保険の勧誘

物品でも何でそうですが、販売する人自身が惚れ込むような商品でなければならないと思っています。
保険会社に勤めていた頃の話ですが、営業部門に新保険を説明する場合やお客さまに保険を勧める場合、この保険は絶対にお客様に喜んで頂けるような保険だと信じて販売していました。

ところが、今日ある保険担当の方が、私の教室のスタッフにある生命保険の勧誘に来られました。
私も同席し、説明を聞いたところ、本当にその保険を理解しておられないばかりか、その保険をご自分自身惚れ込んでいるとは到底思えないで勧誘に来られた感じでした。

自分でも絶対入りたい保険かどうかを考えてから他人に保険を勧めるのが筋だと思うのですが、全く理解できない保険勧誘でした。

退会される理由

病気や体調などでやむなく退会される場合は別として、これといった理由がなく退会されるのは、特に年度末に退会されるのは生徒様の期待に教室が応えていない為だと私は思っています。

高額の例えば10万円のものでも高くないと思って購入される場合もあれば、３，０００円でも高いと考えられる場合もあります。それは、それだけ払ってでも購入したいと思う価値があるのに対し、安くても購入する価値がないと思われるからだと思います。

私は、生徒様が期待される以上のものをお教えし続けないと教室をすぐ辞められると思います。何か特別なものをお渡しすれば通って頂けるかと言えばそれは一過性のものであると思います。受講料を安くすれば、教室をやめられないかと言えばそうではないと思います。受講料に見合う授業をしているかどうかで決まると思います。そのことを考えると日々勉強し続けないとダメだと思っていますし、勉強には終わりがないと思っています。