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エルサレムへアメリカ大使館移転

2018年05月15日 | 日記

建国70周年の14日、アメリカの在イスラエル大使館が首都エルサレムに移転された。

トランプがいうようにイスラエルの政治機構はエルサレムにある。
なのに、各国の大使館は商都のテルアビブというのは、不自然といえば不自然だ。

政府機関はエルサレムの旧市街ではなく新しく開拓したところにあったのに意外感を持った記憶がある。
パレスチナとの関係がなければ、大使館などの政府機関はエルサレムに所在するのが一般論的。

キリスト教のイエスのナザレ、ヨルダン川は少し離れた所。
エルサレムの旧市街はアラブ人やユダヤ教の人達が目立つ。
ユダヤ人は当然として、アラブ人の多さに驚いた。アラブ人の街といっていいほど。
ごったまぜの街である。

世界最古の町(紀元前8000年)エリコ。
周りに山々がみえるのに、自分の立っているところは海抜マイナス、それも100とか200メートルの海の下に相当するところ。

気の遠くなるような時の流れ、自分が陸にいるのか海(水のない)にいるのかもわからない、ユダヤ・イスラム・キリスト教のごちゃまぜ。本当に混沌の世界である。
多くの部分が砂漠のような荒涼とした土地。

そういうところで国を建国し、生き続けている、ユダヤ人の国イスラエル。
旧約聖書の世界が生き続けているイスラエルを肌で感じたときに
それがホロコーストを生き延びたユダヤ人なのだと納得した。

理屈じゃない人間の生きる力の逞しさを感じた。

パレスチナ人との紛争が激化することになるかもしれない。
でも、どんなことがあっても、どこでであったも生き延びる。
そして、いつも、この地に戻ってくる。
10年ほど前にイスラエルを旅したときに持った感想だった。

ネタニヤフ首相の喜び、興奮ぶりを見て。