先日、恒例の渋谷区民太極拳大会が開催されました。
個人競技部門は孫式太極拳で
集体表演部門は孫式、太極刀、楊式に参加しました。
今年は10回目の節目の大会でもあるからか
採点方式の個人部門は
さらに競技会モードが色濃くなった印象。
コート数も3面に増えたために
撮影班は各コートの進行ぐあいを確認しつつ
移動しなければならなくなり
例年以上に負担が大きくなってしまったかも。
お手数かけました。どうもありがとう。
大会が盛大になっていくのは
関係者の皆様の尽力の賜物ですし
すごいことだなと感心するばかりですが、
私たちの教室は初期の頃と変わらず
交流会としてのスタンスでとらえています。
競技部門であろうとも
教室での練習と何ら変わることなく
各自の課題に向き合い
導引的アプローチで取り組んでいます。
個人部門ですが、
今回初めて最終組での表演となりました。
待たされている感が常にありました。
最終組にもかかわらず、第1組が始まる頃には
コート脇に集合させられましたし、
底冷えする体育館ですから
ウォームアップは欠かせません。
常にざわついてて落ち着かない雰囲気。
でも最終組の利点にも気づきました。
待機する人が減ってくるにつれて
占有空間が広がり始め、
自分の間合いを確認しながら
調整ができるんですね。
しかも今回は既に表演し終えたpantaさんに
不安のあった足指のケアまでしてもらえたし。
教室でやってるときと一緒だったわ…
待たされてはいたけれど
待ちくたびれることはありませんでした。
表演は最後の最後に
ちょっと問題があったけれど、
詰めの甘さはいつものことなので
日頃とさして変わらずだったのではないかと
思っています。
集体部門の方は
個人的にはドラマチックでしたね。
自分に足りてない部分、課題が
ものの見事に表出しました。
これは個人部門をも含めて共通することかと
思いますが、
やはり落ち着いていることが一番なんだと
思い知らされました。
昼休み直前の確認練習のときのこと、
ワックスの状態なのか
足下が妙にひっかかる箇所があることに
気づいてたのにもかかわらず、
ちょいと右足を捻ってしまいました。
まさかこれが後々影響してくるとは
思ってもみませんでした。
最初の演目は『孫式太極拳』。
全員で練習したのは数えるほどでしたが、
細かいところであれやこれやと
みんなで悩んで練習した甲斐がありました。
これも本番に強いという伝統の力なのか
導引効果なのか。
次の演目『太極刀』。
孫式の表演からさほど間がないため
短時間で着替えねばならなかったのですが、
運悪く更衣室が満杯で手間取り
皆が集合してスタンバイしてるところへ
駆け込むのがやっとという有様に。
じつは捻った右足に違和感が出始め
テーピングしたかったのですが時間がなく、
さらにはバネ指でテーピングしていた右手に
サポーターを着用するのも忘れてしまってました。
まったくもって冷静とはいえない状況。
自分でもマズイと解っているが故に
なんとか落ち着こうと気持ちが先走る。
動揺が静まる間もなく
表演が始まってしまいました。
うわっ、やっちまった~!
いままで一度もしたことのないことを
本番でやらかしちゃいました。
刀の刃の向きが逆でした。
起勢直前に(刀盤の感触の違いに)
気づいたもののすでに遅く、
刃の向きを視認したときには
バクバクです。
どこで修正する!?
運悪く自分が先導する形が続きます。
頭の中がスパークしましたね。
最初のもたつきはそれが原因でした。
何とか修正できたと思ったら
今度はサポーターをし忘れた右手の
テーピングテープに
シルク製の刀彩がひっかかり始め
まとわりつきます。
しかし手で払うことはできません。
“しんぼーだ、しんぼーだ”と
言い聞かせながら…
終始浮ついた表演になってしまいました。
いままでこんなことはなかったと思うほど、
落ち着かない状態でした。
他のメンバーが落ち着いているがゆえに
自分の浮ついた状態が目につきます。
申し訳なかったと思います。
そして最終演目の『伝統楊式太極拳』。
着替える時間もテーピングする時間も
今度はありました。
天国と地獄をみた後ですから
もう怖いものは何もありません(笑)
最後の楊式はひとつひとつを
丁寧に味わいながら動いてました。
仲間の動きも呼吸も肌で感じてました。
やはり落ち着いた状態にあることが大事。
意識して集中しようと思わなくても
自然にそうなるし、
適正な集中状態にあれば
ほんとに自然に周りと融合します。
松静自然
やはりこれに尽きますね。
個人競技部門は孫式太極拳で
集体表演部門は孫式、太極刀、楊式に参加しました。
今年は10回目の節目の大会でもあるからか
採点方式の個人部門は
さらに競技会モードが色濃くなった印象。
コート数も3面に増えたために
撮影班は各コートの進行ぐあいを確認しつつ
移動しなければならなくなり
例年以上に負担が大きくなってしまったかも。
お手数かけました。どうもありがとう。
大会が盛大になっていくのは
関係者の皆様の尽力の賜物ですし
すごいことだなと感心するばかりですが、
私たちの教室は初期の頃と変わらず
交流会としてのスタンスでとらえています。
競技部門であろうとも
教室での練習と何ら変わることなく
各自の課題に向き合い
導引的アプローチで取り組んでいます。
個人部門ですが、
今回初めて最終組での表演となりました。
待たされている感が常にありました。
最終組にもかかわらず、第1組が始まる頃には
コート脇に集合させられましたし、
底冷えする体育館ですから
ウォームアップは欠かせません。
常にざわついてて落ち着かない雰囲気。
でも最終組の利点にも気づきました。
待機する人が減ってくるにつれて
占有空間が広がり始め、
自分の間合いを確認しながら
調整ができるんですね。
しかも今回は既に表演し終えたpantaさんに
不安のあった足指のケアまでしてもらえたし。
教室でやってるときと一緒だったわ…
待たされてはいたけれど
待ちくたびれることはありませんでした。
表演は最後の最後に
ちょっと問題があったけれど、
詰めの甘さはいつものことなので
日頃とさして変わらずだったのではないかと
思っています。
集体部門の方は
個人的にはドラマチックでしたね。
自分に足りてない部分、課題が
ものの見事に表出しました。
これは個人部門をも含めて共通することかと
思いますが、
やはり落ち着いていることが一番なんだと
思い知らされました。
昼休み直前の確認練習のときのこと、
ワックスの状態なのか
足下が妙にひっかかる箇所があることに
気づいてたのにもかかわらず、
ちょいと右足を捻ってしまいました。
まさかこれが後々影響してくるとは
思ってもみませんでした。
最初の演目は『孫式太極拳』。
全員で練習したのは数えるほどでしたが、
細かいところであれやこれやと
みんなで悩んで練習した甲斐がありました。
これも本番に強いという伝統の力なのか
導引効果なのか。
次の演目『太極刀』。
孫式の表演からさほど間がないため
短時間で着替えねばならなかったのですが、
運悪く更衣室が満杯で手間取り
皆が集合してスタンバイしてるところへ
駆け込むのがやっとという有様に。
じつは捻った右足に違和感が出始め
テーピングしたかったのですが時間がなく、
さらにはバネ指でテーピングしていた右手に
サポーターを着用するのも忘れてしまってました。
まったくもって冷静とはいえない状況。
自分でもマズイと解っているが故に
なんとか落ち着こうと気持ちが先走る。
動揺が静まる間もなく
表演が始まってしまいました。
うわっ、やっちまった~!
いままで一度もしたことのないことを
本番でやらかしちゃいました。
刀の刃の向きが逆でした。
起勢直前に(刀盤の感触の違いに)
気づいたもののすでに遅く、
刃の向きを視認したときには
バクバクです。
どこで修正する!?
運悪く自分が先導する形が続きます。
頭の中がスパークしましたね。
最初のもたつきはそれが原因でした。
何とか修正できたと思ったら
今度はサポーターをし忘れた右手の
テーピングテープに
シルク製の刀彩がひっかかり始め
まとわりつきます。
しかし手で払うことはできません。
“しんぼーだ、しんぼーだ”と
言い聞かせながら…
終始浮ついた表演になってしまいました。
いままでこんなことはなかったと思うほど、
落ち着かない状態でした。
他のメンバーが落ち着いているがゆえに
自分の浮ついた状態が目につきます。
申し訳なかったと思います。
そして最終演目の『伝統楊式太極拳』。
着替える時間もテーピングする時間も
今度はありました。
天国と地獄をみた後ですから
もう怖いものは何もありません(笑)
最後の楊式はひとつひとつを
丁寧に味わいながら動いてました。
仲間の動きも呼吸も肌で感じてました。
やはり落ち着いた状態にあることが大事。
意識して集中しようと思わなくても
自然にそうなるし、
適正な集中状態にあれば
ほんとに自然に周りと融合します。
松静自然
やはりこれに尽きますね。