陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

アニメDVD付録特典『京四郎と永遠の空』裏八話「温泉天使」 その2

2007-09-22 | 感想・二次創作──神無月の巫女・京四郎と永遠の空・姫神の巫女

で、ヒミコは血気にはやるカオンちゃんを唇でとめちゃうわけです(笑)
湯のなかで揉みあってましたけど、なんかアレですね、ここまでやるかってぐらい、艶なものをみせていただきました(嬉)

そして湯後のそれぞれ。
たるろっては、まんじゅう喰ってました。あんなに旅館の仲居さんのマナ吸ったのに、まだ食べるの?
それにしても、ソウジロウ兄さん、ちょっとお布団近すぎない?

いっぽう、かおひみサイド。
ほんのり桜いろに染まった肌を浴衣に包んで、濡れた髪を夜風に委ねながら、カオン様が座しています。そして、距離を置いてその姿を画帳におさめるヒミコ。
実物のカオン様より、スケッチブックに描かれたカオン様のほうが、数倍美しくみえるのは仕様でしょうか?
ヒミコの画力は、逆下屋なようです(スタッフと則ちゃんファンに殺されますね、あーた)

このあと、電気が茶いろ(by 福沢祐巳)になったら、どんなことになってるか想像できますね。布団は一枚でもよさげです。
そして、目が覚めたらヒミコは枕がひとつになっていて、慌てていなくなった添い寝の少女を探しまわったりしなくていいんです。寝ても醒めても、永遠にふたりだけの時間。こう考えても良いかもしれません。この特典話は本編第八話の続き、すなわち眠っているカオンの夢物語であったと。そして、それは嵐の第八話からひとりで終わらせる道を選んだ姫宮千歌音が、けっして姫子と望めなかった至福。だから二重の意味で、この特典話は八話の幸せな裏返しなのです。


それにしても、入浴中も羽根つき帽子着用のワル様。あれ、からだの一部なんでしょうか?
(単にはずしたら、誰なんだか識別できないからでしょうけど)

じつは、この特典話、初見ではコミカルすぎて、カオンちゃんの性格が変わりすぎていて好きになれなかったんですね。
声質かわってましたし。裏ミヤサマ、あやちー発動でしょうか?
最後に客室のふたりのスケッチシーンにしたのも、温泉場でのギャグテンションを戻すためだったのでしょうか?メインと思えるデコボココンビの時間を削ってしまいました。
かおひみ出さずに、たるろって・ソウジロウのふたりに絞って、もっとオチのある構成にしたらいんじゃないかと。しかし、ソウジロウたちはほのぼのするんですけど、奔放なたるろってをソウジロウの懐の深さで受けとめるっていうパターンが定着しすぎていて、あまり話が広げられないのかもしれません。あのデコボココンビ、カオンの嗜虐性とヒミコの慈愛をほのめかすために、引き立て役にさせられた感がしないでもないですが。

さて、コメンタリは、望月さんと岸さんです。
あやちーと則ちゃんがいたら、壮絶なサービストークが期待できるであろう、神無月組のバスタイム。
で、例のヒミコおさわりシーンの望月さんのコメント。

岸さんに「最近、温泉行きました?」って。いったいどこの世間話ですか?

ああ、もう、さすがたるろってですね。あの女と、いつも横にいる眼鏡の女になんか全然興味はないと。あははー。
いや、いんですけどね、下世話なツッコミはどうせ、私ふくむ下世話な素人がやってますから。ええ。
おかげでお二方の本音というものが聞けましたし。コメンタリというものがたぶんはじめてで、会話が弾まなかったのが残念ですが。
このお二人は中と外がいっしょ、地に近い感じでした。小杉十郎太なみに渋いお声で、演技者としてのプロ意識を語る岸さんがステキですね。この作品で、キャラとギャップが激しいといえば、あやちー、小西兄さん、由貴姉えでしょうか(笑)


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