喜寿から始まる

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レンズを通してみる事実・真実ー真実を知ることの難しさ

2017年02月06日 | 日記

最近、真実・事実って何だろうと思うことがある。

私たちはほとんどの情報をマスコミ(紙ベース・映像ベース)を通じて得る。
マスコミというのは、報道者の目を通してみた情報である。
とはいうものの映像は何となく本物をそのまま伝えているように感じる。

でも本当だろうか?

これは、今日の産経新聞電子版からの切り取りである。
メラニア夫人のガウンは赤のようにみえる。
でも私は少し前にこの場面をデイリーメールで見ていた。
どちらかといえばピンクっぽい、紫っぽい色だと思っていたので、戸惑った。
彼女は赤がお好きなのかもしれない。
空港のお迎えの際にはまさしく赤の服だった。 

    

デイリーメールのビデオをみると、ここです。
赤かピンク・紫かで全く印象が違います。カラーの持つ意味も異なります。

色というわかりやすい例でしたが、報道をみていると、媒体によって微妙に違った事実を伝えています。
全く逆の内容になっていることも多いです。
海外のニュースの場合できるだけ現地の報道を見るようにしています。
また、可能な限り、性格の異なる媒体(たとえば民主党寄り、共和党寄りなど)を複数見るようにしています。 
が、大抵の場合は、比較材料などないことが多い。

皆さんよくご存じの「大澤弁護士」は研修所時代の友人です。
同じ「おお」で始まるので、いつも前後の机位置でしたが、その大澤さんが、
広末涼子さんのことを「隣にいる本物の広末さんを見てもは本人とはわからないのです。
レンズを通してみた画面に映る広末さんが僕らの知っている広末涼子なんです」という話をしていました。
とても印象に残っています。

私たちは、本物・実物に直接接することはほとんどないので、多くの場合、真実を知らないということなんですね。
思えば怖いですね。
勿論、同じの場合もあるので、余計ややこしいですね。 

(なお大澤弁護士はどちらも同じです。)