11月22日はいい夫婦の日。
なので、こんな男女の恋愛劇はいかがでしょうか。
ケビン・コスナーは「ウォーターワールド」にせよ「ダンス・ウィズ・ウルブス」にせよ、大自然を舞台にした上品な恋愛劇がよく似合う俳優ですが、その彼が主演したのが、1999年の映画「メッセージ・イン・ア・ボトル」
妻を失ってこころを閉じた男と、離婚した女が出逢うという恋愛劇。最初はこの設定で感慨も湧かなかったのですが、話を追ううちに泣いてしまいました。
メッセージ・イン・ア・ボトル [DVD]ワーナー・ホーム・ビデオ 2000-08-25売り上げランキング : 31225おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
離婚まもないテリーザは、浜辺に打ち上げられた瓶を拾う。
その中に入っていた手紙には、キャサリンという女性への愛が切々とつづられていた。勤め先の新聞社で話題にしたところ、かってに誌面に掲載されてしまう。だが、これが思わぬ反響を呼んで、国内から感動のメッセージが波のように押し寄せる。
手紙の筆者と思われる男性ギャレット・ブレイクを訪ねたテリーザは、亡き妻への愛を忘れない誠実な彼に惹かれていってしまう。だが、一夜を共にしたあとに、ふたりのあいだに亀裂が生じる事実が発覚してしまう…。
ロマンチィックな出逢いかたで恋に落ちてしまう男女のラブストーリーではありますが、それだけではない。亡き妻の遺品を巡って遺族と諍いの絶えなかったギャレットが仲直りをするなど、こころ温まる場面も。
テリーザの隠し事と「三通目の」手紙によってふたりの破局がもたらされ、ギャレットはテリーザを拒んでしまう。しかし、テリーザの愛を確信したギャレットは、彼女を求めて出航。
まさに、自分自身がテリーザへのラブレターを携えたボトルとなって、海に流れていくのです。はたして、ギャレットは無事に彼女の元へ辿り着けるのか。
最後はかなり意外でしたが、涙の波が押し寄せてきてこらえようがなかったです。
こんなに泣いたラブストーリーはひさしぶりですね。
共演は「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロビン・ライト。
監督は「僕の美しい人だから」のルイス・マンドーキ。
原作は全米で大ヒットした、ニコラス・スパークスの同名小説。