観光客で有名な京都市交通局の
チンチンバス
が3月31日限りで引退する事になりました。
チンチンバスは京都駅から東山通沿線にある観光地を結ぶ路線用として1992年に導入されました。最初に5529の1台が入り、2ヵ月後に5541と5543が入り、3台体制で30分間隔で運行されていました。2001年より増発され、急行100系統となったわけです。増発された後も一般車に混じりながら活躍していたのですが、1992年式である事から
老朽化
が進み、廃車する事になったわけです。
で、チンチンバスは3台とも日野シャーシに東京特殊車体を載せたものとなっています。しかし、ボディは廃止された京都市電のN電を模したものとなっており、屋根上に並ぶ明かり窓がポイントでした。でも、日野シャーシといっても、形式はごく普通なU-HU2MLAA改ではなく、U-CG3KSUU改になっているのが不思議な点です。
さて、チンチンバスは乗車する機会がなかなか無かったのですが、今日に買い物で京都に行った折に乗車する機会を得たので、乗車してみる事にしました。乗車した便はチンチンバスとしては最後となる京都駅発14時50分の便でした。充当されたのは
5543
です。ラストランまであと2日とあって賑わいがあると思えば、客はそんなに多くいませんでした。やってきたバスにはさよならのマークなどが貼り付けられていました。車内に入ってみると、
チンチンバスらしく、
特殊
なものになっていました。明かり窓があるから車内は一層明るく見え、工夫を凝らした座席が特徴でした。それでも、チンチンバスの感じを味わう事が出来ます。
チンチンバスは時間の関係から七条京阪前で下車しましたが、それなりに楽しむ事が出来ました。
チンチンバスの後姿です。後はデッキとなっており、限りなくN電に近づいていたような気がします。っていうか、N電より戦後の特急「つばめ」に使用されていたマイテ49形とかマイテ58形に似ているような気がしますが・・・。しかし、よく見てみると、デッキに
機器スペース
があるじゃないんですか・・・。
このようにチンチンバスは走り去ってしまいましたが、チンチンバスの代替として洛バス用の新車が導入され、いすゞエルガの西工ノンステップバス3台が登場しています。ちなみに新しいチンチンバスはコスト高からもう作らないのこと。
チンチンバスが引退する直前、洛バスに意外な新顔が登場しました。それはかって横大路に所属していて地味な路線で活躍していた
ニューエアロスターCNGバス
なのです。
車番は6663で、この車両は横大路営業所に新製配置され、今まで主に13・特13・18・特18系統に充当され、稀に81系統に入るといった地味な運用をこなしていたのです。それが突然梅津営業所に転属され、CNGバスであることから洛バスの100・101系統に充当されるようになったのです(102系統は梅津担当ではないので充当されません)。洛バス(102系統を除く)の車両は全ていすゞ車ばかりでしたが、三菱ふそう車が加わったことで、一層にぎやかになりました。
チンチンバス
が3月31日限りで引退する事になりました。
チンチンバスは京都駅から東山通沿線にある観光地を結ぶ路線用として1992年に導入されました。最初に5529の1台が入り、2ヵ月後に5541と5543が入り、3台体制で30分間隔で運行されていました。2001年より増発され、急行100系統となったわけです。増発された後も一般車に混じりながら活躍していたのですが、1992年式である事から
老朽化
が進み、廃車する事になったわけです。
で、チンチンバスは3台とも日野シャーシに東京特殊車体を載せたものとなっています。しかし、ボディは廃止された京都市電のN電を模したものとなっており、屋根上に並ぶ明かり窓がポイントでした。でも、日野シャーシといっても、形式はごく普通なU-HU2MLAA改ではなく、U-CG3KSUU改になっているのが不思議な点です。
さて、チンチンバスは乗車する機会がなかなか無かったのですが、今日に買い物で京都に行った折に乗車する機会を得たので、乗車してみる事にしました。乗車した便はチンチンバスとしては最後となる京都駅発14時50分の便でした。充当されたのは
5543
です。ラストランまであと2日とあって賑わいがあると思えば、客はそんなに多くいませんでした。やってきたバスにはさよならのマークなどが貼り付けられていました。車内に入ってみると、
チンチンバスらしく、
特殊
なものになっていました。明かり窓があるから車内は一層明るく見え、工夫を凝らした座席が特徴でした。それでも、チンチンバスの感じを味わう事が出来ます。
チンチンバスは時間の関係から七条京阪前で下車しましたが、それなりに楽しむ事が出来ました。
チンチンバスの後姿です。後はデッキとなっており、限りなくN電に近づいていたような気がします。っていうか、N電より戦後の特急「つばめ」に使用されていたマイテ49形とかマイテ58形に似ているような気がしますが・・・。しかし、よく見てみると、デッキに
機器スペース
があるじゃないんですか・・・。
このようにチンチンバスは走り去ってしまいましたが、チンチンバスの代替として洛バス用の新車が導入され、いすゞエルガの西工ノンステップバス3台が登場しています。ちなみに新しいチンチンバスはコスト高からもう作らないのこと。
チンチンバスが引退する直前、洛バスに意外な新顔が登場しました。それはかって横大路に所属していて地味な路線で活躍していた
ニューエアロスターCNGバス
なのです。
車番は6663で、この車両は横大路営業所に新製配置され、今まで主に13・特13・18・特18系統に充当され、稀に81系統に入るといった地味な運用をこなしていたのです。それが突然梅津営業所に転属され、CNGバスであることから洛バスの100・101系統に充当されるようになったのです(102系統は梅津担当ではないので充当されません)。洛バス(102系統を除く)の車両は全ていすゞ車ばかりでしたが、三菱ふそう車が加わったことで、一層にぎやかになりました。
貴方のブログ拝見しました。
確かに6663と6664は快速205系統に充当されていましたね。実は拙者もその姿を目撃した事あるのですが、まだ撮影していません。
それにしても、6663と6664は地味に活躍していたものが梅津に転属してから表舞台に出るようになりましたね。三菱ふそうが好きな拙者にとっては嬉しい出来事です。