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甲州街道 2日目 下高井戸 ➡️ 矢川 25.6km 累計 45.6km 2014.11.15

2014-11-16 | 街道歩き

秋晴れの一日、再び甲州街道にチャレンジです。
下高井戸からのスタートです。当面は都会歩き、まずは国道20号線側道歩きです。
騒音と排気ガスに悩まされながらのウォーキングです。
最近車のマフラーから煙りがでないので、綺麗な空気に思いがちですが、決してそんなことありません。
目に見えないだけで、相当なガスを吸っています。喉が痛くなります。
早く旧街道の山の中に行かなきゃ・・。




国道は片道4車線、轟音をたて、怪獣のようなダンプ、トレーラーが通りすぎます。

そんな中でも発見、お寺がありました。
宗源寺です。




どうやらこのお寺の不動堂は高台にあったそうで、高井堂と呼んでいたものが、
そのまま”たかいどう”、高井戸と言う地名が出来上がったようです。


 通りがかった石屋です。いろんな像が、、、。


大橋場の跡とある。お地蔵さんだ。
手を合わせて通りすぎました。歴史があろうかと思うがわからない。


国道ベースで、ここは日本橋から20kmに位置します。


昌翁寺です。甲州街道に縁あるかわかりませんが、立派なお寺なんで
写真を撮りました。昔、街道沿いのこんなお寺で休憩したんだろうなぁ。




あっ、ありました。仙川一里塚跡です。
この辺りは都会です。当時の痕跡を見つけるのが一苦労。

 これコンビニの横にあります。寂しい限りです。


 甲州街道に面して下記掲示がありました。しかしイチョウはありません。この稲荷社
はどこにあるの?


 大雲山 金龍寺です。右手の像は道元禅師です。
このお寺は源義経と弁慶が讒訴により奥州逃避行の際立ち寄ったとされて
います。他に慈母観音像とかいろいろな方の像がありましたが、後日調べます。











 これが山門、激しい赤に塗られています。


 このお寺から少し進むと厳島神社参道と表示がありました。
えっ、安芸の宮島?清盛のあの厳島神社?
参道を進むとありました。正真正銘の厳島神社です。


 宮島の厳島神社勧請とあります・・・。


 地蔵菩薩立像・・・。


 ビルの谷間にちょこっとありました。


 ともかく日本は、というか戦後の日本人は街づくりが下手である。
景観を大事にしない。特に戦後、焼け野原になったため、全て新しいもの
を、それも景観お構いなしに建設、都市計画が無茶苦茶、欧州のように
古いものを大切にし、壊れたものは元通りに再建するという考えが薄いような気がする。
もちろん部分的には保存、再建されているものはあるが、町全体が世界遺産に
なるような街がない。
今法律が出来上がりつつあるが、電柱・電線はやめてほしい。
写真を撮るに非常に邪魔・・欧州は街に電柱・電線はない。
もっともっと景観を大切にと、この都会の甲州街道を歩いて思いました。

 ここから旧甲州街道にはいります。といっても対向二車線の道路ですが・・。


 道中いろいろお寺があります。歩き旅、すべてをじっくりと由緒を研究する
ことができません。写真の貼り付けとなります。


 成田山もありました。


 上布田宿とあります。甲州街道の宿場の名前が初めてでてきました。

新撰組近藤勇と蘭方医、伊東玄朴と出会い治療してもらったようです。
(いとう げんぼく、寛政12年12月28日1801年2月11日) - 明治4年1月2日1871年2月20日))は、
江戸時代末期(幕末)から明治にかけての蘭方医江戸幕府奥医師
近代医学の祖で、官医界における蘭方の地位を確立したそうです。


 面白そうな小僧・・・・。とある寺の前。






 西光寺の近藤勇坐像、近藤勇は現在の調布市生まれです。





 通りかかった秋色豊かな豪農の家・・ここら当たりは大きな家が多い。











 久しぶりに秋葉山常夜燈。東海道・中山道には多くありました。
そういえばスペインカミーノの道には常夜燈の仕組みなかったような。


 いろいろな集落、お寺の表示は多くありましたが、街道に必要な一里塚、
本陣、脇本陣を見かけません。甲州街道は整備が悪いのか、記録がないのか、
あまりにも都会・人口集中で遺跡が破壊されたのか・・・・。














 交差点の表示のみ八幡宿という宿場表示があります。
ともかく大都会過ぎます。早く八王子を越えないと。





 初めてです。すごい名前の神社です。たまたま七五三詣でにぎわっておりました。
大國魂神社・・大きな国の魂・・・。国内の諸神の配祀したようです。







 大國魂神社の前にある立派な巨木・・これも神さんですね。


 番場宿です。


 マンションに囲まれた高札場、何とか景観よくできないものか?



















 高安寺です。高安寺(こうあんじ)は、東京都府中市にある曹洞宗寺院である。
開基室町幕府初代将軍足利尊氏であり、室町幕府によって武蔵国安国寺として
位置づけられていた。なお、江戸時代初期までは臨済宗の寺院であった。
寺の随所に古刹としての面影を残すなど、多摩地域を代表する寺院の一つである。





 弁慶も歩いた道。





 ありました、熊野神社。手前は4車線の道路です。


 辛うじて残してある常夜燈。


 谷保の天満宮です。


 ここら辺りは常夜燈をよく保存してます。





 そろそろ日が落ちてきました。初めての駅ですがここらあたりで本日終了
とします。日が落ちると急激に寒くなります。初めての駅・・どうやらJR南武線
のようです。

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