豊丘村教育委員会では村内の河野地蔵道地籍に所在する三島遺跡の発掘調査から出土された遺跡品の展示会が「ゆめあるて」にて22日から27日まで開催されています。今回の出土品は25年11月~26年3月まで調査団を編成し発掘されたもので 縄文時代(6,500年前) 古墳時代(1,500年前) 平安時代(1,200年前)の3つ時代の集落が確認され そこから多くの貴重な遺物が検出されました。
個々の説明は省略しますが 縄文時代の底部穿孔の有孔鍔付土器(ゆうこうつばつきどき)は全国でも初例ではなかろうかと注目されています(下の写真右)。
5000年前から1200前までの間約50点ほど展示されていて 土器類・ヤジリ・鉄製の利器・動物か人骨なのか その他・・・など興味深い出土品ばかりです。我が村の天竜川沿いにあるこれらの帯状に繋がる集落はすでに5000前の縄文時代から存在していたと・・・・ 仮に人骨ならDNA鑑定を試みたら我らのご先祖様だったりして・・・・遺跡品から語りかけられているみたいで古代ロマンへ夢が走る・・・これらの出土品がなにやら身近に感じられました。
上の写真は「いのしし頭」を形どった取ってですが 縄文時代作で大変貴重であり対で発掘されれば国宝級らしい・・。
平安時代には「ぐい飲み」土器があった(笑)。
これは「光」文字です 平安時代に書かれたもので豊丘文字第1号で硯もありましたから 見識者がいたらしい。この時代はすでに都では源氏物語や枕草子が書かれていますが こんな田舎で文字はめずらしいがすでに広域で人的交流があったのかも・・・又なぜ光なのか・・。
以上 こうして見れば人生80年なんかほんの一瞬です クヨクヨ オロオロなんかまばたき程度の時間なのです。時間を大事に使いたいですね。 是非の見学をお勧めいたします 無料 駐車場完備 27日まで。