丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

三月尽

2024-03-31 17:55:24 | 俳句

ほぼ花は終わって、だいぶ、くたびれてきましたが、シクラメンです。
実が付きましたので、種から育ててみようと思います。
本体は水やりを止めて、枯れたら球根を取り出して置き、冬を待って、植え替えればいいようです。
うまくいくかどうかですが。

三月尽、俳句用語で、「三月も終わりだなぁ」という感じでしょうか。
もう縁がなくなってしまいましたが、年度変わりでもあります。

先日、いつものコンビニへ行ったら、入口の前にチョコンと車が止まっていたのです。「ん、・・・」入口の前は、横断歩道のように、白線が横に何本か引いてあるのは、どこでも同じでしょう。
「ん、・・・、そうか、高齢者が止めたのか、」と思い、店内に入ると、70代か80ぐらいにも見える人がコピー機を操作していました。
若い人であれば、相当ずうずうしい人でも、入口の真ん前には駐車しないでしょう。
「うむ、これが第一歩なんだな。」と一人納得してしまいましたね。
入口の真ん前には横断歩道風に、白線が何本か横に引いてあるのが見えないのか、意識にないのでしょうね。「ここが空いてる」としか思わないのでしょう。
次の段階に進むと、「ブレーキとアクセルを踏み違える、」というか、その意識もなくブレーキのつもりでアクセルを踏んでコンビニの入口へ突っ込んでしまう」のでしょうね。
高齢者の車がコンビニの外壁に衝突ではなく、店内に突っ込んでしまうわけがわかりましたね。

事故は確率と言いますが、その昔「山と渓谷」という雑誌で、「エベレスト登山の死亡率は2パーセント」という記事を読んだことがありました。

最近、この2パーセントのことを考えるようになりました。一人の人が50回エベレストに登った場合、一回目か五十回目か、わかりませんが、五十回の登山のどこかで確実に死亡するということですね。

能登半島の地震でのボランティア活動でも報道によく登場する、登山家の野口健さんが、ヒマラヤはゴミだらけなので、清掃活動をしていると言うテレビ番組を見たことがあります。

ヒマラヤ登山で、登頂が成功して下山となったら、安全な場所へ戻るために不要なものは放棄してしまうのは、身体保全本能でしょうね。

当方がよく行っていた丹沢でも、うん10年前は、登山道のあちこちにゴミが、散乱とまでは言わないが、ありましたね。

衣食足りて礼節を知る、まぁ、今の生活のほうがいいということです。



近ごろお気に入りの一句

歌声のほしき八十八夜かな         矢野誠一
♪夏も近づく八十八夜

時徐々にはつか輝く櫻かな         島田牙城
この櫻は、山桜?


たまの一句
団塊も団地も余生となりにけり       今日水
あんドーナツ手にパソコンの碁打ちかな   今日水
当方の囲碁は、ほぼパソコンですが。

こんな記事を見ました

AI囲碁ロボット

「人工知能(AI)搭載、価格は税込み16万5000円・・・ミリ単位の精度で動く機械アームが実際の碁盤上に碁石を起き、人と対面形式で対局が楽しめる家庭用ロボット・・・
カメラで碁石を確認し、AIが判断した位置に碁石を置いていく。強さは初心者からプロ向けまで24段階でレベルを設定することができ、自分にあったレベルで棋力を向上させることができる。 インターネットに接続しなくても対局でき、対局後には棋譜が生成され専用アプリで一手ごとに振り返ることも可能・・・。」

いろいろな「碁会所」で導入しているそうです。最近は「囲碁サロン」と称しているようですが。

ちなみに、この囲碁ロボットは中国製だそうです。
囲碁の家庭教師的位置づけでしょう。
囲碁は、中国の子どもの習い事、三位らしいです。
琴棋書画の本家ですから。
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酸度計

2024-02-27 09:33:35 | 俳句
じゃがいも植え付けの時期になりました。


畑の土の酸度を測定するものです。

じゃがいもは、ほぼ毎年作っていますが、うまく作れていません。
個数、大きさは、そこそこですが、瘡痂病 (そうか病)に悩まされているのです。じゃがいもの皮に瘡蓋のようなものができるのです。有毒ではないので、食用には支障がないのですが、見た目がよくない。
誰かに差し上げるにしても、説明はしますが、貰った方は、「ん・・・」と思うでしょうね。

今年はがんばってきれいな肌のいもを作ろうと、酸度計を購入、ほぼ4000円、家庭菜園用器材としては高額です。
そうか病の原因として挙げられるのは、土の酸度と肥料のやり過ぎだそうなので、酸度を計ってみようと思ったのです。
日本の土は酸性土なので、畑に石灰(アルカリ性)を入れて野菜を栽培することが多いのですが、じゃがいもは違うようです。

植物の生育には時間がかかるのです。古代中国の農民に苗の生長を促そうとして茎を引っ張った人がいたという笑い話(助長)がありますが、現代日本には、早く育てようとして、しょっちゅう肥料を与える当方のような家庭菜園者がわんさかいるのです。

さて、うまくできるかどうか、答えは早くて六月中旬です。

近ごろお気に入りの一句

春の雲平家の旗のやうに焼け      島田牙城
普通に読めば、夕焼けでしょうが、景色としては、朝焼けにありそうですね。

いつまでも遠きところや春渚      北大路翼
「春渚」、穏やかな陽光の渚、誰もが行きたいところでしょうが、作者にとっては「遠きところ」、自分はそっちには行けない。
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危ない

2024-02-19 16:28:25 | 俳句
 近所のコンビニへ自転車で、歩いても数分の距離なんですが、だいたい自転車で行くのです。帰りに当方の家方向に曲がる交差点で信号待ち、青になったので、ハンドルを左に曲げて、さあ行こうとしたら、後ろから「あー!!!」と言う声が!追突されるなと思って動きを停止したら、当方の自転車の前かごに接触して数メートル先に幼児乗せ用の自転車が停車、こちらを振り向いたが、当方が倒れていないのを見て、「まっ、いっか」という感じで何も言わず、逃げて行きました。まぁ、向こうは、「逃げる」という意識はなかったと思いますが。

追いかけようかと思いましたが、長い下り道なので、やめときました。

自転車にもナンバーが必要だと思いましたね。
自転車と言えども、乗っている人を含めて、何十キロかの物体がスピードをもって衝突してくるわけですから。

以前住んでいた相模原の家の近所、北里通りの交差点付近には、自転車事故情報提供を求める警察署の立て看板がよく設置されていました。大学生や高校生の自転車通学路になっていたのです。
大学生や高校生が事故に関連しているとは限りませんが、一定の時間帯に自転車通行量が多いということです。

事故は確率という報道を何かで見たような気がします。
宝くじの一等に当たる確率と、自転車事故で負傷する確率はどっちが高いのか?などと、妙なことを考えてしまいましたね(笑)。

春一番
 
当方の春一番は蝶です。
いつもの、八王子みなみ野駅そばのホームセンター、蝶を発見。
どこかで越冬したのでしょう。


近ごろお気に入りの一句

鉛筆を置いて木の音春の暮れ      村上鞆彦

そら豆のやうなる月へ歩くかな     太田うさぎ

当方も一句
浮かびたる三日月眺め山の道

丹沢大倉尾根は道幅も広く、ほぼ上り一直線に近いので、夜でも歩けるのです。
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旧暦の元旦

2024-02-11 10:04:15 | 俳句
二月十日は、旧暦の元旦とのことです。
この辺が本来の正月だということは、暖冬でなくてもわかるような気がします。
二月初め頃が一番寒いのは例年ですが、一月前に比べて、日差しが違いますね。寒くても春に向かっていることがよくわかります。

当方の初詣は、気が向けば、近くへ、程度ですが、高幡不動は初めてなので、行ってみました。一月四日、一応松の内でした。


高幡不動五重塔


新撰組副長、土方歳三の菩提寺だそうです。


俳人だったという住職の句碑
鳴り止まぬ塔の風鐸天の川   祐勝



近ごろお気に入りの一句

足跡のあをく続きし別れ雪      藤原暢子
雪山の風景、雪原に点々と延びている先行者の深い足跡の中が「あをく」見えるのです。分岐点に来たが、自分はそっちには行かない。

当方も、冬の丹沢に行ってましたが・・・。


江ノ島を駆け巡るなり猫の恋     西村麒麟
江ノ島神社参道は、急坂です。土産物店街を過ぎると、旅宿や一般住宅があります。その辺の春景色でしょうか。

作者の西村さんは、俳句結社「麒麟」の主宰、江戸時代ならば、「宗匠」です。
その西村さんが、「麒麟」冬号に、こんなことを書いています。
以下抜粋
・俳句の勉強法
①人の俳句を読むこと、俳句を作ること。
②句会に出ること。

・上達しにくい人の傾向・・・「他者に興味がない人」

これを当方に当てはめると、句集は読んでいるが、俳句はなかなか作れない。
したがって、句会には出られない、上達しにくい人です。
しかし、「他者に興味がない人」とは?、考えましたよ。
他者とは、句集を出すような俳人ではなく、俳句雑誌でいうと、特選や入選には選ばれるわけではない、ふつーの俳句作者と考えれば、納得ですね。
たしかに、雑誌の特選や入選、天地人などは読むが、その他大勢の俳句欄はほとんど読んでいない。図星でしたね。
他者が何を題材に句作しているのかを知りなさいよ、と言われているのでした。

一句思いつきました。
たまの一句
雪掻きを隙間から見る春の朝     今日水
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旧暦カレンダー

2024-01-21 13:59:42 | 俳句
今年は当方も俳人見習いとして、旧暦を意識して暮らしてみようと思います。


二十四節気七十二候歳時記カレンダー

二十四節気の大寒、20日から二週間が大寒です。
しかし、旧暦ではまだ十二月十日なんですね。

大寒の最終日、2月3日が節分、次の節気の立春の前の日です。

カレンダーを見ると、旧暦の元旦は、なんと2月10日ということです。

年の内に春は来にけりひととせを去年とやいはむ今年とやいはむ
古今和歌集、在原元方

うむ、当方も同じ気分になってきましたね。

立春を検索

「今の暦で立春は2月4日頃です。一方、陰暦では12月後半から1月前半です。」とありました。

うむ、なるほど。
今の暦は、4年毎に2月29日があるので、2月4日頃、これは当方でもわかる。
しかし、陰暦の幅は?

陰暦の一年は354日なので、数年ごとに閏月を設定して調整いたのでこうなるようです。

陰暦のもとになった貞享暦は、1684年、渋川春海が作ったものだそうで、この功績により、幕府天文方に任命されたそうです。
渋川春海は、当方が趣味とする囲碁の江戸時代の家元、二代目安井算哲。天文方になったことで、囲碁界を引退して、暦の研究に専念したそうです。
松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出たのは、1689年ですから、芭蕉も貞享暦を使っていたわけです。

当方の囲碁事情
7級になって、よし、と思っていたら、たちまち負けが込んで、只今10級になってしまいました。二月三月をかけて、6級に踏み込むのを目標としましょう。


近ごろお気に入りの一句

球場を出てくる春のホルンかな        田中裕明

球場を出てくる?
春の選抜高校野球、地方予選の開会式か。吹奏楽の行進曲が球場の外にまで聞こえてくる。
と読めばいいかなと。

春寒のさても小さき四番打者         田中裕明
小学生の野球でしょうか。

霜柱きらきらきらとあれは声         高野ムツオ
当方の一本畝畑にも、きらきらした霜柱を見ないうちに春になりそうです。
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土作り

2024-01-09 11:35:05 | 俳句

当方の一本畝畑の現状

土作りと言えば聞こえがいいが、発酵した生ゴミを埋めて堆肥化しているところです。ときどき簡単に耕したり水を撒いたりします。
発酵した生ゴミの堆肥化には水と酸素が必要なのです。


当方の愛読書、二十年ぐらい前に買ったもので、ときどき思い出してパラパラとめくっています。


図解が多いので、読みやすいが、内容理解となると、ん?ですが、なんとなくわかった気分程度で、いいかなと。


絹さや、プランターで冬越しのつもりでしたが、暖冬のせいか、花がつきました。


絹さやの花、絹さや全体が小さいので実にはならないと思いますが。



鷹の爪収穫



続、鷹の爪
ピーマン、シシトウ、唐辛子類は、本来は多年草だということをネットで知りました。で、枝を切って冬越しさせてみようと思いましたね。


近ごろお気に入りの一句
七草に時間のごとき塩をふる       北大路翼
七草粥に塩をふりながら、来し方行く末を思う、と読めばいいのかなと。

悴んで電車が行ったばかりなり      北大路翼
冬です。
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令和6年

2024-01-04 17:18:32 | 俳句
元号か、西暦か、近ごろは西暦のほうがいいかなと思うようになりました。
令和六年、2024年、明けましておめでとうございます。



図書館でなにげに手に取った本です。著者による偉人の人選がおもしろい。
日本史に登場するというか、歴史にその名が残っている人です。

例を挙げると、人麻呂、憶良、千利休、・・・石川五右衛門、鼠小僧、清水次郎長、小野小町、川島芳子など。
辞世の句よりも、それぞれの人の略歴が興味深いのです。

当方の趣味とする囲碁界では、本因坊算砂。
信長、秀𠮷、家康に五子(囲碁のハンディ5、上手も下手もそれなりに楽しめる手合いとされています)で打ったと伝えられています。

家康が幕府を開いたときに、呼ばれて江戸に行きます。
徳川幕府の初代碁所、将棋所に就任。以後、将軍の前でお城碁、お城将棋が毎年おこなわれます。
現代囲碁将棋は、この人から始まったと言っても過言ではありません。

当方の囲碁事情
日本棋院インターネット囲碁、なんとか、7級まできています。三ヶ月毎に一級上がりたいが、ほぼ不可能でしょう。
碁を打つ人には笑われるレベルの発言です。


門松は冥土の旅の一里塚・・・と言った一休さんも取り上げられています。
冥土の旅といいながら、一休さんは88歳まで生き、「死にとうない」と言って亡くなったそうです。


近ごろお気に入りの一句

初詣迎車するりと来たりけり      松本てふこ
隧道に雨の匂へる二日かな       松本てふこ
星空のなかを月行く凍豆腐       村上鞆彦
教会のつめたき椅子を拭く仕事     田中裕明
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掘り出し物

2023-12-24 12:12:26 | 俳句
八王子市立図書館の廃棄本、図書館の入口に置いてあり、欲しい人は持って行ってくださいという企画があったので、二冊いただき。
当方にとっては、掘り出し物ですが。



台湾民主化の立役者、この方が急速に台湾民主化を進めたことは世界中のみなさんご存じでしょう。




吉行和子、芥川賞作家の吉行淳之介の妹、母はNHK連続テレビ小説「あぐり」のモデル、吉行あぐり、妹の吉行理恵も詩人、芥川賞作家なのです。

この二冊を見たときは、図書館のカウンターに、廃棄するなと言いに行こうかと思いましたが。

何らかの機械的な理由で廃棄本を決めているのでしょうが、最終チェックをする役目の人がいそうなものですが。
うむ、いないでしょうね。




こちらは、当方ご贔屓の漫画「将棋の渡辺くん」の主人公、渡辺明九段の色紙です。X(旧ツイッター)で見つけたものです。
漫画「将棋の渡辺くん」の作者、伊奈めぐみさんと渡辺明九段は実の夫婦だそうです。


近ごろお気に入りの一句

おでん屋のあたりまで君居たやうな     西村麒麟

雪沓もをとめのものでありにけり      田中裕明

カレンダーの絵? 赤い頭巾に黄色のちゃんちゃんこ、ゆきぐつの飾りも、というところでしょうか。

茶の花の雨をたづねよ高野山        田中裕明

うとうととすれば雪降るバスの旅      北大路翼
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暖冬

2023-12-17 21:19:03 | 俳句


じゃがいもです。秋栽培のつもりでしたが、今も青々としています。さすがに花は咲きませんが。
春栽培のじゃがいもは暑さで枯れてきたら収穫なのですが、これはどうしたものかと思い、ユーチューブで調べてみたら、霜で葉が枯れ始めたら掘り時とでました。
霜がおりるまでは放置しようと思います。理屈的には光合成で芋が成長し続けているはずですが、掘ってみないと?


シクラメン 赤と白、白はけっこう見ますが、赤は珍しいかなと、買ってみました。値も数百円と手頃、大きいものは三千円ぐらいします。


ニラ、一ヶ月ぐらい前の画像

更新しないでいるうちに、画像が古くなってしまいます。
なかなか伸びないなと思って、ユーチューブを見ると、冬は根を成長させる時期で、葉を切っておくと、春になって爆発的に増えるとありました。今は葉を切ってあります。

農業系というか家庭菜園向けのユーチューバーも多数存在するのです。
家庭菜園向け農業資材コマーシャルっぽいものも多いのですが、実際に作っているので参考にはなります。難点は当方の一本畝&プランターとは栽培規模が違いすぎることです。

近ごろお気に入りの一句

黒板へとんとんと文字冬の雨       藤原暢子
ゆつくりと燃ゆるもの欲し寒の入     田中裕明

死ぬときはほつとしている冬日向     北大路翼
ほっとしているかどうかはわかりませんが、気分はわかる。

バーに立つポインセチアの土拭いて    北大路翼
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鷹の爪

2023-10-21 17:45:19 | 俳句

鷹の爪、苗を41円で売っていたので買ってみました。
鑑賞用にはなったかな、です。


虫がついていたので、撮影。
昆虫識別アプリで調べました。茶翅青亀虫、このアプリは有料で、年4200円、ちと高目ですが、当方の一本畝畑にも様々な虫が現れるので購入しています。

こんな亀虫も。


将棋の藤井聡太八冠で、将棋界が盛り上がっていますね。

当方は将棋を指すことはありませんが、棋士のゴシップは好きなのです。
渡辺明九段のブログを時々見ているのですが、
以前は、「旅先でのこと」、漫画「将棋の渡辺くん」のこと、「フットサル」のことなど将棋の棋譜以外の記事が多かったのですが、藤井聡太八冠が現れてからは、ほとんど棋譜解説になってしまいましたね。
藤井くんがタイトルを取り始めるまでは、タイトル八冠のうち、半分は渡辺四冠だったのです。

藤井聡太八冠もいつかは誰かにタイトルを取られるでしょうが、当方としては渡辺さんにがんばっていただきたいと思っています。

当方推奨の囲碁棋士のブログ、「たかお日記」
高尾紳路九段です。野球はロッテ、Bリーグバスケットは千葉ジェッツファンらしいです。
師匠の藤沢秀行の影響か、競馬も大好きらしく、一口馬主にもなっているらしいです。
近ごろの将棋囲碁棋士には珍しく、書も習っているのです。(師匠の命だったらしい)


近ごろお気に入りの一句

サイダーの泡より淡き疲れかな     川上弘美
サイダーの季節ではなくなりましたが。

大志なら芋煮を囲み語るべし      高野ムツオ

そんな時もあったのでしょうね。
作者は宮城県多賀城市在住、日曜日のNHK俳句の選者。(第4週)
進め方がユニーク。おすすめです。
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学びて時に

2023-09-30 09:10:44 | 俳句
 
朝顔、開く直前


開きました

当方の朝顔もほぼおしまいになりました。画像はだいぶ前に撮っておいたものです。

当方の囲碁です。近ごろはユーチューブ囲碁などで、相当力を入れて研究しているつもりなのですが、日本棋院インターネット囲碁、7月末から160勝159敗、10級、数字的には適正なものですが、当方の気分的にはよろしくないのです。

本来の囲碁は、互いに軽口をたたきながら打つもので、勝敗を超えた楽しみもあるものですが、インターネット囲碁では、機械的な挨拶のみで、ほぼ無言で対局しておしまい、勝敗のみが残るのです。会話機能はあるので、負けそうになると罵詈雑言を浴びせてくる人も少数ですが、います。
匿名の怖さですね。現実のその人を知る人は驚くと思いますが、まぁ人には言わないでしょうが。

「学びて時にこれを習う、また楽しからずや」
当方の囲碁に当てはめると、「詰碁や古人の棋譜並べをしながら、たまに対局を楽しむ」というふうにありたいのです。しかしながら当方は煩悩が多い人間なので、負けが込んだときの心境にしかならなさそうです。


近ごろお気に入りの一句

絵が好きで一人も好きや鳳仙花      西村麒麟
いきいきと秋の燕や伊勢うどん      西村麒麟
あくびして綺麗な空の彼岸かな      西村麒麟

この彼岸は春でしょう。季語では、彼岸(春)、秋彼岸と言いわけているようです。
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本の染み

2023-08-30 18:05:38 | 俳句

トカゲ、昨年と同じ個体かどうか?

図書館で借りた本の染みです。
八王子では図書館をよく利用しています。先日。図書の返却のとき、本の染みについて、「これは?」と聞かれました。一瞬、何を言っているのかわからなかったが、ん、この人は書庫に入って古い本を扱ったことがないんだろうなと思いましたね。
本の劣化というか紙の劣化が進むとどういう状態になるのか知らないのです。
おそらく、古書店にも入ったことがない人でしょう。
当方は、東京渋谷の大学図書館で請求図書出納、受付、カウンター業務を4年間していたので劣化した本も多く扱っていたのです。(二部学生だったので日中の仕事) 50年も前のことですが。

相模大野図書館でも、ほぼ同じことがあったので、「その場で尋ねる」ことが公共図書館の申し合わせ事項になっているのでしょう。

近ごろお気に入りの一句

夜桜を見回りの灯のよぎりけり      中本真人
椅子の位置戻して終わる夜業かな     中本真人
夜行バス八重洲に並ぶ夜長かな      中本真人
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打って出る

2023-08-13 19:20:20 | 俳句
夕顔の花


朝顔に雨水がたまっていました。
下の葉はトマト、トマトエリアに朝顔侵入の図

近ごろお気に入りの一句

炎天へ打って出るほかなかりけり
片山由美子

炎天下であるが、句会が予定されているので、行くしかないという句だそうです。

当方も一ヶ月ぐらい前に、八王子の碁会所「八王子囲碁将棋センター」へ行ってみました。席亭は不在で、高弟らしき人に五子で打ってもらいました。

対面囲碁、変なことばですが、インターネット囲碁の普及で、碁盤を前に碁石を手に取って碁を打つというのは十年ぶりぐらいなのです。

初対面なので、上手もおとなしく打ってくれましたので一応勝ちということになりました。また来ますとは言ってきたものの、炎天へ打って出る気はないので、次回は9月に入ってからと思っています。

うっかり、下書きの日時になってしまいました。
修正。
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2023-08-08 10:12:18 | 俳句


今年収穫の夕顔
昨年の夕顔は花だけのものでしたが、今年は食用の夕顔を植えました。

コロナ禍でいろいろな縁がなくなったかなと思っています。
退職後、わずかにつながっていた縁もほぼ切れかかっています。

まる七年経てば、コロナがなかったとしても、薄く消えていくのは仕方のないことでしょうが。

縁、当方は世間とのつながりと理解していますが、このブログは残された数少ない縁だと今頃気づいたので、再開することにしました。

二月以来の更新ですが、病気で寝ていたわけではありません。ブログの題材がないなと感じていたのです。

ツイッターで、「近ごろお気に入りの一句」は、ほぼ毎日つぶやいていましたが。

ツイッター社もエックス社になったようです。当方にはバツに見えるのですが。
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春2023

2023-02-03 11:36:13 | 俳句

例によって、当方の高校同級生「かず君」撮影です。

「かず君」いわく「春が来た」

 

こちらは岩手県種市(たねいち)海浜公園だそうです。

 

 

崖下は海だそうです。

夏場は、滝とか川というわけでもないそうですが。

 

うむ、これは?

NHK俳句12月号

「米足らで粥に切りこむ南瓜かな        森鷗外

評「ユーモラスな面を垣間見せた句・・・白米部隊の兵が足らないので、粥という戦場に、南瓜部隊が切り込んだのです。ふだん真面目なオジサンの下手な冗談のような句・・・鷗外が陸軍軍医部長をつとめた日露戦争さなかの作品です。鷗外は戦陣にあっても詩歌を詠み、・・・」

という記事を読みました。

評者は岸本尚毅、現代俳句界の有名人です。NHK俳句の選者も務めていた人です。

 

鷗外は陸軍軍医部長として、輸送船に乗り、大陸に渡り、軍馬に乗り、または徒歩で、日露戦争に従軍したのです。

軍医部長なので、実際に負傷者の治療にあたったかどうかはわかりませんが。

 

ポイントは「切りこむ」の解釈ですね。

ふつうに読めば、戦場で食糧不足気味になってきたので米飯ではなく、米に南瓜を切り込んものを粥にして食べていたということなのです。

 

南瓜部隊が「斬り込んだ」、そんな冗談俳句を作るはずはないと当方は思いますが。

「ウクライナ情勢が連日生々しく報道されている」のにですね。

まぁ、これは記事のほんの一部分ではありますが。

 

 

近ごろお気に入りの一句

 

鯖雲に高き風あり八王子          斉藤志歩

そう、八王子は山なのです。

当方は相模原市南区に三十数年暮らし、二年前に八王子に越しました。

相模原市はその名のとおり、どこまでも平らです。

八王子は駅前あたりは平らですが、すぐ坂になって山に入るという感じです。

 

真顔にて楽しさうなる小鳥かな       斉藤志歩

秋や手に文鳥の来てすこしにぎる      斉藤志歩

朝寒の工事現場に進捗あり         斉藤志歩

冬の星見つけてくれてそれを見る      斉藤志歩

 

斉藤志歩

1992年生。

2016年、第八回石田波郷新人賞を受賞。

斉藤志歩句集「水と茶」

帯と解説文は「岸本尚毅」さんです。

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