トルコツアーもいよいよ最終日となりました。この日は、一番楽しみにしていたボスポラス海峡クルーズです。
海峡に架かる二つのボスポラス大橋は、我が社(勤めていた)で建設したものなので、特に感慨深いものがあります。
第一ボスポラス大橋は1973年に、第二ボスポラス大橋は1989年に架橋されました。
両橋とも渋滞が激しくて、第三の大橋建設の計画もあるようです。
(サムネイル画像をクリックすると、拡大表示します。)
クルーズ船は貸切りなので、船内はゆったり。
第一ボスポラス大橋
第二ボスポラス大橋
黒海からロシア船が通過。トルコは通航料を徴収しているのだらうか?右図は要塞ルメリ・ヒサール
約1時間半の航海を終えて、ガラタ橋近くの桟橋に着岸。橋の上は釣り糸を垂れている人で大賑い。
1時間半は楽しい航海でしたね。
二つの大橋は我子のように思われたのではありませんか。綺麗な橋、世界に誇れますね。
主人にもいつも言っているのですが、自分の仕事の結果が目に見え残されるのはるのはとても羨ましいです。音楽は時間と共に流されます。
ま、最近はDVやCDで見ることはできますが・・・。
他事業部がやった仕事なので、我が子の感じはしないのですが、
竣工した時は日本でも話題になり、誇りに思ったものです。
クルーズ船の船上でも、現地ガイドが我が社の製作であることを紹介していました。
しっかりした仕事をすれば、いつまでも名前が褪せることは無いのですね!
私は造船部門でしたので、行き交う船の方にどうしても目が行ってしまいます。
昨今は悪いニュースに我が社の名が出ること多く、肩身の狭い思いをしていました。
トルコで社名が聞けるなんて思いもしませんでした。
他部門とは言え、悪い評判ではなくて良かったです。