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よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望5064(B72 S字状暗黒星雲 in Oph)

2025-05-11 | SeestarSelects
へびつかい座(Oph/Ophiuchus/オフィウクス)
B72/LDN66 
S字状暗黒星雲(日本)/Snake Nebula(海外)
Seestar S50 EQモード、30秒露光

画像イ、4/30深夜、45分のライブスタック
AIディノイズ・トリミング・調整あり

トリミングなし・調整控えめ

暗黒星雲とは、星間雲が背後の恒星などの光で浮かび上がった天体(星間雲:まわりより高密度の星間ガスや宇宙塵が集まったもの)。有名な暗黒星雲には、B33のオリオン座馬頭星雲、いっかくじゅう座コーン星雲の暗黒部分、三裂星雲を分ける暗黒部分(B85)、干潟星雲の暗黒部分(B88)などがある。有名な暗黒星雲のカタログにはバーナードカタログ(Barnard Catalog)あって、B33、B72、・・・と記号で書かれる。

これは非常に有名な暗黒星雲ですね。
残念なことにSeestarの天体データベースはバーナード・カタログ(暗黒星雲のカタログ)をサポートしてないので、そのままでは自動導入できません。そこで、

「グリーンハンドよしべ~のB72観望の流儀」
(EQモードで表示してます。格子はAltAzですが。最後にどんでん返しあります;^^)
1、SkyATLAS(星図)画面を表示します。
さそり座の近くにへびつかい座(OPHIUCHU)があるので、見つけて表示します。
上図で青い四角のところがB72の位置です。
2、ピンチアウトで拡大して、Sabik周辺を表示します。

3、星座線の下の方を拡大します。
星座線は51番星で終わります。
その近くで44番星を探します。

4、44番星付近を拡大すると
うっすらSの字が貝えるので構図を決めて
自動導入をかけます。
(中西昭雄著『メシエ天体&NGC天体 ビジュアルガイド』を参考にしました。)
以上です。

と書いて終わろうとしたのですが、念のためいろいろチェックしていたら、
SeestarアプリでLDN66で検索かけると

アッサリ出ちゃった(^^;
あとはGOTOで自動導入できる。
Seestarアプリはバーナード・カタログはサポートしてなかったが、LDN(リンズ・カタログ=Lynds' catalog of Dark Nebula)はサポートしていた(^^;
これまでの苦労は何だったんだろう;^^)
追加)5月7日にLDN66で観望してみました。空の状態悪かったですが


参考資料等