<凌霄花/のうぜんかづら>
大空の青さをも凌ぐと形容されるのうぜんかずら なぜ凌霄花を
「のうぜんかづら」と呼ぶのは知らないが とても勢いのある植
物であることに間違いはない。今がさかりでツル全体にオレンジ
の花が咲き乱れる。
<凌霄花/のうぜんかづら>
大空の青さをも凌ぐと形容されるのうぜんかずら なぜ凌霄花を
「のうぜんかづら」と呼ぶのは知らないが とても勢いのある植
物であることに間違いはない。今がさかりでツル全体にオレンジ
の花が咲き乱れる。
<合歓/ネム>
田の稲も根づいたようで青々とした葉っぱが見事な列を作って
いる。そして田んぼと里山の境目にあるネムが夢のような花を
咲かせている。デリケートなこの花は少しの風にもそよろなび
いてなかなか写真にとるのは気難しい植物である。だから風の
無い日や朝早く風の起きる前に撮影する。
<泰山木 その2>
この大輪の花 暑い日々を迎えますます勢いを増したような
目の高さに咲いた花の花芯を細かく観察できた。
めしべはカップラーメンみたいにちぢれ おしべは直めん様
に行儀よく並んでいる。 それを囲む花びらは暑さを忘れる
ごとき清楚な白 まことに造形美あふれた花である。
<待宵草>
よく月見草と混同して覚えられているが全く別物である。
待宵草は夜咲き翌昼前にはしぼんでしまう。 黄色の花
草丈1mほどになり大輪 写真の物は「小待宵草」で匍匐
性草丈30cmほどの小ぶりの黄色い花 普通の待宵草の
半分ほどの花 朝方河原や道ばたなどで見かける。
<忍冬/すいかづら>
うら山の一角すいかづらを見つけた。 良く垣根や公園の
植え込みで見かけるアレである。これは純粋の野生のもの
竹のはに絡みついているものの公園のと全く変わらない。
忍冬と書いてスイカヅラと呼ぶ不思議な植物。
真冬でも葉は枯れないところから忍冬そして花に蜜があり
甘いところから「吸いかづら」と呼ぶそうな
<柏葉紫陽花>
6月も今日で終わりだ 梅雨も大雨が降った以外雨らしい
雨も降らなかった これから年々高くなる気温(猛暑)と
戦わねばならない。ウォーキングの時は日傘をさして見て
くれなど関係なしに歩いている。 道ばたの柏葉紫陽花も
重たげに花房をたらしている。
<すもも>
特養の広い庭の南東の隅に1本のすももの木がある。
毎年たわわに実がなっているのだが今年はまばらにしか
なっていない 庭の外周を取り巻くように遊歩道がある
のだが その遊歩道にさしかけるように枝が張り出して
おり葉っぱだけのすももである。暑さのせいなのか不明。
<鬼あざみ>
鬼あざみは普通の薊に比べ激しいほどのトゲが全体を覆って
いる ちょっと触れただけでも怪我をする鋭さだ。
一般的なのは「のあざみ」とげはあるがもう少し優し気で花
の穂も広がっていていわゆるアザミの格好をしている。
鬼あざみはアメリカ原産繁殖力が強く駆除の対象になっている
自自体もある。 キク科 アザミ属
<沢胡桃>
クルミみたいな実がなるのかは知らないが沢胡桃の花が
満開である 初夏になると緑の藤みたいな花をたくさん
つける。 この花はウォーキング途中の図書館の手前に
ある保育園の土手にあるもので樹齢もかなり立っている
物と見えて大木である それも2本。
<アカンサス/葉アザミ>
当地ではめずらしいアカンサス ギリシャの国花でギリシャ
建築のコリント式に多用された ギリシャ時代には生命力の
象徴として育てられた植物。石膏デッサンのモチーフとして
用いられる キツネノマゴ科 ハアザミ属
<梅花空木>
名前の通り茎が中空になっている植物 花は7cmほどで
空木にしては大型 純白の花は清楚で美しい。
駐車場への小道の脇に植えられており梅雨時になると花を
たくさん咲かす。
<あじさい/空梅雨>
今年は晩春からいきなり真夏という変則的な季節の移り変わり
梅雨というしっとりとした時間が失われている。
梅雨にもっとも美しさを見せるあじさいも心なしかしおれ気味
あじさいと言う花は新種を生み出しやすい花なんだそうな
種もできない植物のどこにそんな力があるのだろう。
<沙羅の花/夏椿>
この辺りで1本だけある沙羅の木 真っ白で小さなちりめん
シワの花弁が特徴 沙羅に似ているので「沙羅の木」。
沙羅双樹と間違えて呼ぶ人も多い 別名:夏椿
熱帯性の沙羅双樹は日本では育たないとのこと 花付きが良く
庭木や街路樹に植栽される。
ツバキ科 ナツツバキ属
<ユッカ/君が代蘭>
この花は道ばたで良く見かける 君が代蘭なんて大げさな
名前だなと思っていたら「ユッカ」という別名も有った。
白いすずを思わす可憐だが大型の花は花穂が立つと背丈を
はるかに超える 夏の暑さに負けない立派な花だ。
<ほたるぶくろ>
図書館の前のロータリーの片隅にほたるぶくろが咲いている。
もちろん近隣の方々が植えられたもの 可憐な花は木々の陰
にひっそりと咲いている この辺りはもちろんホタルなど居や
しない この花の存在をどれだけの人が知って居るのだろうか。