「新潟県護国神社」のお話。 先日、久しぶりに日本海に面した松林の緑に囲まれた、静かな環境の中にある「新潟県護国神社」を訪れた。神社の境内脇には新潟市の遊歩道が設けられ、“西海岸公園”として文学碑(北原白秋碑、坂口安吾碑等)が設置されており、散策者が絶えない場所となっている。また、ここは私が“結婚式”を挙げた思い出の場所でもある。
私は「新潟県護国神社」を参拝した後、日本海の波の音を聞きながら、最初に「ふるさとは 語ることなし」と石碑に刻まれた、新潟市出身の小説家≪坂口安吾の記念碑≫を訪ねてみた。何年ぶりに訪れたのだろうか。この小さな山は、私が子供の頃、自宅からスキーを持参し、スキーを楽しんだ場所でもあった。
次に“海は荒海 向こうは佐渡よ”で始まる北原白秋の童謡「砂山」の≪歌碑≫を訪れた。白秋は1922年6月12日、「新潟市児童音楽研究会」による「白秋童謡音楽会」に招かれて新潟市を訪れ、音楽会のあと、ここ寄居浜に足をのばした。白秋は“日本海”と“砂丘”の風景に強い感銘を受け「砂山」の着想を得たといわれている。この≪歌碑≫は、理由は不明であるが、全部“ひらがな”で彫られてある。
「日本の白砂青松百選」にも選ばれた「新潟県護国神社」周辺の閑静な松林は、私達の心を癒してくれる場所でもある。
「新潟県護国神社」 正面の入口。
「新潟県護国神社」 入口から神社までの長い参道。
「新潟県護国神社」 入口から神社までの長い参道。
「新潟県護国神社」
「新潟県護国神社」
「新潟県護国神社」
「新潟県護国神社」
「新潟県護国神社」 「ふるさとは 語ることなし」と石碑に刻まれている≪坂口安吾の記念碑≫。
「新潟県護国神社」 私が子供の頃、スキーで遊んだ場所。
「新潟県護国神社」
「新潟県護国神社」 北風にあおられ、左側に傾いている松。
「新潟県護国神社」
「新潟県護国神社」の裏手に日本海が広がっています。
「新潟県護国神社」
「新潟県護国神社」
「新潟県護国神社」
「新潟県護国神社」
「新潟県護国神社」 “海は荒海 向こうは佐渡よ”で始まる、北原白秋の童謡「砂山」の≪歌碑≫
「新潟県護国神社」