20191月1日です。明けました新しい年が・・・。
さてさて、どんな巡礼一年になるでしょうか?
昨年末に京都の墓参りに行ったついでに、東寺を訪れました。
そこで初めて空海の立体曼荼羅と対面しました。
大日如来の前で座って眺めていると、いろんな宗教があるけど、キリスト、
マホメット(今はこう言わないか?)、釈迦と三大宗教は全て人間だった
方を拝んでいる。
でも空海、純密(純粋密教)では究極の仏としての大日如来、実在の人物
ではなく、宇宙真理の象徴であるとした。その真理をどうしたら獲得できる
か・・・。立体曼荼羅の前で何故か感激しました。
本来歩いて巡礼するのが大好きな私としては、最終は四国お遍路であり、
高野山かもしれないが、まず空海のゆかりを尋ねて歩こうと思いました。
前にも書きましたが、現在我が家は親父の介護で旅に遠出ができません。
関東にも空海の足跡がいろいろあるようなので近場から訪ねようと思った
次第です。
まずは元旦、所用で東京葛飾に行ったので下記寺院を訪れました。
真言宗豊山派の金蓮院です。
ここの大師ゆかりは寺宝の弘法大師画像だそうです。見ることがかない
ませんでしたが、寛永以来のいくたびかの火災の都度、自ら火中から舞い
上って境内の巨木にとどまって災害をのがれたので、
<火伏せの大師>と呼ばれたそうです。いくたびかの火事からの脱出、やはり
宇宙の何かが働いたのでしょうか?人が作ったお話かも知れないけど、空海は
目に見えない力を持った人のような気がします。ミュータント?宇宙人?
ということで、下記は境内の写真です。あの平安の時代に日本中を歩いている
空海。不思議です。