不二家の不祥事について

不二家ＩＳＯ、経産省が臨時審査を要請…取り消しも

うーん、確かにやってしまったことの責任は重大ですが。
初期対応がまずかったなぁ・・・と。

徹底的に調査して、全てを隠さず発表して、誠意を持って謝罪して、
二度と起こさない対策を発表すれば、ここまで騒がれずにすんだのかも。
危機管理マニュアルとかなかったんでしょうね。
残念です。


で、今回言いたいのはそこではなく。

ＩＳＯとか保健所とか、公のチェック体制の存在意義についてです。

耐震強度偽装事件の時もそうでしたが、
結局、今回も事件を食い止めることができませんでした。
こういう不祥事があると、公の機関なんて何も機能していないことがわかります。
まあＩＳＯはチェック機関ではないんですけども。

所詮ＩＳＯなんて、お金と資料さえそろえればどこでも取得できるってことなんでしょうね。
だって、実際不二家は不備があったのに取得できてるわけですから。
申請時には、監査員が現場に来て細かくチェックするんですよ？
何やってたんでしょうね。

所詮は天下り先、お役所仕事だもんなぁ。

それなのに、承認申請・更新にすごく費用がかかるんです。
中小企業を苦しめてるんです。
・・・無駄だって～。
なんとかならんものか・・・。

それにしても、今回、マスコミは不二家を叩きすぎじゃないですかね？
他に話題がないからなのか、過剰反応しすぎのような。
２ちゃんねるの祭みたいな状態になっている気がしますが。

不二家には立ち直ってほしいんだけれど・・・。
厳しいよなぁ。