「長野県民芸術祭 2016 県民コンサート」事業の一環として 各種の優れた文化芸術の鑑賞の機会を県民に提供されていますが 10月事業のひとつに豊丘村に諏訪交響楽団をお招きし「とよおかコンサート演奏会」が10月2日豊丘中学体育館にて開催されました。諏訪交響楽団は大正14年に発足した日本でもっとも長い歴史を持つアマチュア交響楽団でその演奏力には定評があり平成11年にはウィーンで公演をされた実績あがります。来村団員は50名 常任指揮者は濱 一さん。
第一部の演奏曲は馴染みのウエーバー作曲:歌劇「魔弾の射手」序曲 ・ ベートーヴェン作曲:交響曲第5ハ単調作品67「運命」とりわけ運命はあまりにも有名で日本人なら知らない人はいません。第4楽章からなる壮大な運命の困難・歓喜が溢れる生演奏は久々で全身に鳥肌が立つほど感動しました。

第二部は豊丘地元との合同演奏で 豊丘中学校吹奏楽部による演奏は 久石 譲、木村 弓作曲:「千と千尋の神隠し」本澤なおゆき編曲:「スイング・スイング・メドレー」指揮は やまぐち 幸枝さん。中学生(女性のみで24名)なのに実にすばらしく馴染みの曲なので楽しい演奏でよかったですよ。

こちらは「とよおかウインドアンサンブル」ですがが一般・学生混合アマチュア演奏(28名)でジェイムズ・スウェアリンジェン作曲:管楽器と打楽器のためのセレブレーションとハロルド・アーレン作曲「虹の彼方に」で指揮者は片桐 達司さん 演奏が好きで練習されている方々ですが力強い演奏がとてもよかったですよ。
最後に諏訪響・ウインド・中学吹奏学部による合同演奏では総勢100名以上の大構成にてホルスト作曲:吹奏楽のための第一組曲を演奏・・・形を変えながらの旋律と掛け合いを織り交ぜながら体育館が鳴り響くほどの大迫力で盛り上がり大満足でした。
来場者数は約200名、雨で延期した小学校の運動会日とダブってしまったから・・・・ですがすばらしい企画で芸術の秋を楽しみました 演奏家の皆さんありがとうございました。