
お正月だからってダラダラ過ごしてはいけない!
去年からそう手帳に書きつけた私は、今年の元旦も通常通りの4時半起きで初日の出になんとか間に合いました。以前は昼過ぎまで寝ていた年もあったことが嘘のようです。
大晦日から紙の帳簿を年末で締めて、各勘定科目の残高集計。年間の収支を総計し、純利益を確認。紙の帳簿も家計簿も、新年用の新しい頁を作成。確定申告を円滑に行うためです。旧年中に組合から届いた台帳をチェックしたり、入金処理に追われます。休日をまるまる一日遊びきるんじゃなくて、半日休んで半日は仕事準備か家事片付けというふうに、からだを動かしていた方がペースが崩れず楽なことに気付きました。
一年最初に記帳する勘定科目は図書新聞費。
毎年一月一日付けの新聞をコンビニでかならず買うことにしました。数年前から某有名新聞社の定期購読を解約して新聞が溜まらなくなり、お部屋の紙のゴミが減ってスッキリ。しばらくは、週イチで日経新聞土曜版をコンビニ買いしていましたが。正社員復帰したあたりから、毎週末買いに行く余裕がなくなり、月イチ程度で図書館でまとめ読みしています。お金がもったいないというよりも、一回180円のために、領収書を保管して記帳入力作業を行いたくないというのが本音です。図書館でまとめ読みして、時間があれば複写料金を払えば、必要箇所だけ紙保存できるわけです。かさばる新聞の片づけもいらなくなります。
今年は日経とプラスY社の新聞を購入。
でもY社の新聞、読み応えがなかったというか。日経はビジネスリーダー向けだし、金融情報やら投資やらの広報が多いので、遊びのつもりでY社を買い足したんですけれど。文化面にしても、各業界の活躍者やらのインタビューが充実しているのはむしろ日経。Y社はエンタメに寄り過ぎて…。この芸能人どなたさん?って思うことばかりです。紅白歌合戦のメンバーもそうなんですけど、素人くさいというか、メディア映えしないような顔ぶれの方が多い印象。失礼なのですけども。
あと新聞の全面広告で、有名ジャンプ漫画とか、ラノベとか、ファンタジーゲームとか、でかでかと載っているのもびっくりでした。パチンコのCMよりはマシですけど、時代は変わりましたね。お正月版で分厚いのだけれども、ほとんど読むところがない。
日経はともかくY社は、お正月恒例のクロスワードとかクイズとかのお楽しみコーナーがなくて、それも驚きでした。つくるのがめんどうだから、やめたのでしょうか?
新聞を読まなくなって、毎日ネットでニュースをチラ見する程度ですが。
あんがい、それで事足りてしまうものなんですね。凄惨な事件があった場合の、加害者やら被害者やらのプライバシーなんて知りたくないし。情報過多になってノイローゼになりそうで、息苦しいからです。
定期購読をやめた代わりに、月刊あたりのビジネス雑誌のサブスク契約でも…と思いましたが。
けっきょく読む時間がないだろうと思い直して、今に至ります。一般紙はやめて、ある特定の業界新聞だけは定期購読していますが、これが週イチ配達でしかも8面程度、なのにこちらが個人事業上わりと知りたい情報が載っていたりするし、勤め先の昼休みに軽く目通しできる分量なので、気に入っています。一般紙の定期購読を解約したおかげで、経費が年数万円削除できましたし。
新聞を読むこと自体は嫌いではないけれども、読むことに時間をかけて、その情報をブログネタにしようとして無駄な保管をしてしまいがちなので、やはり現在の利用法が最適だと思われます。
日経新聞は、賃上げしなきゃ! 金融投資はじめなきゃ! 社会人はリスキングしなきゃ! とイロイロ、ビジネスマン向けに需要喚起に励んでいる文面があふれているのだけれども。現在の業務で手一杯の私には、そうした理想高い啓発文がやや重く感じられて、もう読むのいいや、と拒否反応を起こしてしまいます。もう休日ぐらい百合ラノベか、お気に入り漫画の読みなおしで過ごしたいと願ってしまいますから。でも、この手の手厳しい文面は定期的に摂取したほうがいいですね、脳のブラッシュアップのためにも。
田舎の仕事はとてものんびりしていますから。
東京だの、グローバルだのの、オサレで都会風な記事を読むと疲れることもしばしばです。
ぐだぐだ文句を言いつつ、新聞を読むのは楽しみなので。
来年もがんばって元旦は早起きして、コンビニで残り少ない新聞争奪に励むことにします。
(2023/01/01)