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ワーキングママのお気楽な日常

最期を決める

2008年12月22日 21時42分56秒 | 仕事
会社で朝一番に取った電話は、偶然私宛だった。
「主人が昨日亡くなりました。お世話になりました。」
胃がんから骨髄に転移して10月末に退院した時からの、本当に短い付き合いだった。

退院してしばらくは週1回のペースで輸血していたのだけど、タクシーで病院へ行く力がなくなり、ご夫婦で話し合った結果延命治療をやめたと言ったのは先週のこと。
日曜日、奥様とお子さん達に見守られ自宅で最期を迎えたそうです。

家族はもっと治療を続けて少しでも長く生きて欲しかったかもしれない。
だってまだ60代半ばだったし。
でも、自分で最期を決めることが出来、自宅で大切な人達にお別れを言って旅立つことが出来て、ご本人は満足だったのではないかしら。。。

ケアマネになって9ヶ月弱。
お別れをした方は3名。
この仕事の宿命だね。だからこそ、無責任な仕事は出来ないんだとあらためて思う。