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陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

春先のネギに生じた異変

2025-05-25 | 家庭菜園・庭仕事・田舎通い

野菜づくりをはじめて驚くのは、植物の生態にやや詳しくなること。
通常、店で売られている野菜や果物の完成体しか認識していないと、思いがけぬ変態に驚かされることがあります。

これは2025年3月22日時点の、鉢植え移植ネギ。
前年11月から翌年1月あたりまで、根付きのネギを成長点を残してカットして植えたもの。

冬のあいだは二度、三度雪も積もったものの。
畑のコマツナやダイコンに比べたら生育は順調。1月に一度収穫したのですが、あれから2カ月ほどですさまじく伸びきっています。

ネギの冷凍貯金はけっこうありまして。
つい2月にも、ジャガイモ植え付け予定地に、コンパニオンプランツとして根付きネギを移植させたばかり。なので、この現住まいにある鉢植えネギは焦らず、どこまで伸びるか観察材料としたかったのですが…。

この時点では長いものだと30センチほど。
これまでは10センチほどでカットしていたので、かなりの伸び率ですね。ウェブ検索すると50センチ伸ばせたという方もいたので、私もなるべく寝かせておきたかったのですが、ここ数日、葉の先端が枯れてつぶれてしまう現象が発生。

ひょっとすると枯れてしまうのでは…?
卵酢をやりすぎたせい? 肥料焼け? …と思いつつ、この日、収穫しようと撮影したら!なんと、先端に球形のものが! 現在は翠ですが、どうみても蕾っぽい…。

どうやらネギ坊主がつくられてしまったらしい。
正確には花茎という部位で、ようするに花が咲いてトウ立ちしかかっている、と。しかし、このネギ坊主をかきとってしまえば、また新しい葉は伸びてくれるらしい。

…ということで、この日の朝、大急ぎで刈りこみました。
スマホの買い替えにキャリアショップに行く直前だったので、かなり焦りました。この春先の時期って、半日放置しておくだけで、翠はとんでもなく大きくなってしまうことがあるのです。

冬の寒さにさらされてしまうと、できてしまう花茎。
一定以上のサイズにならないとつかないので、これまでは短めに切っていたので見かけなかったのでしょう。

春分の日をむかえて桜も満開気味。
畑のコマツナも菜の花みたいな花が咲きかけていて、この翌日にあわてて収穫してしまいました。うっかりすると、全部、花が開いてしまいそうだったので。しかし、撮影したガラケーから画像をとりだすことができず(USBケーブルが充電用しかなかったため)、野菜づくり記事が書けません。けっこう頑張って作業した記録だったのに、ちょっとショックです…orz

この移植ネギをしたおかげで、ネギの在庫には困らなくなりました。
そろそろ畑で種から育ててみてもいいのかもしれませんが、育苗ポット推奨なのがちょっとめんどくさいのですよね。畑に直播きでほったらかしにできないものなのだろうか…(悩)


(2025.03.22撮影、03.24記録)




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