前回は晩秋の花でしたが、今回は実が生った植物を載せてみます。まだ色が薄い物もありますが、私は花だけでなく、実を見つけるのも大好きです。近所で見られる身近な実ばかりですが、ご一緒に見て頂けたら嬉しいです。
カクレミノ(ウコギ科 カクレミノ属) 常緑小高木
「千葉県南部以西~沖縄に分布し、暖地の沿岸地に生育する。葉は厚みがあり変異が多く、若木の間は3~ 5裂に深裂するが、生長とともに全縁と2~ 3裂の浅裂の葉が混在するようになる。
カクレミノの開花は6~8月で、黄緑色またはクリーム色の小さな五弁花が15~40個、球状に集まって咲く。雌雄同株であり、両性花のみの花序と、雄花の混じる花序がある。両性花の後には直径1センチほどの実ができ、10~11月にかけて黒く熟す。」
私は一度も花を見たことがありません。6~8月に頻繁に見に行くのは難しいです。来年こそは見たいと思うのですが。
上の方の葉には切れ込みがありません。
アオキ(アオキ科 アオキ属) 常緑低木
耐寒性、耐陰性が強く庭木として重宝される。花期は3月下旬~5月下旬で雌雄異株。雌株は冬につやのある美しい赤い実を付ける。
まだ赤くなりかけです。
キミノセンリョウ(センリョウ科 センリョウ属) 黄色~オレンジ色の実を付ける。
トベラ(トベラ科 トベラ属) 常緑低木
「枝葉は切ると悪臭を発するため、節分にイワシの頭などとともに鬼を払う魔よけとして戸口に掲げられた風習があったことから「扉の木」とよばれ、これが転訛してトベラとなった。花期は4 - 6月で雌雄異株[。本年枝の先から集散花序を出して、甘い芳香のある白い5弁の花を上向きに咲かせる。花色ははじめのうちは白く、のちに黄色になる[2]。果期は6月で果実は直径1 - 1.5 cmの球形。、熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子を多数露出し、これが鳥のくちばしなどに粘着して運ばれる。」
この写真では、赤い粘液が少し乾いて来ていますね。
ハマヒサカキ(モッコク科 ヒサカキ属) 常緑小高木
「海岸近くに多く生息する。花は10-12月に葉腋に1-3個束生し、下向きにつく。白い五枚の花弁はツボ状に寄り添う。果実は径5mm、丸くて黒く熟する。花のつく枝ではほとんどすべての葉の根元にずらりとつく。プロパンガスに付けられた臭いと似ているので騒ぎになることがある。」
実は赤から黒に熟していきます。私は嫌な臭いに気付いたことが無いのですが…。
同時に花も咲いています。
ホソバヒイラギナンテン 先日黄色の花が咲いていたのに、もう実になって来ました。
キカラスウリ 10月10日に投稿した時は緑色でしたが、黄色くなっていました。
まだ緑色の実もありました。
イヌホオズキ(ナス科 ナス属) 1年草
「ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから名付けられた。全国の畑や路傍に生育する。
茎の途中から枝を出し、直径6〜7mmの白い花を4〜8個やや総状につける。萼は杯状で浅く5裂する。花冠は深く5裂して反り返る。液果は直径0.7〜1cmの球形で黒色に熟し、光沢はない。種子は長さ約2mm。花期は8〜10月。」
まだ実は緑色です。
ハチヤガキ(蜂屋柿)(カキノキ科 カキノキ属)
「 柿の一品種。岐阜県美濃加茂市蜂屋町原産の渋柿。果実は長楕円形で頂部がとがる。干し柿にする。」