ゆーぼん街道歩きブログ(欧州カミーノ、東海道他(五街道)、熊野古道、北国街道他)

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空海巡礼 東寺 2018.12.20

2018-12-21 | 街道歩き

  今年は街道歩き、巡礼とほとんど行けませんでした。今年の初めから
老父が入退院繰り返し、その間に激しくボケを推進させてしまい、
既に要介護。仕方なく病院・ケアセンター・ディサービス・ショートステイ・
老人ホームと今まで縁のなかったところへ行ったり来たり、自分のやりたい
ことができませんでした。
 自分の父親です・・仕方ありません。寿命は神のみぞしる。
そんなことで、一年振り返ると、奥州街道を三日間あるいたこと、湯浅の
ルーツ探し旅に丹波は南丹市、和歌山は湯浅町訪問したこと。これが私な
りの巡礼の全て。残念です。来年こそ何とか時間を作って、海外はカミーノ
ポルトガルの道海岸コース、ドイツはモーゼル川沿いの道モーゼルカミーノ
を歩きたい。国内は熊野古道の完結、長崎への道を目標にしています。

 ああ、果たしてどれだけ歩けるやら・・・

 そんな環境の中、年内に京都のお墓の掃除、お参りだけは行かなければと
思い老父がショートステイ中の一日を使って日帰りで行ってまいりました。

 折角京都まで行ったので、好きな空海さんにご挨拶と、天気は悪かったん
ですが訪れました。名付けて空海巡礼。早速ご朱印帳をゲット。そこで思っ
たのが空海巡礼、もし来年長期間の旅ができない場合は、日帰りまたは
一泊二日程度で空海の足跡を辿るのも面白いのではと思いました。
もちろん最終的にはお遍路でしょうが、まだ四国八十八カ所まわる機運は
起きてませんので、まずは空海の足跡をたどろうかと・・・。

 下記は東寺五重塔です。826年弘法大師の創建です。
その後何度も雷火によって4回消失、現在あるのは、1644年徳川家光
寄進により建設、高さは55m、日本の古塔中最高の塔です。



 小雨ぱらつく灰色の空でしたが、残り紅葉は素晴らしいものでした。





 現在は雷火にならぬよう避雷針が付いています。もう焼けることはないでしょ
う。地震には強い構造のようです。






 講堂です。835頃の完成です。現在の建物は1486年再興された建物です。
中にはご存じ立体曼荼羅・・大日如来を中心とした密厳浄土の世界です。







 こちらは金堂です。いわゆる本堂です。ここには薬師如来が中心です。
そもそも空海が東寺を任される以前にこの地におられた仏様なのか・・?
それはわかりませんが、秀吉の時代に再興した桃山時代の代表的建築です。




 下記のような亀みたいな像がありました。




 どこかで見たような・・と思い探しました。
ありました、前に東海道を歩いた時、家康のふるさとである岡崎城にありまし
た。これは家康が真似したのでしょうか?


 これは大師堂です。あいにくの改修工事中。また訪れます。
写真には写ってませんが、このころから本格的な雨・・









 わが日本人の素晴らしいとこですね。大日如来、薬師如来のもとに神社、
それもご祭神は”地主神”
”大国主”そして神社の名前が”八島神社”、我が大和の
国の最初”大八洲瑞穂国”から八島神社、なんと
素晴らしい国でしょう。
神道と仏教がなかよく・・。






 東寺の石柱の横に神の鳥が・・・。最初は置物と思いましたが、動きました。


 東寺で買ったご朱印帳、表題どうされます?と聞かれたので即答、”空海”でお願
いしますと。普通はただご朱印帳と書くようです。







 以上、拝観券の桜のシーズンにまた行こうと思いました。

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