大学のクラス会の写真が送られてきた。
卒業してから40余年一度も会ったことのない連中。
どれも立派な(?)老人の顔、
名前も顔もすっかり想い出せない。
唯一幹事役のT君を僅かに記憶しているだけ。
彼の声かけで定期的に開いているようだが
ぼくは出席したことはない。
出かけて行くほど会いたい人が居るわけでもなく。
ただ、校舎のまわりの桜の花には
もう一度会いたいと思う。
落花の中を歩いてみたいと思う
(この頃 桜吹雪と青年が夢に現われるので)
キッチンベアーのランチも食べたい。
親しい詩人がクモ膜下で倒れた。
繊細な人だからストレスをためてしまったのだろう。
幸い手術が成功して
今はリハビリに専念しているようだ。
遠くから快癒を祈っている。
里山に住む友人から
やっと前向きのメールが届く。
放射線に怯えて物事を悲観的にとらえていたが
ようやく希望の兆しが見つかったという。
よかった!
林檎むくイヴの手暗く淡々し