Yumi @ Sudan

北アフリカの国、スーダンでの生活日記

ハブーブ予報

2006-03-12 | everyday
本格的な砂嵐の季節になりました。
家の中まで埃だらけになるので、洗濯をするときには空を見て、風の匂いをかいでから洗濯を始めます。ちょっと心配なときには、スーダン人に聞いて確認。
彼女たちの予報はたいてい当たる。
この季節に「今日は早めにおうちに帰りなさい」って言われたら、すぐに帰ったほうが無難。茶色の空気を吸い込むのは結構しんどいぞ。。。
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声をかけあうこと

2006-03-12 | Weblog
しばらく体調が悪くて(もう良くなりました!)、あまり人に会ってませんでした。
そしたら、今日はだれに会っても、みんなが「大丈夫?」って声をかけてくれる。
ハミッド、リクシャーの運転手さん、学校へ行けば子供達が、帰ったら近所の人たちが家の前で待っててくれて、NGOへ行ってもみんなが心配しててくれた。
「もう大丈夫。ありがとう」って今日一日で何人の人にありがとうって言って心からそう思っただろう。
引っ越した先にはまだ電話がなくて、インターネットできません。
忙しいので、ネットカフェに行く時間もなくて。来週中には電話も開通する予定ですので、ちゃんとブログアップします。

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共に生きるということ

2006-03-02 | everyday
クラスの子供が風邪をひく。教室で咳をコンコンしてると、ほかの生徒たちが「大丈夫?」「大丈夫?」「早くよくなってね」と授業中なのに何度も何度も繰り返す。まったく授業にならないけれど、みんながその生徒のことを心にかけている教室内の空気はすごくあったかい。

家庭環境が良くなく、ちゃんと入浴やお洗濯が出来ない生徒もいる。
「ねえ、なんか汚いから、今日うちで一緒にシャワー浴びようよ」って誘っている友達がいる。

鉛筆をもってない子供が困っていると、自分の鉛筆を二つに折ってしまったりする。

朝ごはんのお弁当を持ってこれず、お菓子を買うお金もない生徒がいる。だけど、休み時間には必ずみんなと一緒に何かを食べている。

花町では、近所の家にテレビが入ると、まるで自分の家の出来事かのようにみんなが喜んで見に来る。

道路が整備されたり、街灯が灯ったりすると、嬉しそうにアラーのおかげだと笑う。

誰かの家にどろぼうが入ると、自警団かのように周りの家のおっちゃんたちが、その家を頻繁に訪れるようになる。

たとえ誰の子供だろうと、いいことをしてたら思いきり褒めて、悪いことをしてたら、思いきり叱る。

そうやって、みんなで一緒に今をいきる。

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