朝は雨
通院治療は限界
6月頃医師より、母は入院するよりも自宅で療養した方が元気でいられると言われ、
月1回の検診と、体調が悪い時の通院治療をしてもらっていた。
今回は1週間で4回目の通院となる。
採血を済ませ結果を待つ。血液検査の結果はいろいろな数値が低下していた。
追加でCT検査をしてもらった。
その結果、心臓、胆のう、腎臓機能が低下していた。
医師より、通院治療・自宅療養は限界にきているということで入院を勧められた。
私も異論はなく即、入院と決まった。
医師よりさらに詳しい説明を受ける。
義父と同様、「延命治療」の説明があった。
「延命治療」とは呼吸が止まったとき人口呼吸器をつけない。心臓が止まったとき
マッサージなどをしない。食べられなくなったとき、胃ろうはしない。
さらに、「延命治療」で命をとりとめても苦痛が長引くだけとも聞いた。
服薬、点滴などの通常の治療は継続して行うとの説明も受けた。
「延命治療」はしないでとお願いした。
姉が病院に来てくれたので、入院の準備で家に戻る。
非常ボタンを押すも・・・
このとき、エレベータでハプニングがあった。
乗る途中、扉が急に閉まり、扉が体にぶち当たった。扉は一旦開いて、そして閉まった。
ここまでは普通のこと。
エレベーターに乗ったは、それからは停止したまま動かない。
少し時間をおいて、各階のボタンを押しても開ボタンを押しても反応はしない。
どうしようと、非常ボタンを押したが応答してくれない。
冷静になり非常ボタンを押し続けると、防災センターが「どうされました・・・」。
と、同時にエレベーターは動き出した。
入院の買い物を済ます。
病院に戻ると、ハプニングのあったエレベーターは止められ点検していた。
○ 朝日新聞大和歌壇
稲継さんが入選されていた。
《闇の中すべての事象打ち消してリセット図る結氷の音》 (稲継久嘉 朝日新聞大和歌壇)
のち