勇気を持って明るく「生きる」! -B型肝炎ウィルスキャリアの肝臓がん闘病記

  「あと半年、生きているかどうかわかりませんよ!」と医師に宣告され、がん(癌)を克服し「生きる」ことを考える。

鳩山首相、私たちB型肝炎訴訟原告の話も聞いてください!

2010年05月04日 18時30分00秒 | 明るく生きる
 5月7日は東京地裁でB型肝炎訴訟裁判が行われます。

 東京の裁判はまだ進行状況が遅いために、和解勧告は出ないかもしれませんが、早期の解決が望まれます。

 4月6、7日そして、20、21日の厚生労働大臣との面談要請も拒否され、3月12日の札幌地裁での和解勧告後にも原告が亡くなっております。
 すでに、410名の原告のうち10名が亡くなり、一刻の猶予も許されません。

 命を大事にする政府ならば、まず私たちの話も聞いてください。



全国B型肝炎訴訟・大阪訴訟での和解勧告についての声明 

                  全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団

 本日、大阪地方裁判所は、全国B型肝炎訴訟大阪訴訟の弁論期日において、本件は和解による解決が望ましいとの意見を表明し、事実上の和解勧告を行いました。
この和解勧告は、本年3月12日の札幌地方裁判所、同月26日の福岡地方裁判所に続いての全国で3番目の和解勧告となるものです。
大阪地方裁判所は、「本件の事案の内容に鑑みると早期解決が望ましい。」と述べ、平成18年最高裁判決により国の責任が明らかにされていることを前提として、被害者を一刻も早く救済すべきであるとの立場から、和解による解決を求めたものです。私たちは、大阪地方裁判所の今回の姿勢を高く評価するものです。
これまで、全国で10名の原告が亡くなっています。現に病状重篤な原告も多数おり、本件の解決にはまさに一刻の猶予も許されません。
私たち全国原告団、弁護団は、これまで2度にわたって、和解による早期解決を求めて、鳩山首相ほか関係閣僚との面談を求めてきました。残念ながら面談はまだ実現しておらず、私たちはこの関係閣僚の対応に強く抗議するものですが、今回、大阪地方裁判所が和解を勧告したことで、本件はまさに和解による解決以外にはあり得ないことが一層明らかとなったものです。
私たちは、被告国が、これらの和解勧告を受け入れ、B型肝炎訴訟を全面的に解決する方向に姿勢を転換し、一日でも早く和解を実現させること、そして、そのために、原告・弁護団との協議をただちに開始することを改めて強く求めるものです。

2010年(平成22年)4月23日


 


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