3D点群データを表示するためにはCloudCompareやMeshLabなどOSS系のツールなど、いろいろあります。ただ、どれも多機能でそこまで機能はいらないからもっと手軽に使える表示ツールは無いかと調べていたら、なんと、CloudCompareと同じページからccViewerという表示専用の軽いツールが提供されていました。今回はこのccViewerの紹介と、OSSで提供されているので、せっかくなので、Visual Studio 2019でビルドする方法について説明します。
ccViewerはCloudCompareのページのDownloadから入手できます。CloudCompareのページを開いて、ページの上部にある[Download]をクリックします。
下図の通り、[ccViewer]という箱があるので、そこをクリックして7ZIP圧縮されたファイルをダウンロードして、適当なフォルダに展開します。
展開したフォルダ内の ccViewer.exe がccViewerの実行ファイルなので、ダブルクリックして起動します。
以下が起動したccViewerの画面です。メニューも少なく、非常に簡素なUIです。
3D点群データのファイルをccViewer画面上にドラッグ&ドロップすることで開くことができます。以下はPLYファイル形式の点群データを開いた様子です。
3D点群データを表示する軽いツール(ccViewer)の紹介はここまでとさせていただきます。次回はこのccViewerをVisualStudio 2019でビルドする手順について紹介させていただきます。