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空海巡礼 高野山東京別院 2019.1.23

2019-01-23 | 街道歩き

 東京の高野山に立ち寄りました。
何度も訪れておりますが、空海巡礼を始めてからは初めてです。
周りは高層マンション・ビルの建ち並ぶ高輪エリア、どうも空海と結びつきま
せんが、高野山には間違いありません。高野山東京別院です。
 今年4月に元の会社の同期会で和歌山の高野山に行き宿坊に泊まります。
そのためにも東京の高野山を訪れないとと思いました。
ここは大都会東京、取り立てて空海に縁がないような気がしますが、
本当に空海がここに来たのかもわかりませんが、千年以上の時を経て、
ここ東京に真言密教の本部がある・・これもご縁と・・。調べると
延宝元年(1673年)「高野山江戸在番所高野寺」として建立されたようです。
空海はここへ来たことはなさそうです。が・・高野山で生きておられるので・。

 まず山門です。

 ありました。空海(弘法大師)像です。背景のマンションが気になります。


 この場所で四国八十八カ所のお参りができます。歩くのが趣味の小生としては、
ここでのお参りはなく、いつか四国へと思っています。









 不動堂・・不動明王さまがまつられています。


 遍照殿です。遍照殿の名前はお大師様の法号「遍照金剛(へんじょうこんごう)
」に由来するようです。「遍照」には「あまねく照らす」の意味もあり、なかな
かのお名前です。太陽ですね、あまねく照らすは。大日如来。






 空海は高野山を拓くにあたり、まず明神社を祀り、その後伽藍の建築にあた
ったようです。現在でも建物を建てる前には地鎮祭、起工式、上棟式、竣工式
等々神事がありますが、ここいらが元となったしきたり(?)でしょうか?
なんか日本人の神仏融合の精神、世界にない文化に感激します。






 弘法大師のご朱印、女性に描いていただいたので、少し線が細く感じますが
素晴らしい。

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