詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

黒い実の置きみやげ

2017-12-20 | 短歌


<黒い実の置きみやげ>

ふと、気が付いた。あれほどやかましかった「ひよどり」の鳴きかわす声が聞こえ
ない。栴檀の実にも南京ハゼの実にも群がっていたはずの姿がない。もう遠い所へ
旅立ってしまったのか。残された黒い実を複雑な思いでながめる。

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2 コメント

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置きみやげ (流生)
2017-12-20 07:35:10
白桂さま
おはようございます。

カメラアングル・・・上手いなぁ~~
短歌に合わせて哀愁漂う作品に。
遠くへ旅立ったやもの「ひよどり」
置き去りにされたかのような「南京ハゼ」
お見事!にてございます^^

今日も良い一日になりますように🎵
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置きみやげ (白桂)
2017-12-20 21:09:58
流生さまこんばんは。
コメントありがとうございます。

ヒヨドリは弱い鳥で常に群れで行動します。従って
群れのリーダーがパッと飛び立つとエサが有ろうが
なかろうが同行します。群れに危険な鳥が近づいて
きても同じです。きっと今頃南の暖かい国でしょう。
所在なげな黒い実はそれでもきれいです。
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