2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2011ページ
ナイス数:233ナイス
シルバー川柳 (一般書)の
感想☆☆☆ 介護中&シルバー世代寸前の自分も他人事じゃないけど、老いを笑い飛ばす前向きさが好き。お金の話より楽しいのは老いは万人平等だからか。「深刻は情報漏れより尿の漏れ」タイムリーな句です。「恋かなと思っていたら不整脈」恋と思うだけまだ若い。「老いの恋 惚れる惚けるも同じ文字」なる~。「まだ生きるつもりで並ぶ宝くじ」「延命は不要と書いて医者通い」生への執着があるうちはまだまだ元気。「これ大事 これも大事とゴミの部屋」断捨離しましょう!年とってもこういう句が作れたらボケないだろうな読了日:8月20日 著者:
社団法人全国有料老人ホーム協会,ポプラ社編集部女子会川柳 (一般書)の
感想☆☆☆ 川柳本にはまり中。第2弾は女子会。お金川柳よりずっと笑える。オバさんになって引き目線で見れるからだろうか?^^;。「腐っても使えなくても正社員」「派遣社員 有能すぎると立場無し」能力に応じて労働対価を!「俺がやる!その後始末誰がやる?」やる気だけ空回りする奴って面倒。「男よりなでしこ優勝オフィスでも」女性の方が出来る人間が多いのは確か。なのに現実は・・・(-"-)。「逆らわず ただうなずいて従わず」に爆笑。納得の大賞作でした。最後に「合コンで仲良くなるのは女子ばかり」女子会さいこう!(^O^)/読了日:8月20日 著者:
シティリビング編集部マネー川柳 ---鏡見て サイフも覗く 試着室の
感想☆☆ うんうん頷きながらサラッと読める。共感できるし、川柳らしくひねりも効いているのだけど、あまりにもリアルすぎてイタイ(>_
オリックス編俺物語!! 8 (マーガレットコミックス)の
感想☆☆☆☆ 今回は砂川姉と織田くんの恋バナメイン。まぁまぁ、上手くいきそうなオチで良かった。ベタだけど、ベタベタしてないのが好きだ。ただ、爆笑シーンが少なくなってきたのが残念。大和がケーキ屋さんでバイトを始めるが、何だか面倒くさそうなキャラが新登場。次巻の方が面白くなりそう。楽しみだ読了日:8月6日 著者:
アルコ重版出来! 5 (ビッグコミックス)の
感想☆☆☆☆ 本がどうやって世に出ていくか、毎回勉強になる。今回はグラビアの写真修正の小ネタを挟んできた。ある程度は了解事項だけど、やり過ぎは詐欺だよねぇ^_^;東江さんの判断、Good!安井をギャフンと言わせて気持ちいい。何年後かにはいい漫画家になっていると思われ。読了日:8月6日 著者:
松田奈緒子BILLY BAT(13) (モーニング KC)の
感想☆☆☆☆ アインシュタインとヒトラーが仲良く?並んで腰かけている、というシュールな絵で始まる13巻。最初から何かありそうな予感が。一方、若きケヴィンはチャック・カルキンの元へ。コウモリに導かれて来栖の物語がつむぎだされる・・・ビリーバットの最終回とか言ってるけど、そう面せておいてまたまた話は続くんだろうなぁ読了日:8月6日 著者:
浦沢直樹,長崎尚志AWAY-アウェイ- 1 (フラワーコミックス)の
感想☆☆☆ 最初、吹き出しの情報が多すぎて読み辛かったが、混乱した状況がP34の一言でスッキリ。原作は未読だが、萩尾さんならきっと原作以上の表現力だと想像。混乱した世界の謎がこのあと、どう解明されていくのか楽しみ。読了日:8月6日 著者:
萩尾望都王妃マルゴ 3 (愛蔵版コミックス)の
感想☆☆☆ 美しく成長したマルゴ。その美しさが災いを招く・・・女が悪いように思える言い回しだが、まさに当時の社会通念がそうだった。レイプされても責任は女性が背負う時代に、負けずに愛を貫くマルゴは強いのか?バカなのか?地位ある人間が周りの状況を顧みず感情に突っ走ると回りも自分も不幸だと思うのだが・・・。さて、生まれた子供の運命は?伏線になるのかな?読了日:8月6日 著者:
萩尾望都鏡が来た 高橋留美子短編集 (ビッグコミックススペシャル)の
感想☆☆☆ ホラーファンタジー短編集。可愛い絵柄に似合わず、どの話もしっかりホラーで人間のドロドロした内面を描いてて結構怖い。が、どこか可笑しくて、ラストがすっきり。『リベンジドール』が特に怖い。違ったラストだったら、ものすご~く後味が悪かったと思われ。悪も善もそうそう人の思うようにいかないもの。キャラも読者も肩透かしを食うオチが大好きだ。どんなにダークな話に見えても、読後感が良いのが高橋留美子の良いところ。読了日:8月6日 著者:
高橋留美子高橋留美子劇場 4 運命の鳥 (ビッグコミックス)の
感想☆☆☆ ホームドラマミステリーの短編集。若い女に入れあげる老人、一見幸せそうに見えるセレブ夫婦、若い妻を疑う夫、嫁・小姑のイザコザ・・・どこの家にもあるようなトラブルを、可愛い絵柄とギャグの入ったキャラで楽しく読ませる。が、よく考えると結構シビアでもの悲しい話なのだ。それでも、読後感が明るいのが高橋ワールド。最後の『事件の現場』が一番好きかな。女同志のイザコザの間でオロオロする男の情けなさが笑える・・・いや、笑えないか^_^;読了日:8月5日 著者:
高橋留美子おこぼれ姫と円卓の騎士 臣下の役目 (ビーズログ文庫)の
感想☆☆+☆半分 全巻に続きメルディ君が活躍。レティの元婚約者の死の真相を探るメルディは命を狙われ・・・。真犯人にはあまり意外性はなかったが、変なファンタジー的要素が出てこなかった所は、そこは良かった。ミモザ祭りにかこつけたレティ姫のお見合いは不調に終わりそう。彼女が自分の恋心を自覚した巻のようだが、相変わらず艶っぽい心理描写がダメで、読んでる方は全く盛り上がらなかった。まぁ、期待はしてなかったけど^_^;エリザベス1世をモチーフにしているようなので、将来レティは独身のままでデュークは愛人権将軍かも?読了日:8月5日 著者:
石田リンネ読書メーター