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松静自然 -太極拳導引が教えてくれるもの-

松静自然とは落ち着いた精神情緒とリラックスした身体の状態をいい、太極拳導引の基本要求でもあります。これがまた奥深く…

最近の気づき事情

2007-04-06 | 行雲流水-日日是太極拳導引-
最近、気づきの記録をここに残すことを
ためらい始めている。
気づきがほんとに微妙なものであったりして
言葉にしにくいこともあるが、
そもそも気づきとは個人的感覚のものであって、
共通な感覚ではないことがわかっているからこそ
書きにくくなっているのだ。
感覚の話ほど誤解や錯覚を生じるものも
ないだろうなと思う。
そういうことに意識が向き始めただけ
進歩したのかもしれないとも言えなくもないのかな?

更新がままならなくなってはいるものの、
気づきがないわけではない。
外反母趾っぽい両親指の角度が
体調によって変わるとか、
左脚側の関節だけが
妙にゆるい感じがしたりすることがあるとか。
これについては上半身のバランスが
微妙に崩れていたりするのかもしれないな
と思っていたりする。

また、右側へ体を開いたり体重を移動させるときに
左腰あたりに引き攣れるような感じがあること。
具体的な動きで言えば、
たとえば懶扎衣はいつも緊張を感じる。
とくに腰や背中あたりに感じ、上体が硬くなりがち。
左側への開きとなる単鞭などの方が
まだよい方かもしれない。
背骨かも?
そして体内への意識感覚にも
少し変化が出てきている。
下腹部の感覚が少し変わってきた感じ。
外から内への意識とは反対の
内から外に向かうような感覚を知り始めたら
何だかちょっと変わってきている。
これは何となく腰にはよさげな感じがしている。

体が大きく変わる時期は
不安定には違いないのだけれど、
それだけに日々変動するので気づきも多くなるみたい。
自分の体を知るチャンスでもあるのかもしれない。

人生はやり直せることも多いけど、
引き返したり逆行はできない一方通行路もある。
できることとできないことがあって当たり前。
そこで立ちすくむ必要もない。
なんとかやりくりすることで迂回路も見つかることもある。
それはいままで経験したことのない
全く新しいルートであることだってあるのだから。

いつでも何においてでも
最初に始めるときがいちばん若い。
それは誰にとっても変わらない。