらず
流れから取り残されているような感じ。
そして転身の回転が始まると突如つながる。
なんだこれ!?

転身前の重心移動のときに
体幹の動きが伝わってないらしい。
これは左肩関節に強ばりがあるのも
影響してるのだろうか。
軽度とはいえ立派な?五十肩だしなあ。
いまだに三角筋が強ばってるし
肩関節が首側へ引っぱられるようにして
縮こまっている。
ローテーターカフ(rotator cuff)の問題か。
現状でできうる限りの動きは確保していこうと
意識的に動かす(ゆっくり大きく動かす)のが大切かと。
あせらず気長に構えるか…。

閃通臂については
転身時の体幹を中心に
下肢と上肢とのそれぞれの動きを
もう少し丁寧に意識してみようと思う。