治療の繰り返しから卒業。池袋同仁歯科スタッフブログ

実は生涯歯を残すことができる。一本の歯でなく、トータルでみて総合治療。歯の情報近況など発信中。

抜歯と同時にインプラント

2009-08-20 | インプラント
こんにちは。

久しぶりに診療のことを書きますね。

インプラント治療は数年前までは

まだまだ未開拓の治療であり、

危険なものというイメージが

ありました。

今日では材質や術式も

確立され、

基本にさえ忠実であれば

リスクもある程度限定される治療と

いえるでしょう。

また、私がこのごろ頻繁に

させていただいている抜歯と同時の

インプラント手術も

非常に有効な方法であると

実感しています。



従来は抜歯をしてから骨の回復を待ち(長い方で6月から1年)

そしてインプラント治療という段取りが

当たり前でした。


しかし、

これが今私が多用している抜歯と同時のインプラント手術
(業界用語では抜歯即時インプラント)

では、骨の回復をインプラントによって

コントロール誘導しようという考えで、

抜歯と同時に行うことにより早い方で2月で歯を

いれることができるのです。
(まだ一部では否定的な方もおられます。あくまで私の実感です。)


また逆に抜歯してから日が経つと骨が

吸収してしまい

骨の移植などが

必要なケースがでてきます。


このことを考えると

抜歯をする前に

ぜひ少しだけ

かんがえていただきたいと

思います。

今すぐ抜歯していいのかと。



今日も昨日の手術の方の消毒がありましたが、

傷口はきれいになおっており、

新スタッフは

感心していました。

抜歯と同時は今まで見たことがないそうなので

ムリもないでしょう。


ある意味全く逆方向の考えですから。


何かの本に書いてましたが、

頭は柔軟に

フットワークは軽く

大事なことですね。


金曜日も同様の手術があります。


機会があればまたご報告します。


今日はまじめなお話でした。


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