よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の覚書001(画角②)

2024-04-06 00:59:00 | 覚書・機材
CCDカメラの画角②

Seestar S50(IMX462、250mm)は、別計算で約0.73°×1.28°
なお、ASIAIRのプレートソルブ作動範囲は、0.2°~33°


バローレンズ・レデューサーについては、比例でやればよい(拡大率で割る)。
ただ、微妙なところもあるので、
を参考に研究中。

よしべや関係ブログ

(覚書)
画角の計算は次のサイトを参考にした。
なお、上のサイトでは、計算式も表示されている。
そこでの図の三角形について考えると、

(KEISANの図から関係部分抜き書き)
簡単に式が導ける。
画角を三角関数(tan)で表すと、
tan(画角÷2)=(センサーサイズ÷2)/(焦点距離))
逆三角関数(arctan)で求めると、
画角(ラジアン)=2×(arctan((センサーサイズ÷2)/(焦点距離)) 
長さの単位はmm。

普通に計算すると、角の単位がラジアンで表示されるので角の単位を度(°)に変換する必要あり。(電卓のモードを変えるか、答に180/πを掛ける。)
縦・横・対角それぞれについて行う。

これをMac上のNumbersで、角の単位をラジアンから度に変換して、
2*DEGREES(+ATAN(a÷2÷f))、a=センサーサイズ、f=焦点距離
により計算して上の表の値を得ている。

(おまけ)
ところで、画角が小さいことから、
画角(ラジアン)≒弧の長さ=2×(センサーサイズ÷2)÷焦点距離、と思ってよい。
この単位を度に変換する為に、両辺に(180÷π)をかけて、
画角(°)=(180÷π)×2×(センサーサイズ÷(2×焦点距離))を得る。
この式は、JUNPYさんのアンドロメダ本でも案内されている。
関数電卓が手元に無いときは、π≒3.14として、この式をより簡単に
(180×センサーサイズ)÷焦点距離÷3.14で計算できる。

2024-05-22
EVOGUIDE 50EDⅡ追加