陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

十三日の金曜日恐怖症

2009-02-13 | 芸術・文化・科学・歴史




明日はこころが浮き浮きする日ですね。でも、バレンタインって会社がお休みだったらどうするのでしょう? 同僚への義理チョコでしたら、今日じゅうに配る方が多いのでしょうかね。
ところで、よく考えてみてくださいな。きょうもじつは特別な日。そう、不吉な記念日ですね。
このブログをたちあげて間もない頃、十三日の金曜日症候群というのがあることを紹介いたしました。(「13日の金曜日と神無月幸福症候群」

おもにキリスト教圏の人びとが、この日の因縁を慮って目立った行動を慎む、という状態のこと。外出も控えられるので、この日ばかりは消費も大幅に落ち込むのだそうです。ただし、おなじキリスト教圏でも国によっては、日や曜日が異なりもするようで。

迷信だと一蹴する御仁もおれば、医療事故や交通事故が多いというデータを主張する方もいたりで。
きっかり十三日の金曜日というわけではありませんけれど、「十三日」と「金曜日」にはいい想い出がありません。

きょうは夕方ごろから冷え込んでいるので、もしや去年の今時分のように、雪でも降っているのかしらと外を覗いてみれば。ドアの外は夜とはいえ、生ぬるい風が吹いていました。外にいたほうがよっぽど暖かいだなんて。この部屋はどこからか冷気が吹き込んでいるのだろうか、いぶかしんでみたくもなって。考えおよぶこと一時間、じつは寒いのは自分だけなのだと。


【画像】
サルバドール・ダリ(1904-89)『十字架の聖ヨハネのキリスト』(1951)


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