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詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

冬芽/白木蓮

2018-02-13 | 俳句


<冬芽/白木蓮>

春近くなると木々の冬芽が防寒用の硬い殻を脱ぎ捨て柔らかい綿毛が姿をあらわす。
花のつぼみはふっくらとして丸みを帯びているけれど、葉っぱになる部分は小さく
やや尖り気味の姿になる。気温が上がってくると薄い白みを帯びた緑が開いてくる。
植物達の美しい一瞬だ。
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ペールイエロー/素心蝋梅

2018-02-12 | 
 

<はるいろ/素心蝋梅>

はるいろ ほのぼのと
うすきいろのころもをまとい
このさとにおとずれる
こごえたからだに
こごえたこころに
ひっそりとおとずれる
まってるひとがいてもいい
まってるひとがいなくてもいい
はるいろは
かすかなかおりを
ただよわせて
このさとにおとずれる


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遠目に香る/素心蝋梅

2018-02-11 | 俳句


<遠目に香る/素心蝋梅>

おはよう地球。おはようまだ夢の中の人。

物寂しい枯れた冬景色に遠目にも暖かな蝋梅の黄色。あっ蝋梅だ とわかるほど。
かすかな香りではあるがあの上品な香りを発しているであろう。
春の優しい使者である。写真は素心蝋梅。花芯部まで卵色をしていて俗に蝋梅と
いう花芯が暗紫色の花より一回り大きい。
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竹の花

2018-02-10 | 俳句



竹の花

<竹の花>

以前に取り上げたが、竹林全体に花が咲き、ついに立ち枯れが始まったようだ。
浄水場の一角なので気にもされずほっておかれたのだろう。竹は花が咲く事により
その一生を終える。きっと次世代へ子孫を残そうという自然の営みなのだろうけど
花から発芽した話は聞いたことがない。この竹藪全体が黄色を通り越して白っぽく
なって枯れるのを待つだけである。蕾が出たら古い竹を切り地下茎からタケノコを
出るようにしてやれば良かったのだろうけれど。そのままにしておくと花に栄養を
取られて地下茎まで弱ってしまう。
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交野道の雪

2018-02-09 | 俳句


<交野道の雪>

雪雲がくずれて雪が舞う。勤務先との往復に通る交野市への山道。積もるでなし
止むでなし。手袋の指がかじかんで感覚がない。雪が舞う彷徨うように雪が降る。
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ひなた/猫じゃらし

2018-02-08 | 俳句


<ひなた/猫じゃらし>

道端で「えのころぐさ」の枯れた子たちのとてもスッキリした絵を撮れました。
別名 猫じゃらし、まるできじの子猫たちが体を寄せ合っているようで、風の
止む隙間をねらってパシャ!いい子たちでした。
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春遠し/風草

2018-02-07 | 俳句


<春遠し/風草>

通勤途中の天の川土手道。時折ほほを雪混じりの風が刺す。道の端の5~60cm位の
枯れた風草が大きくうねって道をふさぐ。首を縮め目を細めて自転車をこぐ。
感覚的に春はまだ遠い。
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春待ち遠し/雪割一華

2018-02-06 | 短歌


<春待ち遠し/雪割一華>

毎日極寒の冷凍庫みたいな日が続いている。ひざに弱味のある身には毎日が我慢の
日々である。早く春にならないかな~
写真は「雪割一華:ゆきわりいちげ」数年前に京都植物園の野草園ゾーンで撮った
もの。私のブログのタイトルにも使っているけれど、早春の花である。 青とも紫
とも見える奥深い色が魅力なのだ。再度撮影に行きたいと思っている。春よ恋。
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立春の残り月

2018-02-05 | 俳句


<立春の残り月>

少々体調がおかしいので、一番の近場で手に入る一番遠い素材。お月さんは普段
仲良くしてもらったのでたまには楽をさせてもらう。玄関から5mの取材地(笑)
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冬木立/白木蓮蕾

2018-02-04 | 俳句


<冬木立/白木蓮蕾>

おはよう地球。おはよう立春。

ひょっとすると寒さにおびえているのは人間だけかも知れない。いや、狭義の意味
で言うと私だけかも知れない。それほど寒さに弱いのである。できた指のしもやけ
はいまだに赤く腫れあがっているし、油断していると耳までやられてしまう。
そのくせせい一杯の重ね着をしてウロウロしたがる。 この性格はやはり夏向きで
困ったものだ。暦の上だけでなく下にも早く「あたたかい春」が来てほしい。
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春の光/紅梅

2018-02-03 | 短歌


<春の光/紅梅>

立春。暦の上では春。とはいえ今冬一番の寒気団となると話は別。日本中が凍り付
いてふるえあがっている。 しかし、自然界は春の成長ホルモンが正確に胎動して
いると見えて時期になるとスノーフレークは芽吹くし梅は花をほころばす。人間の
体感にないすごい力がはたらいているように思う。2018年は2月4日ごろとか・・・
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月食の夜/朧満月

2018-02-02 | 短歌


<月食の夜/朧満月>

月食月食で一夜が明けた。新聞もテレビもブログも「月食」で埋め尽くされている
 しかも、皆さんの素晴らしいbestshotでほれぼれとみとれた。
しかし、こんな幻想的な満月が有ったことをご存知か。丁度葉を落としたブナの林
の上にぼんやりと輪郭をぼやかした月が日本画のように絵を作っている。月食の始
まる1時間ほど前の姿である。
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皆既月食/大阪枚方から

2018-02-01 | 随筆・雑感
  

<2018.1.31皆既月食>

皆既月食の予定?だった夜九時前。月は丸いもののあやし気な薄い雲が張りつめ
月食は始まったがほぼ正確に視認できたのは半分くらいまで。残念ながら上弦の
月とさほど変わらない姿に。あとはオレンジの月がぼんやりと雲間に存在するの
が解る程度の雲の量3打数1安打くらいの達成感。

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